木ノ宮タカオ(アニメ無印版) 競技玩具アニメ主人公の中でも屈指の聖人君子 満ち溢れた慈愛について語ろう

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爆転シュートベイブレード第1期の木ノ宮タカオは
ベイブレードで世界一を目指す元気な少年と言う王道な主人公として設定されています

が、実際に劇中で描写された彼のキャラクターを表す言葉として元気少年というだけではあまりにも足りない

彼に相応しい言葉はまさに
聖人
菩薩
といった類のものが最も似合います

何故なら、彼はベイブレードとブレーダー全てを愛し、慈愛に満ちた行動や言動を常にしていたからです

題材ホビーを愛する主人公……と言うだけなら
ありとあらゆるホビーアニメのお約束ではありますが
タカオ(アニメ無印版)の場合は、その慈愛力が他キャラと比べても頭一つ二つ抜けているのです
そんな彼の慈愛力が溢れた言動や行動を順を追って紹介しましょう

あ、思い出しながらなのでセリフはうろ覚えの要約です

第1話

「良いベイブレードだな、大事にしろよ」

記念すべきアニメ初バトルにて
名前付きモブであるノブオに完勝した後、場外したノブオのベイを返すときに言ったセリフ
自分が勝利した事を誇るよりも、まず先に対戦相手のベイを返そうとし、良いベイブレードだと褒め称える言葉が出てきました
彼がどれだけ対戦相手をリスペクトしている少年かが伝わってきます
恐らく、普段じっちゃんにベイブレードを反対されている事から、余計に自分とベイで遊んでくれる人間が大切に思えるのでしょう

 

「ひでぇ……酷すぎるぜ!何が目的かは知らないけど、ベイブレードは俺たちブレーダーにとって友達も同じなんだ!一緒に戦って、勝ったり負けたりして、それを簡単に奪っちまうだなんて!!」

バトルに負けたベイを奪う少年、蛭田に対して怒りを示すシーン
悪者に怒りを示すのは主人公なら当然ですが
ここで重要なのは「何が目的かは知らないけど」
と、一応相手の事情も気にかける素振りを見せてるんですよね

 

アキラ「逃げろ、タカオ!あんな化け物みたいなベイブレードに勝てるわけがない。誰もお前を責めやしないさ、俺達諦めるしかないんだ……」
タカオ「なんだよなんだよ泣きそうな顔して!四倍の回転力ぅ?そんなの俺がなんとかしてやるぜ!だからお前ら、諦めんなよ!」

キョウジュの分析で蛭田のベイの強さを確認して意気消沈するメンバー達へ励ますタカオ
打開策は何もなくともとにかく仲間達を元気づける事を優先してます
何気にアキラも、自分が無力なのを悔やみながらもせめてタカオにまで被害を及ぼしたくないと言う優しさを見せてますし
そもそも1番責められるべきアキラを子分達は責めてないって所も
彼らがいかに良い奴らかってのが伝わってきます

 

第2話

「俺さ、このベイで頑張ってみるよ。
なぁに、あとは使い手の俺の問題さ!
きっとこいつを使いこなして、いつかはドランザーに勝てるようなそんな腕前になってみせるさ!
なんたってこいつは俺たちの、特にキョウジュの努力の結晶だからな!」

新型ベイを作ったものの性能が芳しくない事を悔やんで謝罪するキョウジュにかけた言葉
キョウジュの努力を無駄にせず、せっかく完成させたベイブレードへ愛情を注ぐだけでなく
バトルではベイの性能に頼り切らず、ブレーダーとしての腕の問題だと言う強い責任感が感じられます

 

「これとの勝負を条件にして、キョウジュを助ける」

「ごめんな、お前を使うの最初で最後になるかもしれない。でもその代わり精一杯戦うから」

シェルキラーに拐われたキョウジュを助けるため、完成したばかりの愛機を条件にしてバトルをしようとするまでは、従来の主人公でもよくあるパターンですが
友達を助けるためとはいえ取り引きに使ってしまった愛機へもちゃんと謝罪を忘れない
正義感と慈愛の塊みたいな奴ですわ
それでいてちゃんとした倫理観に則って優先順位を即座に判断できる所も凄い
ほんとに小学生かこいつ

 

 

うん、まぁ、あれだ
まだ2話なんだけどさ、思いつく奴を全部上げるとキリがなくなるくらい多いんですわ
だって全51話、ほぼブレずにこんな感じで仲間とベイへ完璧な気遣いするんですもの!
たまに思い出したように無神経な男児アピールしてくる時もあるけど
指摘されたらすぐ反省するしね

 

間違いなく友達にしたいホビーアニメ主人公ナンバーワンですわ

 

CM

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