タクトベースはガイストファブニルの正統進化説

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大分古い話題になりますが
ベイブレードバーストGTのタクトベースを覚えていますか?

可変する刃を搭載したレイヤーで
取り付けるウェイトによって出てくる刃の数が変わるので
ウェイトの種類でモードチェンジができると言うガチンコレイヤーの要素をこれでもかってくらい活かしているベースです

左回転で手動による可変機構を備えている事から
GT版ヘルサラマンダーとも呼ばれているこのベースですが

個人的に、このタクトベースはガイストファブニルが本来やりたかったけど出来なかった事を実現させた正統進化系として扱っています

ガイストファブニルは左回転の吸収型で
遠心力によって可変するラバー刃で
高速時はラバー刃を引っ込めて抵抗を少なくして
低速時はラバー刃を出して吸収しやすくすると言う

まさに吸収型の理想とも思えるギミックだったのですが
このギミックには落とし穴があって

低速回転時は相手の方が低速であってもラバーが出っ張るので、送り合いをすると最後の最後で抵抗になる

という点です

低速回転時にのみ吸収力を上げるというのは一見理に適っているのですが
送り合いにおいて重要なのは吸収力よりも最後の最後で粘る事
つまり、低速回転時に抵抗を低くする事こそが重要だったのです

そこでこのタクトベースなのですが

可変刃は緩々の非固定のため、ウェイトを一切つけていない状態でも遠心力で必ず広がります
どんなに低速回転でも広がります
そしてこの広がった刃は自分よりも高速で回転する右回転ベイに引っ掛かり確実に回転を吸収出来ます

ここまではガイストファブニルと同様ですが、ここからがポイント

お互いに回転を分かち合う送り合いの終盤になると
相手よりもこちらの方が回転力で上回ってきます
すると、今度は緩々な刃がいい感じに相手を受け流してくれます
しかもラバーじゃないので抵抗も低い
ほぼ円に近い状態で最後のスタミナくらべに挑む事が出来ます

後はより長く粘るドライバーの力を使えば高い確率で送り合いに勝利できるのです

ちなみに、ウェイトは緩々刃を活かす為に幻か双を選択しましょう

個人的には、送り合い狙いでバーストされる事はあり得ないので
重量を少しでも上げる為に双が良いでしょうか

双だと刃が二本固定されてしまいますが
片側に抵抗を加えると中の双ウェイトがズレて刃が引っ込むので問題ありません

両方に抵抗を加えるとさすがに引っ込みませんが
タイマンでの送り合いで両側に力が加わる事はほぼ有り得ないです

ただ、今の環境だとこんな低速時に引っかかりやすいレイヤーはスパーキングベイにあっさりすっ飛ばされるでしょうね

 

 

 

CM

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