爆・爆ストーリー ZERO 第51話 G

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「日誌を読む」


セシル「どうしたの?」
 クロウはセシルにそのノートを見せた。

セシル「研究日誌・・・って改良型ヒューマノイドについて!?」
クロウ「ああ。何か分かるかもしれない・・・。」
 クロウはそのノートを開く。
 日付は、ちょうど12年前をさしていた。

 「ついに、我々の念願が叶った。そう、母体の中に注入した遺伝子が受精したのだ。
 これまで、10数体もの母体を手に入れ、実験を行ったが・・・成功したのはたった2体のみ。
 それでも、これは大きな一歩であろう。」

セシル「その2体って・・・。」
クロウ「おそらく、俺も含まれているんだろう・・・。」

 さらにページをめくっていく。

 日付は、今から6年ほど前になっている。
 「母体の中に注入した遺伝子は二つとも無事誕生し、我々の予想以上の力を発揮している。
 あとは、この2体のデータを取り研究して行くのだが・・・。
 ここで誤算が生じた。
 この二人はあまりにも強すぎた。そして、我々の手の届かない場所へと旅立ったと言うのだ。
 私は焦った。せっかくの研究対象がいなくなっては困る。
 そこで、私はヒスイに、奴らの捜索を命じた。」

セシル「ひ、ヒスイ・・・!?」
クロウ「どういうことだ・・!?ヒスイは、俺の兄弟だったんじゃ・・・!」
セシル「と、とにかく読みましょう。まだ判断するのは早いわ。」
クロウ「あぁ・・!」

 「逃げ出した2体のヒューマノイドのうち、1体は簡単に見つけられた。
 だが、データを取ろうにも、そのヒューマノイドはビーダマンを持っていない。
 そこで、ヒスイに開発したばかりのパワードスナイパーを持たせ、それをエサに奴と一緒に旅をさせた。
 全ては、データ収集のために・・・!」

セシル「これって・・・クロウと同じ・・・。」
クロウ「あぁ・・・しかも、パワードスナイパーだと・・・・!まさか、あいつも・・・。」
 と、その時、日誌から一枚の写真が落ちてきた。
セシル「写真・・・こ、これ!?」
 その写真には、三人の男が写っている。日付は今から3年前くらいだ。
 真ん中にはちょっと年老いた男。その右には翡翠色で長髪でメガネをかけた少年。その左にいる少年は・・・。
セシル「こ、この子の持ってるビーダマン・・・!」
クロウ「ホーリープリンス・・・。」
セシル「確かに、どことなくシルバに似てるけど・・・。」
クロウ「馬鹿な!3年前だぞ!あんな年寄りが!」

 ザッ!
 その時、後ろから足音が聞こえてきた。
クロウ「!?」
 振り向く。そこに、立っていたのは・・・・。
ヒスイ「なんだぁ、来ちゃったんだ。」
 怪しくメガネを光らせる、ヒスイだった。
クロウ「ヒスイ・・・!」
ヒスイ「まったく、あのままさよならしてればよかったのに・・・。
まぁ、見られちゃった以上、放って置く訳にはいか無いかな。」
 ヒスイはジェイドグラスパーを取り出し、クロウたちに向かって撃った。

 

 




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