10月1日、川口西公園にて
シュートルールの見直しと調整、そして新スペルのテストのためにフリッカー達で集まりました
というのも、シュートについて以前から
『自機に触れたまま腕で押し出して、機体を介して腕の力で敵機を場外させるシュート』
と言った行為が問題視されており(それはもはやシュートではない)
規制するための文言を考えていたのですが
肩の位置の固定とか肘の角度の指定とか色々やってみても抜け道は存在するので
最終手段『シュートモーションで自機に触れたまま動かせる距離の指定』を決行
正否の判定が難しいのであまりやりたくはなかったのですが
毎回厳密に厳守させるのではなく、あくまで「意識してもらう」事が重要と言う感覚で
「目に見えて違反してるあからさまな距離」なら分かるだろうとして
距離は議論を重ねて暫定的に14cmに設定
これは、フリックスの全長レギュ、そしてフリスクケースや新バリケード二つ分の長さなので
試合中に長さの確認が即出来ます
実際にやってみた結果
やはり厳密な判定は難しいものの
そもそもあからさまな距離でなければそこまで問題にはならず
あからさまに問題な距離は目に見えて分かる
そして分かるか分からないからのチキンレースをするメリットも薄いという感じになりました
harrycsさんは上記の問題シュートに対応した機体を開発
普通のシュートでは動かせない超グリップシャーシに
拳の大きさに対応したシュートポイント
そして、押し出してる間、防御形態から押し出しに特化した形状へ変形し、シュート後に防御形態に戻ると言う変形機構を搭載
押し出しが無制限だった頃ならチート級の無敵機体でしたが
14cmしか押せないと言う制限下なら、『近距離の相手なら高い火力を出せるが、それ以外は攻撃が届かない』と言う普通の強い機体にランクダウン
むしろ競技的にはランクアップしました
ただ、相手がパワーシューターの場合は対抗しようとする意識が強く働くのか
気付かずに違反する事が多々あるので
少なくとも、最も問題になりやすいアクティブシュートに関してはスタート位置に目印を付けるか、スタート台を用意するといいかもしれません
それから、より競技バランスを整えるために
少し不遇だった『大型変形マインヒット機体』と『一切攻撃が出来ない防御特化機体』のための救済新スペルのテストもやりました
大型機救済スペル『レビテーション』
「穴フリップアウトをマインヒットと同じ扱いにする。ステップとカウンターブローが使えない」
超火力の大艦巨砲主義になりそうだった環境をどうにかするために開発したフリップホールですが
変形マインヒット機が割を食い過ぎているとの意見があったので
穴によるフリップアウトのみをマインヒットと同じ扱いにするスペルを考案
ダメージが5→3に軽減されるだけでなく
場外扱いにならないのでそのままの位置関係で反撃が可能
穴自滅をそのままにする事によって、大型のバネ火力機の欠点は変わらず(バネ機体は攻撃後の停止位置がコントロールしづらいので穴自滅に弱い)
オウカセイバーVSブレードドラゴンゴッドでお互いレビテーションを使用
お互いにレビテーションを使うとフリップマインがただ増えるだけになる
かと思いきや、自滅が普通に場外扱いなので油断ならないのと
普通のフリップアウトを決められれば穴ダメージ軽減は関係無い
しかし、面積を広げる事の精神的な躊躇いがなくなるので
変形機体はかなり戦いやすくなるそうだ
大型変形機はフリックスの華なので、純粋な変形機能だけでも十分戦えるようになれば、もっと楽しくなるはず!