弾突バトル!フリックス・アレイ FICS 第56話「前哨戦!課題はチームワーク」

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第56話「前哨戦!課題はチームワーク」 執筆者 ごろくー

 

 日本代表決定戦が終わり、ダントツウィナーズが結成された翌々日の夕方6時頃。
「父ちゃんおかわり!」
「おう!食べてけ食べてけ!」
「あはは…バンもう3杯目だよ…?」
 食卓を囲み、バンとリサ、バンの父は早めの夜ご飯を食べていた。
「初めてのチームとしての集まりなんだからな、沢山食べて、どんと気張ってこい!お前がなんであれ、世界に行くほどになるんだからなぁ…父ちゃんは鼻が高い!」

 今日は早速、ダントツウィナーズとして初めての集まりが行われる日だった。しかし、伊江羅博士が提示した集合時間は午後の6:50。
 小学生たちによるチームの集合時間としてはあまりにも遅い、不思議な集合時間設定だった。
「でもなんでわざわざこんな時間になんだろうなあ…パケモン、ちゃんと録画しといてくれよ父ちゃん」
「気にするな、もうしておいた!気にせず全力でやってこい!」
「お父さん、だいぶ気合入ってるね…」
 やはり、世界というワードには箔があるのだろうか、これまでのフリックス活動以上にバンの父は気合いが入りまくっている。普段であれば、逆に集合時間に設定されている時間は門限ぐらいのはずなのだが、伊江羅博士という大人がついていることもあってか、2人を快く送り出そうとしている。
「そうだ、これを持っていけ!リサちゃんも!」
「なんだこれ?おおっ、ヴィクターの色じゃん!」
 玄関前で、バンとリサの手に、不思議な形のお守りが手渡された。
「私も、ウェイバーの色…!勾玉、なのかな…?」
「そうだ!日本のお守りといえば、勾玉!
 一昨日急いで特注したんだ!日本の代表なわけだからな。父ちゃんからの安全と必勝守りだ!」
「おおーっ!!サンキュー父ちゃん!よっしゃ、行ってくるぜ!」
バンは勾玉をポケットにしまうと、靴を履いて外へ駆け出した。
「行ってきます!」
 リサも元気よく後に続く。
(そっか…私達が、日本の、代表…)

 2人が遠山フリッカースクール特別研究室につくと、既に伊江羅博士とザキが待っていた。
「チッ、おせぇよ」
「まあまあ。まだ時間には間に合っているし客は来ていない。別に構わないだろう。」
「客?誰か来んのか?」
 伊江羅博士の言葉にバンは疑問を呈する。
「ああ。だがまだ来ていなくてね。もう少し待っていてくれ。」

「すげぇー、こんな場所、漫画とかの中だけだと思ってたぜ!」
「なんだろうあの機械、中でずっとフリックスが浮いてる…!」
 公園で合流して一緒についてきたオサムとマナブは、一方特別研究室の設備に興味津々だ。
 バン達は1度来たことのある場所なので特にそれらに目新しさを感じることはなかったが、逆にどこかで見た事のあるマシンがいくつか、新たに増えていることに気がついた。
「あっ、これは藤堂家の…!」
「そうです。ダントツウィナーズとして実際にバトルするのはあなた達ですが、この大会はあなた達だけの戦いではないわけですよ。」
 落ち着いた声とともにそのマシンの裏から出てきたのは、日本代表決定戦には現れなかったグレートフリックスカップベスト8の1人、豊臣イツキだった。
「これは藤堂家から提供を頂きましてね。私も1人の日本の研究者として、ダントツウィナーズ、助力させていただきますよ」
「オデ達も、3人チームといえば三武将もそれなんだな。練習相手になら喜んでなるんだな!」
「僕らに勝ったんだから、絶対優勝してよね!」
 ゲンゴとユウタも現れ、激励の言葉をかける。
 思えばここはフリッカースクールの施設。元々スクール生だった3人がいるのはおかしな話ではないが、ザキも含め立場を越えて強豪たちが一室に集まる状況は、中々感慨深いと言えるだろう。

 そんな時だった。
 カタッ、カタッ…
 あまり聞きなれないような革靴の甲高い足音。
 見れば時間は7:00きっかし。
「来たようだな。」
 伊江羅博士はニヤリと微笑んだ。

「エンシューデン ズィ メッヒ!」
 威厳を伴う張りのある声が、部屋に響く。
 元々足音に耳を取られていたものも、そう出ないものも一斉に入り口の方を見ると、明らかに日本人ではない、西洋風の少年が3人立っていた。
「てめぇらは…!」
 真っ先にザキが反応する。
「久しぶりだな、ザキ」
「なんだよザキ、知ってんのか…?」
「まあな。こいつらはヨーロッパのフリッカーチームだ。前にヨーロッパに行った時に戦った。フリップゴッドの情報を教えてくれた奴らだ。」
「なんだって!?ってことは…!?」
 バンは早速うずいたように武者震いをする。
「話が早くて助かるな。我々はFICSカップヨーロッパ代表、ユーロフリッカー騎士団だ。単刀直入に言おう。今日我々は、貴様らダントツウィナーズに、練習試合を申し込みに来た!!」
 3人の中心に立つリーダーと思われる少年が左手にフリックスを掲げ、指をさしバンに言い放った。

「やっぱりそういうことか!よっしゃあ!そうこなくっちゃな!もちろんだ!!」
 期待していたとばかりに、バンは即答で返事を返す。
「ちょっとバン…!」
「なんだよ、結局どう返事してもここまで来てもらって、バトルしねえ訳には行かないぜ」
 あまりに早い返事に戸惑うリサだったが、たしかにそれはその通りかもしれない。
「よし。ではそういうことだ。じゃあフィールドの方に行こうか。」
 戦いの合意がなされた所で、予定調和だったかのように伊江羅博士が言う。
「えっ、ここでやるんじゃないのか?」
 バンは研究室内のフィールドを指差すが、伊江羅博士は首を横に振る。
「いや。こんな所ではこの勝負はできないさ。なぜなら今回は3vs3の同時アクティブバトルだからね」
「3vs3か!!?」
「そういえば俺たち3人でフリックスやってたけど、3vs3のバトルはしたことなかったなあ」
 素っ頓狂な声をあげるバンと、ふと思い返して口を挟むオサム。
「ああ。世界大会は3人チームでの大会。中には当然、チーム全員での3vs3での戦いもある。だがバン君達は、その経験がとても少ない。だからこそ、練習試合に彼らには来てもらったんだ。それに…」
「それに?」
「君たち3人が彼らと、世界レベルのバトルをするなら施設の設備が壊されかねない。それにむしろ、それぐらいしてもらわなければ困るよ。」
 冗談交じりに伊江羅博士は意地悪く言うと、部屋を後にし皆でフリッカースクールの大スタジアムへと移動を始めた。

 そして、大型スタジアムを挟んで向かい合うと。
「自己紹介が遅れたが、俺はリーダーのアドルフ。ドイツ代表、相棒はこの勝利の擲槍…ジークボルグだ」
「私はイタリア代表、ジャン。愛機はこちら、神滅の聖槍とでも言いますか…ロンギヌス。よろしくお願いしますね。」
「俺はイギリス代表のガレスだ。使うのはこいつ、英雄の王剣…エクスカリバーだ。そんじょそこらのフリックスとは違うぜ。ま、よろしくな」
 威厳あるリーダーの少年、兜のようなものを被った紳士的な少年、金髪の少々豪胆さを伺わす少年がそれぞれ順に自己紹介をした。ザキにとっては真新しさはないが、バンとリサにとっては全く初めて見るフリックスだ。
 ロンギヌスとエクスカリバーと呼ばれるフリックスには、パッと見共通のフレームが組み込まれているように見えたが、その形は本当に別物だ。
「俺は段田バン!世界でも、ダントツ1番だっ!!」
「遠山リサです、よろしくお願いします…!」
「…ザキだ。今頃言うこともねえな…」
 簡潔にダントツウィナーズも自己紹介を済ませ、アクティブシュートの持ち場に着く。

 3vs3のルールを詳しく知らないバン達は、伊江羅博士からアクティブシュートは6機同時に行う、最も距離を稼いだフリックスを擁するチームが先行、先行チームは好きに3人がそれぞれ連続でシュートを行う、マインは1人につき1つ、フリップアウトが起こっても仕切り直しは起こらず試合は続行される…などという説明を聞き、各々のフリックスをフィールドに置いた。
「…あのロンギヌスとか言うのは射撃ギミック持ちだ。ジークボルグってのはバネギミックを持ってる。せいぜい気をつけるんだな。」
 ザキがボソリと、持っている機体情報をバンとリサに伝える。
「ありがとな!!わかったぜ…!俺とリサはタッグ大会でも優勝したんだ!そこにザキもいりゃあ、もう負ける気がしねえ…!がんばるぞ!!」
「うん…!」
 返事をしながら、リサは敵機を確認し戦略を立てる。
 バネギミックのジークボルグと正面からかちあうのは同じくバネのフロントを持ったバンが担当し、残りの2機をザキが引き受け、リサが距離を稼ぐ…
 そういった作戦会議が展開される一方で、アドルフ達はアレで行くぞとだけ言い、目を合わせて頷いた。

「試合…開始!」

「「「3、2、1、アクティブシュート!!」」」

 一気に6機のフリックスが同時シュートされ、フィールドに放たれる。
「喰らい尽くせ!!ダークネスディバウア!!ダークホールジェノサイド!!!!」
 その中でも中心になる、ザキのダークネスディバウア。
 フィールドの中心ですさまじい音を巻き上げ、回転。
 だが。
「あっ!!!」
 最も近い位置にシュートされたビートヴィクターの方が、ダークホールジェノサイドの起こす回転に巻き込まれて行く。
「チッ…なにしてやがる…!!」
 そして一方、ヴィクターとぶつかる予定だったジークボルグの方はというと…
 他の2機より一瞬遅く、タイミングをずらしたシュート。先頭を走るのはジークボルグではなくロンギヌスの方だった。だが、その勢いは軽微。
 後ろから放たれたジークボルグのフロントが、ロンギヌスがダークネスディバウアと接触する前にロンギヌスのリアに追いつき触れる。
「投擲せよ!シュトゥルムワーフ・ランツェ!!」
 ジークボルグのバネアッパーギミックが作動。
 ロンギヌスはまるで投擲された槍の如く、下で回転するダークネスディバウアを飛び越え、フィールドの角隅へと着地した。
 一方でプロミネンスウェイバーは、スピンシュートで打たれたエクスカリバーとフィールド端辺で衝突。機動力を上げるために取り付けられたサイドのバネバンパーを斬りつけられ、バウンドの勢いで場外させられてしまった。

「最高距離はロンギヌス!ユーロフリッカー騎士団の先攻!」
「フフフ…チーム戦でのバネギミックはこういう使い方もあるんですよ?」
 ジャンが少し得意げに笑う。

「すっげぇ…!!!」
 バンは感嘆する。
「そんな…」
 その一方でリサはそことは関係の無いところで、自滅判定となりHP-1。手痛い結果を噛み締めていた。
 場外させられたフリックスは、アクティブシュート位置に復活させられるが、付近には先程こちら側に飛んできたロンギヌス。位置としては、リスポーンキルを狙われかねないあまり良くない位置だった。
(ここはステップでフリップアウトは免れないと…!)

 そして、ユーロフリッカー騎士団のターン。
 真っ先に機体を触ったガレスは、エクスカリバーの剣をフロントからリアに取り付け位置変更。
 稼いだ面積を活かして4つもあったフィールド上のマインを一気に2つも片付けながらヴィクターにマインヒット。
 そして、ウェイバーを狙える位置にいたジークボルグとロンギヌスは…

「「ジャンピング・ブリッツァー!!」」

 ステップを構えるウェイバーには目もくれず、フィールド中心にいたダークネスディバウアを狙いジークボルグはマインヒットをしながら突進。
 アッパーギミックでフリップアウトには遠いものの空中に打ち上げられるダークネスディバウア。
 そこにすかさずガンナーギミックを使いロンギヌスが空中にいるダークネスディバウアを狙い、弾丸を打ち当てた。
 ドイツでの戦いの時は、僚機のシュレッドサタンには通じない一撃であったが一切のグリップが効かない空中では、その威力は絶大。
 ダークネスディバウアは空中で吹き飛ばされ、バリケードを即座に当てるなど出来ない方向へ飛びフィールド外の壁にぶち当たり、落下した。
「なんだと…!?」
「ジークボルグによるマインヒット、ロンギヌスによるフリップアウト…ダークネスディバウア、撃沈…!」
 本当にこれでは、研究室でやっていれば設備が破壊されかねていない程の勢いだった。

「悪く思うなザキ。チーム戦においては頭数を減らすのが基本行動だ。それに…」
「前あんな負け方をした借りは、しっかり返さなければ気がすみませんからね!」
「ったく…紳士面して負けず嫌いな奴だぜ、このパスタ野郎は」

「さあ、見せてみろ、お前たちの力を」
 ザキを倒した余韻を終え、ターンを返したアドルフはリサとバンに向き直る。

「なんだよこの技…!やばすぎるだろ…!!よっしゃあ、行こうぜ、ヴィクター!」
 ディバウアを失い、更に2機のHPも減っている状況で、相手は全機HP3。絶望的な状況で回ってきたターンだったが、バンは疼いた。
「待って!」
 だが早速ジークボルグのフリップアウト狙いで、全力シュートを打ちかけたバンだったがリサはそれを静止した。
 見れば、ジークボルグの目の前には、穴。
 ワンウェイブレーキを積んだビートヴィクターがあの位置で攻撃を仕掛ければ、自滅してしまうだろう。奥にはロンギヌスもいるが、射撃ギミックで攻撃した都合その位置はアクティブシュート後から動いておらず、ヴィクターが狙うには少々遠すぎる位置にいた。
「私達は日本の誇りを背負ってるんだから…ここでそんな自滅で終わってしまったら、ダメだと思う」
 バンの父やイツキらの言っていた言葉。
 それらを噛み締め、リサは絞り出す。
「そっかほんとだ…でもだからといって今、エクスカリバーを狙っても、仕方ないよな…」
 納得しながらバンには、だからといってこの状況であの2機から引き下がる選択は違うという気持ちがあった。
 その時だった。
 ダークネスディバウアを拾ったザキが、バンとリサの元へ近づいてきて口を挟んだ。
「ああ…だがここで無闇に突っ込むのは違ぇ。いいか、何が何でも俺たちの力を見せつけるには、俺達もああいうのをやるしかねえ。俺に考えがある。俺に従え、お前らなら出来るだろ?」
「ザキ…!」

 作戦に関する思考を始めたところに口を突っ込んできたザキに既にやられた身なのにと一瞬思ったリサだったが、確かにこの戦いはチーム戦。機体がやられても、3人いるなら3人全員の力で戦うことが、チーム戦の真髄なのではないかと、国を背負う覚悟が考えをすぐに改めた。
「分かった。言ってみて…?」
 ザキの口から語られる作戦。
「なるほどな…!!やってやろうじゃんか!!」
 バンも、賛同。
 伊江羅博士は、その様子を見てフフと笑った。

 そしていよいよ、シュート。
「いっっけぇぇぇ、ビートヴィクター!!!!」
 バンのとった行動は…
 最初に狙いを定めていたとおり、ジークボルグの方に向かって全力シュート。
「どういうことだ…?」
 アドルフは訝しむ。だが。
「間に合って、プロミネンスウェイバー!!!」
 ジークボルグとの激突前に、横からスサッとプロミネンスウェイバーがちょうど穴の上に現れ、ビートヴィクターとジークボルグの間に挟まった。
「ビートインパクト!!!」
 その瞬間、ビートヴィクターのバネギミックが作動。バネギミックの当たった場所は、プロミネンスウェイバーのサイドのちょうどバネギミックが仕込んである所。
 バネとバネのぶつかり合いは、両方の圧縮により凄まじい勢いを生み出した。
「…そう来たか!!」
 そして、ジークボルグと接触するプロミネンスウェイバーの逆サイドも、もちろんバネ。
 3つのバネ圧縮攻撃は、ジークボルグを木の葉のように吹き飛ばし、フィールド端にいたロンギヌスも巻き込み2機をまとめてフリップアウトさせた。
 ヴィクターとウェイバーも、しっかりそれぞれ穴より手前と先で停止し、自滅を免れている。
「プロミネンスウェイバー、2機同時フリップアウト!ジークボルグ、ロンギヌス、残りHP1!」
「よっっっしゃああああ!!!!これが俺たちの合体技、トリプルインパクトだぁぁぁ!!」

「やるな…!!」
 ガレスが堪らず敵ながら賞賛の声をあげる。
「すっげぇ〜〜!!」
「バン達すごすぎるよ!!」
「よくやった!!!」
 オサムやマナブと共に立ち上がり伊江羅博士も、この状況には思わず立ち上がって拍手した。

「見事だ。だが、勝ちはいただかせてもらうぞ」
 ユーロフリッカー連合、返しのターン。
 宣言通り、ロンギヌスとエクスカリバーの目にも止まらぬ連続攻撃で敵陣深くに入り込んでいたプロミネンスウェイバーはフリップアウト。
 ビートヴィクターも全力全開のジークボルグの必殺攻撃、トライアンフアッパーを受けてフリップアウトしてしまった。
 試合結果としては、相手は3機とも残った状態での完敗。しかし、ダントツウィナーズ達の気持ちは沈んではいなかった。

「勝負は我々の勝ちだな。だが、良いものを見せてもらったぞ。対戦、感謝する。」
 アドルフはフリックスを片付けると、代表してかバンに握手を求めた。
「ああ!!!マジですごかった…!!お前と戦えて、本当に良かったよ!また、本戦で会おうな!!」
 ぎゅっと手を握り返し、満面の笑顔を見せるバン。
「だがアジアの強豪チームというのは他にも山ほどいる。インド、中国、モンゴル、アラブ…どこもが貴様らと同じように日々腕を高めている。油断はしないことだ。健闘を祈っている。」
 2人の握手を持って、練習試合は幕を閉じ、少々の交流を経てユーロフリッカー騎士団は帰っていった。

 時間は見ればもう夜の9時。
「ふぁぁ、流石に疲れてきたや…そういえば、なんで今日の試合、こんな時間からだったんだろう」
「時差だよ」
 バンの質問に、伊江羅博士が答える。
「え、時差…ですか?」
「ああ。こっちの夜7時は向こうの文化じゃ昼12時ちょうどなんだ。そういうとこまできっかりしたチームでね…もうちょっと早く来てくれないか相談もしたんだけど、断られてしまったよ。そういう所の我儘さというか律儀さというかいうかは、貴族って感じだな。あれじゃあ大会自体がもし日本で行われるとかになったら大変だろうな」
「ははは…」
 意外な理由に笑いながら、研究所を後にし家路につくダントツウィナーズであった。

 

つづく

 

 

CM

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