最終話「強さへの道」
ラルドと別れたクロウとセシルは、深い森の中を歩いていた。
クロウ「朝から随分歩いてるが、まだ出られないのか・・・?」
セシル「まさか、迷ったのか?」
一向に森の出口にたどり着かないことに一抹の不安を覚える。
クロウ「だが、ラルドはこのまままっすぐ行けばいいと・・・。」
セシル「あ、クロウ!」
セシルが声を上げて前方を指さす。
木々の間から光が漏れている。おそらく、アレが出口だ。
クロウ「よし、行くぞ!」
セシル「うん!」
二人は出口に向かって駆け出した。
セシル「うっ、眩しい・・・!」
森を抜けると、陽射しが出迎えてくれた。
まぶしさに耐えながらうっすらと目を開けると、そこには荒野の一本道が続いている。
そしてその先には、一本の塔がそびえ立っていた。
クロウ「分かりやすい、道のりだな。」
セシル「う、うん。」
二人は、その順路に沿って歩き、塔の前にたどり着く。
セシル「こんな何もない荒野に、こんなに高い塔が建ってるなんて・・・。」
クロウ「あからさまに、怪しいな。」
その塔には、入り口に真っ赤な扉がある。
クロウ「(さて、どうするべきか・・・・。)」
1.せっかくだから、この赤の扉を選ぶぜぇ! 2.怪しい・・・入るのはやめよう
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