弾突バトル!フリックス・アレイ トリニティ 第11話「舞い降りて来たチャンス」

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第11話「舞い降りて来たチャンス」

 

 

 静岡県某所。
 コンクリートで囲まれた薄暗い廃墟のような空間で、三人の少年が顔を合わせていた。
 一人は南雲ソウ、もう一人は甲賀アツシ、そしてもう一人は忍者を思わせる格好をした少年だ。

「俺達とチームを組みたいだと?」
 忍者っぽい少年が怪訝な顔をして復唱する。
「まさか孤高を気取っていたお前から、そんな言葉が飛び出すとはな。馴れ合いに興味でも出て来たか?南雲ソウ」
「……嫌なら、別の奴を探すまでだ」
 ソウは、相手の反応が芳しくないのが気に障ったのか、ぶっきらぼうに言う。
「待て待て、嫌とは言ってない。だが、どういう風の吹き回しだ?GFC決勝大会出場を辞退したかと思ったら、今度は俺達とチームを組んで赤壁杯へ出たいとは」
「……戦いたい奴がいる。それだけだ」
「あの、チャンピオンへのリベンジを蹴ってでも、か?」
 試すような口調で言うと、ソウはなんでもないと言う風にサラッと返した。
「奴などもう眼中にない。俺が行くのは最強への道だ」
「最強ねぇ……でも今年の赤壁杯はGFC決勝大会とスケジュールが被って……」
「面白い、俺は乗るぜ」
 と、今まで黙っていたアツシが開口一番そう言った。
「アツシ!?でもお前予選突破したのに……」
「大会は問題じゃない。大事なのは誰と戦えるかだ」
 アツシがそれだけ言うと、ソウはフッと笑った。
「……まぁ、俺は元々スケジュールは空いてたから問題はないが。だが、出場選手は5人だろう?他にアテはあるのか?」
「無いことはない」
「無いことはって、お前な……」
 何故か自信満々に答えたソウへ、忍者少年は呆れ顔をした。

 ………。
 ……。

 江東館との親善試合から数日後の朝。
 ゲンジは登校前に食卓で朝食をとっていた。

「モグモグ……今日は鯖味噌サンドか……意外と合うかも。パンと味噌って相性良いんだな。あれか、同じ豆だしピーナッツバターみたいなもんか」
 相変わらずの父の創作料理に舌鼓を打っていると、その父が玄関から一枚の封筒を持ってやってきた。
「おうゲンジ、お前宛になんか届いてるぞ?」
「へ、誰から?」
「GFCの公式競技委員会って書いてあるな」
 それを聞いて、ゲンジは口に含んでいたパンのを喉に詰まらせて咳き込んだ。
「ングッ、ゲホッ、ゲホッ!……じ、GFC!?」

 成都小学校。

「「「繰り上げ出場〜!?」」」

 登校したゲンジは早速朝受け取った郵便物についてナガト、ツバサ、ユウスケの三人に話した。
「あ、あぁ、なんでも関東予選で優勝した甲賀アツシが決勝大会を辞退したみたいで……それで、準優勝の俺に繰り上げ出場のお達しが来たらしい」
「って事は、ゲンジ君GFC初出場で決勝進出出来るんだ!」
「凄いやんゲンジ!!」
「繰り上げとは言え、大躍進だな!」
 皆が口々に祝杯の言葉を投げかけるが、ゲンジは微妙な顔をする。
「あぁ、ただ一つ問題があって」
「問題?」
「なんや?そんなん出場一択やろ」
「それが……決勝大会は赤壁杯予選と日程が被ってるんだ」
「なんやて!?」
「あぁ、そう言えばそうだったな……!」
「赤壁杯予選を俺抜きでってわけにはいかないだろうし、どっちも出場ってのは難しそうだな」
 ゲンジの言葉にツバサは慌てて引き止める。
「そ、そんなん赤壁杯一択に決まっとるやろ?GFCは辞退や!!」
「……あぁ、まぁな」
 歯切れの悪いゲンジの返答を聞き、ユウスケはツバサを宥めた。
「まぁまぁ、ツバサちゃん。決めるのはゲンジ君だよ」
「……そうだな。ゲンジ、お前はどうしたい?」
「え」
 ナガトにそう問われて、ゲンジは面食らった。
「グレートフリックスカップは、全てのフリッカー達にとって夢の舞台だ。その決勝大会に出場出来るチャンスはそうあるもんじゃない」
「……だけど、小竜隊の皆に迷惑が」
「俺達の事はいい。ゲンジ、お前の気持ちで決めてくれ」
「……ちょっと、考えさせてくれ」
 いつになく真剣な表情のナガトに気圧され、ゲンジは目線を逸らしながら辛うじてそう答えた。

 その日の放課後、ゲンジは練習を休み帰路についていた。

「……グレートフリックスカップ、かぁ。憧れの舞台だよなぁ……でも、赤壁杯に向けて小竜隊の皆で頑張ってきたのを今更無碍にも出来ないし……」

“俺達の事はいい。ゲンジ、お前の気持ちで決めてくれ”

 ナガトの言葉が脳内で反芻される。

「って言われてもなぁ。どう考えたってツバサの言う通り、赤壁杯出場一択なんだよなぁ……それは分かってんだけど、あぁもう!なんで俺こんなに悩んでんだよ!!」

 考えても考えても答えが出ないまま家に着き、そして夕飯の時間になった。

「ゲンジー!飯だぞ飯ー!」

 父に呼ばれるまま食卓についたゲンジは盛大にため息をついた。

「はぁぁぁ……」
「飯前に辛気臭いため息はやめろ。せっかくの料理が不味くなる」
「うん、ごめん……はぁぁぁぁ……」
「……まぁいい。今日は特別な趣向を凝らしたからな。それを見ればため息なんてついてられないぜ」
「……特別な趣向?」
 自信満々な父の姿に、ゲンジは怪訝な顔をした。
「ふふふ、じゃーーーん!」
 含み笑いしたのちに、父は蓋がされて中身が見えない皿を二枚テーブルに並べた。

「今日の料理は選択式だ!どっちか好きな方を選べ!どんな料理かは開けてみるまでのお楽しみだ!」
「……」
 ただでさえどんな料理か分かったもんじゃないのに、ブラックボックスの選択式にするとは……。
 こんなのはとっとと選んで胃に流し込むに限る、そう思って手を出そうとしたゲンジだがその手は二つの皿の丁度真ん中で止まってしまった。

「……」

 もしも、もしもどっちかの料理がクソ不味くて、どっちかが絶品だった場合……何も考えずに選んでいいものか。
 もっと慎重に、ちゃんと選ばないと後悔するのではないだろうか。
 料理は隠されているとはいえ、情報がないわけじゃない。
 匂い、蓋越しから伝わる温度、父の利き腕や癖、それらの情報から導き出される答えは……。

「うーーーーん……!」

 分からない。いくらなんでも決め手となる情報が少なすぎる。

「おいおい、たった二択でなに迷ってんだよ」
「二択だから迷うんだろ」
「ビュリダンのロバみたいな事言いやがって。早くしないと冷めるぞ」
「ビュリ……なにそれ?」
「そんな事も知らないのか、腹減ったロバに干し草を載せた皿を二枚離れた場所に置いたらロバはどっちも選べずに餓死するって話だ」
「お腹空いてるなら、早くどっちか食べればいいのに」
「今のお前がそれを言うか」
「うっ……」
「まっ、これはただの例え話だけどな」
「例え話か……じゃあさ、もしもどっちかの皿に毒が入ってるとしたら」
「それは俺の料理が毒だって言いたいのか……?」
 父のこめかみに薄らと怒りマークが浮かぶ。
「た、例えだよ例え!……凄くお腹空いてたとしても、間違った皿を選んだら死んじゃうとしたら、父さんはどうする?」
「さっさとどっちか選ぶに決まってんだろ」
「即答!?でも、1/2で死ぬんだぞ!?」
「選ばなかったら100%死ぬじゃねぇか。考えるだけ馬鹿らしいわ」
「それは、そうかもしれないけど」
 なんとなく納得のいかないゲンジへ、父はフッとやさしく笑いかけた。
「それにな。お前が選ぶものに、毒なんか入ってないと思うぜ。強いて言うなら、選ばない方が毒だ」
「選ばない方が、毒……」
 ゲンジは恐る恐る右の皿を選んで蓋を開けた。
 中には、ライスに白と黒のクリームがかけられた料理が入っていた。
「クリームシチューと黒カレーを半々にかけた、真実と理想のBWカレーだ!」
「また妙な物を……クリームシチューとカレーって合うのかよ」
 スプーンで一口掬って食べてみた。
「あ、意外と旨い」
「言っただろ?お前の選択肢に毒なんか入ってないって」
 父はキメ顔でそう言いながらもう一つの料理を口にした。

「マッズ〜〜〜〜!!!!!」

(台無しかよ)

 ……。
 ………。
 翌朝。
 選ぶべき道が定まったゲンジは軽快な足取りで学校への道を進んでいた。

(夢の舞台グレートフリックスカップも、皆でダントツを誓い合った赤壁杯も、俺はどっちも出たい!だけど、どっちかしか選べないなら、どう考えても選択肢は一つだ。レギュラーメンバーに選ばれた以上、俺が抜けるわけにはいかないもんな)

 迷いを吹っ切って校舎へ入り、教室へ向かう。
 すると、教室がやけに賑やかな事に気付いた。

「いけー!」
「負けるな!!」
「勝つのは俺だー!!」

 HR前の喧騒にしては賑やかすぎる。
 不思議に思いながら教室の扉に手をかける。

「赤壁杯に出るのは俺だー!!」

 中から聞き捨てならないセリフが聞こえてきた。

(え!?)

 驚いた勢いに任せて教室の扉を開く。

「おっしゃー!俺の勝ち〜!」
「ちぇ、小竜隊レギュラー昇格はヨウかよ」
「あくまで暫定、だけどね」

(レギュラー、昇格……?)

 皆が盛り上がってる中ポカンとするゲンジ。そして、クラスメイトの一人がゲンジの存在に気付いた。

「あ、東堂……!」
「みんな、何やってんの……?」
「あ、いや、その」

 気まずそうに目を逸らすが、観念してしどろもどろに話し出す。

「ほ、ほら、お前もしかしたらGFC決勝に出るかもしれないじゃん?だから、そうなったら小竜隊メンバーに空きが出るし、その時のために補欠のトップを決めとこうと思ってさ」
「そ、そっか」
 別に悪い事ではないのだが、何かもやっとしてゲンジは生返事しか出来なかった。
「ゲンジ君……」
「うちは別に必要ないって言うたんやけどな」
 ゲンジの心境を察したユウスケとツバサが声を掛ける。
「提案したのは俺だ」
 名乗り出たのはナガトだった。
「ナガト……」
「小竜隊は俺達レギュラーメンバーだけのチームじゃない。今回の件に限らず、欠員が出る可能性を考慮して、控え選手を見定めておいて損はないだろう。まぁ、あくまでこのバトルは参考記録だけどさ」
 ナガトの言う事は正しい。
 全くもって反論の余地がない正論だ。
「そっか、そうだよな。備えは、大事だよな」
 震える声で、そう答えるしかなかった。
「あ、違うんだ、ナガト君は……」
「ユウスケ」
 ユウスケが何か言おうとしたのをナガトは首を振って制すると、改めてゲンジの目を見て問うた。
「それで、どうするんだゲンジ?」
「……あ」
 答えはもう決まっていたはずだった。それを伝えるために学校に来たはずなのに。
 言葉が続かなかった。
「……悪い、もう少し考えさせてくれ」
 辛うじて絞り出した言葉は、保留だった。その選択肢は毒だと、昨日教わったはずなのに。
「そっか。まだ時間はあるし、よく考えてくれ。どっちを選んでも、フリッカーとして損はないはずだからさ」
「あぁ、そうだな」

 どっちを選んでも、毒ではない。なのに、何故選べないのか?何故、明らかな毒を選ぼうとしているのか……。

(俺の代わりは、他にもいる……なら……だけど……)

 暗澹とした気分のまま上の空で過ごし、放課後になった。
 今日も練習に顔出す気にはなれず、ゲンジはトボトボと昇降口に向かって廊下を歩いていた。

「よっ、東堂、聞いたぜ」
 いきなり後ろから馴れ馴れしく肩を叩かれた。振り向くとそこにいたのは。
「角瀬……」
「お前GFCの決勝大会に出場出来るようになったんだって?凄いじゃないか!」
「まぁ、でも繰り上げだからなぁ」
 もう何度目かになる賞賛に対して、すでに言い飽きた謙遜をする。
「いや、直接戦った俺だから分かる。東堂は決勝に出る資格は十分にあるって!準優勝って言っても接戦だったしな!」
「あぁ、まぁな」
「なんだよ歯切れが悪いな」
「……」
 別のクラスで小竜隊とは関係ない角瀬なら、中立の立場で相談に乗ってくれるかもしれない。
 そう思ったゲンジは遠回しに、現状の問題点について話した。
「実はさ、別の用事とダブルブッキングしちゃってさ。もう一つの方は、出なくても問題はなさそうなんだけど、先約は先約だし、どうしたもんかなと……」
「そんなの、GFC決勝大会が最優先に決まってるだろ」
 さも当然のように角瀬は言い切った。
「え」
「お前は、俺を倒してトーナメントを勝ち進んだんだぜ。俺だけじゃない、お前に負けたフリッカー達全員にだ。それって優勝して決勝大会に出るためだろ?事情はどうあれ、そのチャンスを掴まないなんてどうかしてるぜ」
「それは、そうだけど」
 尚も煮え切らないゲンジに、角瀬は一つの提案をしてきた。
「あ、そうだ。これからバトルしないか?あの時のリベンジマッチしたいと思ってたんだ」
「え、あ、あぁ」
「それに、バトルすれば悩む事なんかなくなるさ」

 特に反対する理由もないので、ゲンジは角瀬に連れられるまま学校近くにある公園へやって来た。
 公園端に設置してある木のテーブルをフィールドにして二人は対峙し機体を構えた

「あれから俺も強くなったんだぜ。前みたいにいくと思うなよ!」
「ああ、俺だってそうさ!」
 ゲンジは構えた手に力を込める。
(ドラグナー……バトルすれば、答えは見つかるのか……?)

「じゃ、いくぜ!」

「「3.2.1.アクティブシュート!!」」

「いけっ……!」

“シュートする時は手の甲を地面から水平にして肩の力を抜いた方が力が伝わるぜ”

「!?」

 不意に思い出したリュウジのアドバイス。
 それによってゲンジは圧倒的シュートパワー差によって角瀬のウイングカリバーを押し込んで先手を取った。

「なに!?でもマインは遠い、バリケードで防いで反撃してやる……!」
角瀬の言う通り、マインは二機の直線上からズレた位置にあるマインヒット狙いは厳しいだろう。

(あれ、でもこの立ち位置って確かナガトが……)

 練習でナガトがスピンシュートしてその反射でマインヒットした事を思い出した。

(確か、こんな感じだったよな?)

 バシュッ!
 ゲンジはドラグナーをスピンシュートし、ウイングカリバーへぶつけ、その反射によってマインにヒットした。

「なにぃ!?この立ち位置でマインヒットした……!」
「よかった、上手くいった……!」
「だったらフリップアウトして形勢逆転だ!」
 角瀬はフロントソードを展開して必殺技を構えを取った。
「喰らえ!ドラグリーチアタック!!」
 ドンッ!!!
 渾身の力を込めた角瀬のシュートがヒットする。
 しかし、ゲンジはこれをあっさりとバリケードで耐えた。

「なに、耐えただと……」
(角瀬の奴、ほんとにパワーアップしてる。ユウスケにメンテしてもらってなかったら耐えられなかった)

 ゲンジのターン。

「今度はマインヒット難しそうだな……」
 先程よりもマインは離れた位置にある。
 どんなテクニックがあってもヒットは難しいだろう。
「だったらフリップアウトを狙うまで!」
「来るなら来い!ドラゴンヘッドブラスターは研究し尽くしたんだ、今度こそ耐えてやるぜ!」
 角瀬は2枚のバリケードを1枚に重ねて強度を上げた。
 防御範囲は狭まるが、バリケードの耐久力が上がる。強力な代わりに弾き飛ばす方向を読みやすいドラゴンヘッドブラスターにはピッタリの対策だ。
「なら、これだ……!」
 ゲンジはシャーシの中から四角いラバー製のシュートポイントを取り出して装着した。
「いっけぇぇ!ドラゴングリップインパクトォォ!!!」

 ドンッ!!!
 弾力性の高いシュートポイントの力でぶっ飛ぶ勢いで突っ込み、ウイングカリバーを弾き飛ばした。

「は、はやっ!」
 そのスピードには対応しきれず、角瀬のバリケードをスルーしてフリップアウトを決めた。
 これで勝負あり、無傷の完勝だ。

(ツバサに貸してもらったパーツ、複製しといてよかった。……!)
 そう思った瞬間、ゲンジは気付いた。

(リュウジのシュートアドバイス、ナガトとの練習、ユウスケのメンテナンス、ツバサから借りたパーツ……)

「くっそぉ〜、まさか完敗するなんて思わなかったぜ……でも、これだけ強くなってるならGFC決勝大会でも自信持って戦えるよな、頑張れよ」
 角瀬はエールを送るようにゲンジへ握手を求めた。
 しかし、ゲンジはその手を握れなかった。

「ちがうんだ……!」
「え?」
「おれ、俺が、強くなれたのは……!」
 リュウジ、ナガト、ユウスケ、ツバサの顔が順に浮かぶ。
「俺が強くなれたのは、仲間の、小竜隊のみんなのおかげなんだ!だから、俺の戦う場所は、グレートフリックスカップじゃないんだ!!だから、だから……ごめん!」

 ゲンジは勢いよく頭を下げ、踵を返して駆け出した。

「東堂!また、バトルやろうぜ!!」
 駆け出す背中へ呼び掛けると、ゲンジは走りながら振り返って答えた。
「ああ!約束だ!!ありがとう角瀬!!」
 そして、再び前を向いて駆け出す。
 角瀬はその背中を見送ると、帰り支度をした。

「さて、そろそろタイムセールが始まる時間だな。今日は豪華に刺身でも買ってくか」
 時間を確認すると、家でお腹を空かせている弟達のためにスーパーへ向かうのだった。

 一方のゲンジは、学校へ戻り小竜隊の練習場になっている教室へ向かった
 教室ではフリッカー達の練習する声が湧き上がっており賑やかだ。
 ゲンジは一呼吸おいて扉を開いた。

「あ、ゲンジくん!」
「お、ようやく来よったか」

 小竜隊の皆がゲンジに注目する、その顔はどこか嬉しそうだった。

「えっと、俺……」
 皆に注目され、少し緊張気味になるがそれでも伝えるべき事のために口を開いた。
「俺、小竜隊の皆と一緒に戦いたいんだ!だから……!」
「ゲンジ」
 と、言い切る前にナガトがゲンジの前にやって来た。
「赤壁杯、頑張ろうぜ。ダントツの誓いに懸けて、な」
 そう言ってマイティオーガを前に出すナガトへ、ゲンジもドラグナーを出してマイティオーガに軽く当てた。
「ああ!俺達でダントツになろうぜ!!

 

    つづく

 

 

CM

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