最近のコロコロはダークヒーローが増えてきた件

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ダークヒーロー……アンチヒーローとも呼ばれる、一般的な善側の価値観ではなく悪側と認識される価値観を宗旨として掲げながら結果的に善行を働く主人公(個人的解釈)

ここ最近のコロコロでは、王道主人公よりもこう言ったダークヒーローの方が増えていると言う意見をチラッと聞いたのですが

言われてみれば確かに

金に物を言わせて事件を解決するキャッシュ(しかも同時掲載のボトルマン読み切りは金持ち批判してる)
命を危険に晒してまでバズりを狙うブラックチャンネル
ウソで事件を解決するゴクオーくん

そしてベイブレードバーストも次のシリーズからは魔王を名乗る少年が主人公となりあからさまなダークヒーロー化しています
カードゲームものとかテレビゲームものでダークヒーロー系は割といるものの
物理玩具ものでダークヒーローを起用するのはかなりレアです

一体、この時代の子供達に何が起きているのか!?

……

いや、まぁ、過去を振り返るとダークヒーローと言うか、王道なヒーロー像からハズれた主人公なんて腐るほどいるのですがね

極悪主人公と言うのがウリだったトレジャーガウストの範人
宝に対して強欲なムシキングのザック
主人公のイタズラが度を越してたデュエマVの勝太にLBXプラモ戦記改

他にも、スリがバスケをするBiNGO!とか
探せば色々出てくるとは思います

まぁ、これって当たり前と言うか
そもそも小学中学年以降の男児って、基本悪ガキでちょっと悪い事に惹かれやすいお年頃なわけです

確かに、正道な性格の主人公は減少したかなとは感じますが
それでも基本的な小学生男児の嗜好のベクトルはそこまで大きく変化してないのかなと思います

ただ、SNSの発達やYouTuberの影響で『アウトローな行為』に触れやすくなって
そう言った部分の欲求は刺激されやすくなってるのかもしれません

ただ、どんなに反社会的に見えても、ヒーローはヒーローなのです
本質的に悪い事をしたり、悪い事が肯定されたまま終わるような主人公はただの1人もいません

子供達の『ちょいワルなのがカッコいい』と言う至極当たり前の欲求を否定しすぎないように
でも本質的な部分はしっかりと理解するようなフィクションとの付き合い方をさせるのが大事なのです

 

 

CM

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