ベイブレードXアニメ第37話「予測不能」

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ん、これは……!
前話までとまるで面白さが違う!

原作と結果が違うんだ!原作と!

脚本家が変わったな!?どんな脚本家だ!?

 

 

 

 

 

 

案の定、兵頭一歩さんでした!!

 

 

 

兵頭一歩さんと言えば、記念すべき1〜3話の脚本を担当して、めちゃくちゃな原作からどうにか整合性持たせようとしてくれたり、面白いアニオリシーンを追加してくださったり
エクスエクササイズ、モテプロデュース、ナゾとモテ……と言った
ベイXストーリーになぜか存在する変な縛り(男は下げて女は上げなきゃいけない、バードは勝たせちゃいけない、勝ち負けよりもプロモーション重視……などなど)の中で出来る限り面白いお話を書いてくださる方という印象がありますが

今回は更なる偉業を達成してくれました

祝!アニオリでマルチがプロ初黒星!!!

いや、やって良いんだこれ……!って感じですね
だって原作だとマルチに黒星与えたくないがためにわざわざあんなまどろっこしくて訳のわからない展開(ぱっくんの不正を調査するために一旦保留で両者試合から除外)にしたにも関わらず
それを覆してマルチとレックスをぶつけて、その上で原作通りエクスvsレックスの対戦カードを描くためにマルチを敗北させる……!

今までのベイXからは考えられない偉業ですよ!

こういう競技もののキャラってのは
自然な流れで勝った負けたして一喜一憂する事で魅力が生まれるので
不自然に脚本家に贔屓されてなんでも出来るキャラってのは面白くないんですよ
だから僕はマルチのことが大嫌いだったんですが
今週のマルチは素直によかったです

予測不可能な動きをする相手に対して、ディフェンスタイプで堅実に迎え撃つというのは理にかなってるし
それでも乱数にやられて『ぐぬぬ……』ってなってしまうのは自然で人間味があります!

それと原作のこの話、不自然な点が山ほどあったんですが
ちゃんとアニオリセリフで補足が入って説得力のあるものになってましたね

クロムがレックスから逃げ回ってる〜のくだりとか
なんでスタミナ低いドランバスターで逃げ回るのか〜とか
レックスがティラノビートを好む理由とか

原作読んでて足りないなって思う事に全て答えてくれました

唯一の不満が、ゼロゴーがティラノビートがジャンプした時に驚いた所だけど(視聴者は観るの初めてだけど作中のキャラは散々観てるはず)
マルチは一切驚かずに対応してたので、ちゃんとレックスのバトルを見て研究してたってのが分かるのも良かったです!

 

 

 

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