大黒天ベル 友達が欲しかっただけ説

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ベイブレードバーストダイナマイトバトルの主人公
大黒天ベル

小柄ながら、魔王ような振る舞いで最強のベイを使い
大きな屋敷を構えて世界中の挑戦者を迎え撃つという主人公らしからぬラスボスのような立ち回りをしているのですが

彼は別に根っからの魔王というか、悪者と言うわけではなく
ただそういう演技をして楽しんでいるだけの子供なんですよね

それは、第3話でランゾーのラグナルクを破壊した時に一瞬見せた「あっ、やべ!やっちまった!」みたいな表情が彼の本性を物語っています

では、根は良い子な彼がなぜ魔王のような振る舞いで、ラスボスのような立ち回りをしているのか

恐らく彼の目的は
「友達が欲しい」
なのではないかなと

ただ、小さい頃から人里離れた屋敷の中で暮らしてたから人付き合いが分からない
だから、とにかくベイブレードが強くなれば世界中のブレーダー達と遊べると考えても不思議ではない
そして、生粋の悪戯好きと言う嗜好も相まって
屋敷をホラーハウスのように改造し、自身は魔王のように振る舞い、その様子を配信する事で
挑戦者達がうちに遊びにきてくれる事を望んでいるのでしょう

バトルに勝った時の決め台詞
「お前は弱くない!俺が強いのだ!」
というのも、遊んでくれた相手をバカにしたくないベルの性根の良さと
魔王としてまた挑戦して貰えるように願って煽っているだけと言うのが伺えますし

じいじの
「挑戦者が来てくれた」
と言う発言は、まさに『孫と遊んでくれるお客様』と言うニュアンスを感じます

物怖じせず、人懐っこくてベイも強いランゾーなんかはベルにとっては理想の挑戦者で
だからこそ、誰よりも早くランゾーを「アミーゴ」と呼んでるんですよね

普通、ホビーものは『主人公が最強になるまでの過程』を描くものですが
この作品は、『既に主人公が最強』と言う異色の状態でスタートしてます
主題歌でも『最高の一人になるため』と
「最強」ではなく「最高の一人」を目指す歌詞になってます

そんなベルが描かれる物語の目的は「友達いっぱい作って、その中の最高の一人になる事」だとしたら
なんともいじらしくて可愛らしいじゃないですか

今後の展開も見逃せないですな

CM

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