第13話「ダントツのグルメ」
グレートフリックスカップ決勝戦。
お互いのアーマーを砕き合うと言う正しく死闘だった。
ダンガ「喰らい尽くせ!キメラビースト!!」
カイヤ「やれ、プロトキメラ!」
第13話「ダントツのグルメ」
グレートフリックスカップ決勝戦。
お互いのアーマーを砕き合うと言う正しく死闘だった。
ダンガ「喰らい尽くせ!キメラビースト!!」
カイヤ「やれ、プロトキメラ!」
第12話「宿命の決勝戦」
グレートフリックスカップ準決勝。カイヤとコウキのバトルは、コウキのトリプルファングが破壊されると言う結果でカイヤの勝利となった。
カイヤ「いい経験値になったよ」
コウキ「く、くそぉ……!」
ダスト達「「「コウキ様」」」
第11話「カイヤVSコウキ」
グレートフリックスカップ決勝大会準決勝第一試合。
真島「さぁ、大盛り上がりのグレートフリックスカップもいよいよ準決勝です!対戦カードはダンガ君VS宇波カイト君!カイト君は今大会最年少ながらここまでよく健闘しました!対するダンガ君も調子は上々!熱い戦いが期待できそうです!!」
バトルスタート。
第9話「GFC開幕」
GFC開催が発表されてから数週間後。
ダンガは地区予選を難なく突破し、決勝大会へ進出。
そして今日が決勝大会当日。
ダンガ達は会場である千葉県の幕張へやってきた。
アキラ「ついに決勝大会だね!」
播磨「初出場でここまで来るとは、さすがだよ」
ダンガ「予選も美味かったが、決勝はもっと美味そうな匂いがプンプンするな……!」
アキラ「ダンガくん、大会始まるまで我慢しなきゃダメだよ」
ダンガ「当たり前だ。せっかくのご馳走を前につまみ食いするような無粋な真似はしない」
無秩序に見えて、ダンガはこう言うところは意外と理性的だ。
第8話「カイヤの渇望」
ある日の播磨家。
アキラ「お父さん、グレートフリックスカップの日程が決まったみたいだよ!」
アキラがスマホ画面を見ながら言った。
播磨「そうか、もうそんな時期か」
ダンガ「グレートフリックスカップ?なんだそれは?」
アキラ「フリックスアレイの全国大会だよ!日本中から強いフリッカー達が集まってくるんだ!」
ダンガ「なるほど、そいつは美味そうだ。今すぐ行くぞ」
アキラ「ま、待って!大会は一週間後だから、まだだよ!?」
ダンガ「なら、大会に向けてフリッカー達が練習してるはずだな。そいつらを食いに行くぞ」
切り替えの早いダンガは目標を定めて飛び出した。
アキラ「あっ、ちょ、ちょっと待ってよ!!」
アキラもその後を追いかける。
播磨「ははっ、相変わらずまだなぁ!
播磨はそんな二人を微笑ましく見送った。
……。
グレートフリックスカップ開催の知らせはあらゆるフリッカーの耳に届いた。
当然、路地裏のアジトで屯っている『ダスト』の連中もこの話題で持ちきりだ。
第7話「目覚め」
レイガとの戦いに勝利したダンガは、レイガから紫のアーマーを譲り受ける。
播磨博士は早速研究所でそのアーマーのデータ分析をするのだった。
そして、翌日。
播磨、アキラ、ダンガは研修室へ集まり、播磨の研究結果を聞いていた。
播磨「間違いない、これはキメラシステムだ」
アキラ「じゃあ、お父さんが作ったもの……?」
播磨「あぁ、二つしかアーマーを取り付けられないところから、恐らくプロトタイプだろう」
アキラ「たった二つのアーマーでアレだけのパワーを……!」
ダンガ「面白い。こいつがあればもっと美味いバトルが食えるわけだ」
第6話「ダンガVSレイガ」
白井研究所【フロンティア】。
いつものようにカイヤのトレーニングに付き合っている白井所長。
カイヤ「……ふぅ」
一通りのメニューをこなし、カイヤは一息つく。
白井「素晴らしい!またも記録が伸びている!もはや君に勝てるフリッカーとなるとプロの世界でも探すのが困難だろう!」
白井所長の大袈裟な賛美に、カイヤは眉ひとつ動かさずに答える。
第5話「フリックスの鬼」
播磨博士の所有している地下練習場。
今日も今日とて、ダンガはキメラビーストのデータ収集のためのトレーニングバトルをしていた。
ダンガの目の前には高速で動き回るターゲットが一台。
播磨「よし、準備OKだ!ダンガくん、キメラビーストをスタマンホコンボへ組み替えてくれ!」
ダンガ「待ちくたびれたぞ……!」
ダンガがキメラビーストに全身緑のアーマーを取り付ける。
第4話「コウキの覚悟」
ある昼下がり、ダンガとアキラは二人並んで商店街を歩いていた。
アキラ「えっと、あと必要な材料は……」
ダンガ「おい、いつまでこんな所を歩かせるつもりだ?良い加減バトルさせろ!飯の時間だ!!」
アキラ「ダメだよ。お父さんから頼まれた買い出しまだ終わってないんだから。言う事聞かないとダンガ君追い出されちゃうよ?」
ダンガ「ちっ、とっとと終わらせるぞ」
悪態をつきながらダンガはアキラの後をついて歩き、とある店の前にたどり着いた。
アキラ「あとは、ここかな」
店の看板には『洗濯バサミ専門店センバ屋二号店』と書かれていた。
ダンガ「洗濯バサミ専門店?フリックスとどう関係がある?」
アキラ「センバ屋は元々野田市の洗濯バサミ専門店だったんだけど、19代目社長がトップフリッカーでお店の方もフリックスに使える洗濯バサミも取り扱うようになったんだ」
ダンガ「なるほど。意味は分からんが、ここの洗濯バサミは美味いって事か」
アキラ「……ダンガ君の言ってる意味の方が分からないよ」