弾突バトル!フリックス・アレイ FICS編」カテゴリーアーカイブ

弾突バトル!フリックス・アレイ FICS 第94話「激震の悪あがき!フクベ、最後の逆襲!!」

第94話「激震の悪あがき!フクベ、最後の逆襲!!」

 

 ダントツウィナーズVSユーロフリッカー騎士団の決勝戦を控えたある日。
 千葉県佐倉市佐倉城址公園では、着々と会場の準備が進められていた。

 フィールドの準備、客席や観客の動線の確保、看板や装飾の取り付け、屋台に入る団体への交渉などなど。
 意外と会場の用意はいろいろとやる事が多い。

 なんと言っても決勝戦だ。
 最高の舞台で戦ってもらい、それをより多くの人々へ伝えたい。
 そんな思いを胸に、全ての運営スタッフが総動員で準備に取り掛かっている。
 普段は象徴的な扱いで実作業には加わらないフリップゴッドも、今回は現場に出て動いている。
 主には確認と承認作業ではあるが、このような大舞台になると、それも大変な仕事だ。

続きを読む

弾突バトル!フリックス・アレイ FICS 第93話「決戦へ向けて!最後の猛特訓!!」

第93話「決戦へ向けて!最後の猛特訓!!」

 

 いよいよ、優勝を争う二チームが決定し、世界一への道が目に見えてきた今日この頃。
 学校ではその話題で持ちきりだし、バンの父もプロテイン入りの特製味噌汁ぶっかけご飯を毎日ご馳走してくれるようになった。

 そして、決戦の時は刻一刻と近づいてくる。
 そんなある日、ダントツウィナーズは遠山段治郎へ呼び出され、フリックス迎賓館と呼ばれる施設へ足を運んだ。

「なぁ、じいさん。こんなとこに呼び出して何の用だよ?」
「フォッフォッフォッ、まずは決勝進出おめでとう。世界一まであと一歩じゃな」
「……まぁな」
「その朗報を聞きつけた特別ゲストが、おぬしらに会いたいとわざわざ海を超えてやってきたんじゃ」
「海を?」
「入ってきてええぞ」
 段治郎が言うと、扉が開き数人の少年達が入ってきた。
 その姿を見てバンは目を丸くする。

続きを読む

弾突バトル!フリックス・アレイ FICS 第92話「意地と意地のぶつかり合い!TSインテリジェンスVSユーロフリッカー騎士団!!」

第92話「意地と意地のぶつかり合い!TSインテリジェンスVSユーロフリッカー騎士団!!」

 

 柏スタジアム。
 ここではいつにも増して大きな熱気に包まれていた。
 何故なら……。

『さぁ、ここ柏スタジアムで行われるのはTSインテリジェンスVSユーロフリッカー騎士団の最終戦!!これに勝った方が優勝争いに加わる事が出来る大事な試合だ!!
ルールは『コリジョンアクティブ方式』だ!思いっきりぶつかっていけよぉ!!ー』

続きを読む

弾突バトル!フリックス・アレイ FICS 第91話「ダントツウィナーズの向かう先 俺達の目指すもの」

第91話「ダントツウィナーズの向かう先 俺達の目指すもの」

 

 研究所。
 ダントツウィナーズはいつものようにミーティングを行なっていた。

「現在、我がダントツウィナーズは7勝4敗で暫定トップ。そしてFICSは残り一戦のみ。確実に優勝を争うトップツーに入っている」

「これでもダントツトップってわけじゃねぇのか」
「暫定2位はどのチームなんですか?」

続きを読む

弾突バトル!フリックス・アレイ FICS 第90話「正義を超えた願い」

第90話「正義を超えた願い」

 

 柏の葉公園総合グラウンド。
 ここではダントツウィナーズVSデウスリベンジャーズの最終戦が行われていた。

『さぁ!ダントツウィナーズVSデウスリベンジャーズの最終戦は激しい鍔迫り合いとなっている!』

「いっけぇ!ストライクビートヴィクター!!」
「やれぇ!イービルリッパー!!」

続きを読む

弾突バトル!フリックス・アレイ FICS 第89話「リサの苦悩 ダントツウィナーズの一員として」

第89話「リサの苦悩 ダントツウィナーズの一員として」

 

 ダントツウィナーズVSデザートハンターズの最終戦。
 チームの中で出遅れてると焦ったリサはウェイバーに慣れない高火力改造を施した影響でいつものバランスが崩れ、チームの足を引っ張り敗北してしまった。

 自責の念に苛まれたリサは思わずその場から駆け出してしまった。

「……」
 飛び出したは良いものの、行く宛もなく、リサはトボトボと田舎道を歩いていた。
(私、ダントツウィナーズ失格なのかな……)
 先程の試合を思い返すと、暗澹たる気分になる。
 役に立たなかったどころか、自分が出しゃばりさえしなければ勝てた試合だった。
 足を引っ張ったと言うレベルじゃない。
 且つて、チームワークを乱す行動をとったザキをチームにとって害だと断じた事があったが、その言葉が自分に返ってくるとは。

続きを読む

弾突バトル!フリックス・アレイ FICS 第88話「超強化!新生ウェイバー改造大作戦!!」

第88話「超強化!新生ウェイバー改造大作戦!!」

 

 ダントツウィナーズは絶好調だ。
 バンは新型のストライクビートヴィクターを手に入れ、ザキもダークネスディバウア改にパワーアップ。
 これによって、一気に二連勝。優勝争い加わる事が出来た。
 そして、リサは……。

「……」
「いっけぇ!ストライクビートヴィクター!!」
 練習場でバンがリサのウェイバーを弾き飛ばした。
「あっ」
 愛機が飛ばされるのを見て、リサは我に返った。
「何ボーっとしてんだよリサ。練習中だぜ、集中しろよ」
「う、うん。ごめん……」
 ウェイバーを拾うリサは更に思いに耽る。

(バンのストライクビートヴィクターは更に強くなってる。そしてザキも……私のウェイバーじゃ、もう太刀打ち出来ない)

続きを読む

弾突バトル!フリックス・アレイ FICS 第87話「徹底マーク!狙われたストライクビートヴィクター」

第87話「徹底マーク!狙われたストライクビートヴィクター」

 

 亀山湖。ここでは、ダントツウィナーズとTSインテリジェンスの最後の試合が行われる。

 特設された控室でダントツウィナーズが作戦会議をしている。

「TSインテリジェンスとの戦績は1勝1敗。ここはどうにか勝ち越しておきたい所だが……」
「問題ねぇって!アフターブーストは確かに凄いけど、俺には最強の新型機、ストライクビートヴィクターがあるんだぜ!」
「ストライクビートヴィクターはまだTSインテリジェンスと直接対決してないし、データも揃ってないはずだしね」

続きを読む

弾突バトル!フリックス・アレイ FICS 第86話「真夏の強化合宿!海と山と幽霊と」

第86話「真夏の強化合宿!海と山と幽霊と」

 

 夏真っ盛り。
 学校はもちろんの事、FICSの試合が休みとなるお盆期間を利用してダントツウィナーズは新舞子海水浴場へ夏合宿に来ていた。

「ひゃっほー!!海だ海だー!!!」
 水着に着替え、バンとリサは波打ち際ではしゃいでいる。
 ザキは水着で準備運動をしていた。

「はしゃぐな!」
 伊江羅が一喝する。
「そりゃ、はしゃぐよ、海だし……」
 伊江羅に叱られ、渋々砂浜に上がる。
「俺たちは遊びに来たんじゃない。これから激しくなるFICS後半戦に向けての強化合宿に来ているんだ」
「あ、はい」
「早速だが、10分後に訓練を開始する。準備運動は各々で済ませておけ」
 いつも以上に厳しい伊江羅博士。
 バン達は素直に従い、準備運動を済ませて機体を手に集合した。

続きを読む

弾突バトル!フリックス・アレイ FICS 第85話「フクベの制裁 離反の代償」

第85話「フクベの制裁 離反の代償」

 

 TSインテリジェンスVSデウスリベンジャーズの試合はTSインテリジェンスが制した。
 そのバトルでデウスリベンジャーズはフクベの命令に反し、正道なバトルに目覚めたのだった。
 しかし、それを見ていたフクベは……。

「この大バカ者が!!!」
 バチィィン!!!
 会場から控え室へ続く暗い廊下の隅で、打撃音が響く。
「ぐっ!」
 フクベに殴られたアルベルトはフラつきながらも立ち上がりフクベを睨み付ける。
「何だその目は?まだ私に逆らうと言うのか?」
「……別に、そういうわけじゃ」
「なんだその態度は!!!」

 再び腕を振り上げるフクベ、その前を二つの閃光が走った。

続きを読む