やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。11巻感想

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表紙はアンニュイな表情のガハマさん!
ガハマさん推しとしては嬉しいけれど、なんだか不穏

前半はアニメ12話で先行公開されたバレンタインエピソード
アニメだとサクッと進行した印象だったけど、原作だとページ半分まで行ってる

そしてやっぱりアニメで削られてた材木座ぁぁぁ!!!!

・そして玉縄www
9巻の時点では『さわやかだけど勘違いくん』な描かれ方をされてきた彼ですが
アニメ第二期の影響なのかやたらと『クドイ男』と言う印象が強くなってきました

や、特に『ろくろ回し』なんてアニメの逆輸入だろww
前は『大げさに手を振ってリアクションする』ってだけだったのに

・アニメではカットされてた平塚先生と陽乃さんの会話
『本当に積もる話があるなら聞く』と言う言葉の意味とは……
やはり、先生の言う『歩みを止めたもの』とは陽乃さんの事なんだろうな
歩みを止め、成長をしていない人間には『積もる話』が無い
その事を陽乃さんも気にしているのかなんなのか

・ちょっとひどいよ小町ちゃん
兄ちゃんが入った後の風呂に入れないからって、風呂を入れなおすとか……さ、さすがにそれは……
巻が進むにつれて、なんだかんだ小町ちゃんは八幡にベッタリな妹な印象が強かったけど
ここにきて1巻の時に抱いた『リアルな妹像』が戻ってきた感じがします
フィクションだから本当にリアルなわけはないけど、こういうちょっとした所で現実に共感しやすいリアルさがあると、物語の嘘に入り込みやすくなったりするのですよ
詐欺とかと同じ

・今回のガハマさんはやたらとお姉さんぶりますね
たかだか数か月誕生日が早いだけで
「ヒッキーは少しお姉さん、くらいのが相性いいよ」
なんて、まるで自分がお姉さんキャラである事を自覚しているかのようなアピールして来たり
水族館でもガハマさんはお姉さんらしいと八幡が評してたし

・ゆきのんの問題
10巻で葉山が言った『陽乃さんの後は追っていないが、それだけでしかない』
陽乃さんの言った『信頼とかではない、もっとひどいなにか』

その正体がどんどん露見してきましたね
10巻の時点では『陽乃さんへの感情がそのまま八幡に向いただけ』『信頼ではなく依存』と推測できましたが

今回、陽乃さんへの電話に八幡が言った事をそっくりそのまま言ったりして、完全にゆきのんは八幡に流されてます
……ここまでひどくなるとは

ゆきのんが水族館で言った『寄る辺がなければ自分の居場所も見つけられない』は
八幡がかつてゆきのんに対して思っていたことと全く正反対と言うのも印象的でした

これまでのゆきのんは陽乃さんの後を追って作られ、そしてその陽乃さんすら本当はどういう人物なのか分からない

・葛西臨海公園で三人デート
何気に初東京!?……いや、7巻で東京駅出たか
葛西臨海公園は良い場所だよね!ミニ四駆超走る!

葛西臨海公園に行く途中、ずっとディスティニーシーでのデートの事意識してる八幡がなんか可愛かったw

最初の依頼を解決した由比ヶ浜
まだ残ってる八幡の依頼
そして、雪ノ下の最後の依頼

最後の最後で、ようやく『青春ラブコメ』としての本題に入りかけましたね

で、アニメ第二期最終話って葛西臨海公園デートで締めくくるの?キリ悪くない!?

 




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