「やっぱり戻る」
セシル「確かに、危険なのは分かるけど・・・。」
わざわざ危険な所に行くのも気が引ける。
クロウ「いや、危険だからこそ行くのかもしれないな・・・。より、強くなるために。」
そう、危険を恐れていては強くなる事は出来ない。
クロウはここにきて原点に考え方を戻すことにした。
クロウ「行くぞ。グズグズしてる暇は無い。」
セシル「あ、うん!」
二人は元来た道を引き返す。
道はカーブを描いていたため、塔の裏側が見えてくる。
その塔の裏側にも扉がある事に気づく。
クロウ「イチイチ正面まで戻るのも面倒だ。裏口から行くぞ。」
セシル「うん。」
二人は裏口の扉を開き、中に入る。
中は洋館のようなつくりになっている。
高そうな瓶や絵画、じゅうたん、階段などなどがある・・・。
クロウ「あれは・・。」
と、クロウは机の上にあるノートに気がついた。
手にとってみる。
そこには『研究日誌』と言う文字がデカデカと書かれ、その下に小さく『改良型ヒューマノイド』と書かれてあった。
クロウ「なに!?」
