フリップスペル[超自律兵器起動!]とスーパーブンドドファイトを融合させてみた

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メカ好きの工作勢にとっては、人型ロボットへの変形というのはやはり強い憧れがあるのか
フリックスにおいてもロボへの変形を目指すフリッカーは初期頃から多く存在しました

とは言え、現実の兵器で人型ロボットに有用性が見出されていないのと同様
フリックスの初期ルールにおいてもロボへの変形は物理的には特に意味が無く
あくまでロマンという位置付けでした

しかし、ロマンを実戦で使えるようにする
と言うのがフリックスのコンセプト

そこでフリックスをロボット兵器形態に変形させる行動に意味を持たせた効果

『超自律兵器起動!』

と言うフリップスペルが2019年の1月に誕生しました

これは、規定した人型ロボット形態に変形した後
敵機からの攻撃に耐えて立ち続けていれば、自ターンが来るたびに自動でダメージが入り(射撃しているイメージ)
そこから関節を動かして敵機に接触することが出来れば格闘攻撃成功で追加ダメージが入る……と言う、人型ロボットの戦闘イメージと物理的な意味合いを両立させた効果になっています

それなりにルール調整がうまくいったお陰で、ニッチではあるものの割とよく使われるスペルにはなったのですが

ロマン溢れる絵面の割に、プレイヤーの干渉が少なく戦い方がオートになってしまい
戦術がヒロイックさに欠けると言う問題点がありました

特に近年は戦術が効率化されてしまい
簡単に規定をクリアした形態の人形を敵機から離れた場所でただ立たせるだけでオート攻撃スリップダメージを稼いでいく……と言う戦術がこのスペルの最適解のようになり
ロマンを求めて作ったはずなのに、本末転倒な状況になっています

カルイロボ149(ワンフォーナイン)

そこで今一度超自律兵器に何を求めていたのかを見直してみました

それを考える上で外せないのが
2020〜21年頃に展開していた別コンテンツ『ブンドドファイト』です

これは市販のロボットプラモデルの物理的な性能を活かして、アニメのようなロボットバトルをする事をコンセプトにしたゲームルールで
当時はそれなりに盛り上がったのですが

いっその事この要素を流用してみれば良いのかなと思い至りました
射撃をイメージだけのオートスリップダメージ方式にするのでは無く、ブンドドファイトと同じように3×3×3cm程度の大きさの物体を弾丸にして、それを機体に接触させたまま指で弾き飛ばして敵機に当てたらダメージが入る物理方式にして
射撃の仕方で細かくダメージが変化

射撃がオートじゃなく物理的なプレイヤースキルによるものになれば、バランス調整がやりやすくなるので他のルールもシンプルに出来ますし、超自律兵器同士のバトルも面白くなります

と言うわけで見直してみたのがこちら

射撃をブンドド方式にしたのに伴って、物理的に敵機を遠くへ弾き飛ばすように攻撃する事が可能になりました
あと、オート成功反撃を廃したので、バリケードの使用もありにしました
ステップは背中に触れて行うので、バックパックに翼があればその分バリケードを引っ掛けやすくなるかも?

元々は別スペルだった『超感覚醒』を行動コマンドに組み込んで、超自律兵器機体同士でのロボットバトルに意味が生まれるように調整

まだまだ調整する所は出てくると思いますが
一先ずこんな感じです
よりロボットバトルとしてのロマンを追求した新生超自律兵器起動!をよろしくお願いします

 

 

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