引っ越し大名 感想

Pocket

8月30日から公開されている星野源主演の映画「引っ越し大名」観てきました

生涯に7回も引っ越しを命じられたと言う大名・松平直矩をモチーフにした物語だそうで
引っ越しを題材とした時代劇と言う珍しいテーマでどうやって話を作るのか?と疑問でしたが
なかなか良くまとまっていました

書庫番の片桐春之助が、知識と純朴さ故に勝ち取った人望で
少ない予算での国ごとの引っ越しを成功させるストーリー

経験者の協力を仰ぎ、断捨離し、予算をかき集め……

現代にも通ずる企画を成功させるためのノウハウが凝縮された流れで
その中に、コメディあり、恋愛あり、ホモあり、バトルあり、涙ありと飽きさせない人間模様が描かれていました

個人的に好きだったのが高橋一生演ずる鷹村源右衛門
春之助の親友で腕の立つ侍、引っ込み思案だった春之助を書庫から引っ張り出した張本人で影の主人公とも言える男で
根は仮面ライダー王蛇もビックリなバトルジャンキー

中盤の殺陣シーンでの大活躍は1番の見どころ
高畑充希演ずるヒロインの於欄も、序盤はツンケンしたキャラだったものの観客から笑いが上がったコメディシーンは必ず彼女のものだったり
遠慮しながら気持ちを吐露する春之助に対して、両想いと分かった瞬間に凄い決断力を発揮して結婚を決めるなど

この映画が悲劇になりそうなフラグを全てブチ壊してくれました

難しいことはよく分からないんですが

結局事の発端って
ホモの痴情の縺れなんですよね

時代背景だわ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

JPEG,PNG,GIF形式の画像を投稿できます(投稿時はコメント入力必須)