第1回 ダントツ!フリックス・アレイ講座

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bバン(通常)「バンと!」
bリサ(普通)「リサの!」
 
bバン(笑顔) bリサ(笑顔)「ダントツ!フリックス・アレイ講座!!」
 
 
bバン(通常)「ここでは、フリックス・アレイに関するいろんな事を俺とリサで解説していくぜ!!これを見れば皆もダントツ一番!!」
 
bリサ(普通)「今回のテーマは『そもそもフリックス・アレイって何?』」
 
bバン(驚き)「おいおい、そんな簡単なもんで良いのかよ。すぐ終わっちまうぜ」
 
bリサ(普通)「じゃあバンはすぐ説明できるの?」
 
bバン(笑顔)「あったり前だぜ!フリックスってのはだな、えーっと……
だんっ!ってやって、ばーん!とやるアレだぜ!!」

 
 bリサ(困り)「う、う~ん、ちょっと足りないかなぁ……」
 
bバン(笑顔)「ちょっとくらいなら別にいいだろ」
 
bリサ(怒り)「じゃあ全然足りない!」
 
bバン(泣き)「えぇー!」
 
bリサ(普通)「コホン。
フリックス・アレイとは、別名『カスタマイズ戦闘用おはじき』と言って、つまり各々で戦闘用にカスタマイズした機体を弾き合うおはじき競技の事です」

 
bバン(困り)「各々で戦闘用にカスタマイズ?」
 
bリサ(普通)「普通のおはじきは、皆同じ形のものを使うよね?
でも、フリックス・アレイは競技に勝つために自分でいろんな形状、機能のものを自由に用意して戦えるの」

 
bバン(笑顔)「自由にかぁ。俺のディフィートヴィクターは、攻撃力を強くするために作られてるもんな!」
 
bリサ(笑顔)「そう、
私のブレイズウェイバーは機動力と受け流し性能を重視しているし、こんな風に自分の戦い方に合わせた性能の機体を使えるんだよ」

 
bバン(通常)「他の奴らとは違うものが使えるっていいよなぁ。特別って感じがするし。もし俺がブレイズウェイバーを使っても上手く戦える気しないもんなぁ」
 
bリサ(普通)「それは私だって同じだよ。
フリックスバトルは、機体性能だけじゃなくてフリッカーの能力に合わせた相性が大事なんだから」

 
bバン(笑顔)「だよな!ヴィクターは俺だけの相棒だぜ!!……でも、俺はたまたまMr.アレイから貰ったからいいけど、他の皆はどうやって相棒を手に入れればいいんだ?」
 
bリサ(困り)「う~ん、買ったり人から貰う事も出来るけど……
やっぱり基本は自分の手で作った方が愛着が沸くよね」

 
bバン(驚き)「作るの!?自分で!?」
 
bリサ(普通)「そうだよ。
フリックスは、共通の形をした長方形のケースをベースにしてレギュレーションに合わせて自由に作るの!」

 
bバン(困り)「作るって言っても、そう簡単には出来ねぇだろ。博士とかじゃないんだから……」
 
bリサ(笑顔)「ううん。とっても簡単だよ。
基本的にはケースにプラ板(ABS製)やパテ(固まる粘土みたいなもの)をケースにくっつけて好きな形を作ればいいだけだから」

 
bバン(泣き)「そんな高いもの買えねぇよ」
 
bリサ(普通)「だったら、家にあるもの……
例えば割り箸や消しゴムの欠片なんかを接着剤や両面テープを使ってくっつけてみたり」

 
bバン(驚き)「え、そんなんでいいの!?ちゃんとした素材を使わないとルール違反じゃないの!?」
 
bリサ(普通)「ううん、
レギュレーションにはサイズや重量の細かい指定はあるけど、決まったものを使わないといけないって事はないから」

 
bバン(笑顔)「すげぇ自由じゃん!」
 
bリサ(笑顔)「そう、自由なんだよ!」
 
bバン(笑顔)「そういや、フリックスってスワヒリ語で『自由』っていう意味らしいもんな!」
 
bリサ(驚き)「え、そうだっけ……?」

          ※違います
 
bバン(笑顔)「とにかく、こんなに簡単に作れるなら。俺も今すぐ作ってみたいぜ!!」
 
bリサ(笑顔)「うん。ずっと同じ愛機を使うのも良いけど、
いろいろ作ってみるともっとフリックスの事が分かって面白くなると思うよ!」

 
bバン(笑顔)「おっしゃあ!皆もガンガン作って、バトルしようぜ!!」
 
bリサ(笑顔)「やってみればすっごく簡単だし、楽しいよ!
怖がらないでチャレンジしてみてね!」

 
bバン(通常)「そんじゃ、今回はここまで!」
 
 bリサ(普通)bバン(通常)「目指せ!ダントツ一番!!」

 

 

・イラスト 水たまりさん 
 

 

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