プレイヤーの仕事は競技を勝ち上がる事ではなく競技の価値を上げる事説を提唱してみる

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テレビに出演している有名なスポーツ選手でユージンが特にリスペクトしているのは武井壮とMAX鈴木です

この二人に共通してるなと感じているものは
アスリートとして自分が活躍する事以上に競技の良さをアピールする事を重視した活動をしている所なんですよね(他にもそういう人はいっぱいいると思いますが、ユージンさんはスポーツ選手に疎いのでこの二人しか知らない)

武井壮は陸上十種競技でチャンピオンに輝いた実績を持っています

が、十種競技は非常にマイナーな競技で、自分がいくらそこで活躍した所で意味がないという事を痛感した経験から
ただ自分が他の競技者に勝つだけではなく
競技そのものを広く知ってもらうために、芸能界に目をつけ
そこでウケるための技術を研究してきた

と言う経験をしています

MAX鈴木も
ネイサンズで勝ち上がるための特訓をしつつも
大食いと言う競技をより広く魅力的に伝えるために
各地の大会でただ勝つだけじゃなく場の盛り上げ役を務めています

スポーツって言うのは
「勝敗の結果」そのものはさほど重要ではなく

「アスリートの真剣勝負や凄いプレイを楽しんでもらう事」が一番の目的であり
競技自体の価値が薄ければ、勝利の価値もまた薄れてしまうのです

この二人はそこを重々承知した上で活動しているんだなと感じます

 

そしてそれはベイブレードなどのバトルホビーにも言える事で

大会と言うのは
「出場者にも観客にも、もっと商品を買いたいと思ってもらうため」に開いてるのです

つまり、「勝つ事そのもの」には全く価値はなく
「勝つために努力したもの同士の真剣勝負が楽しいかどうか、勝つことによって嬉しいかどうか」に真の価値があるのです

例えば、高い向上心と意識を持って活動し、それに見合う実力を持って常に大会で優勝しているとしても

自分よりも弱い選手を見下したり
他人に対して高圧的な態度を取ったり
自分らと同じようなストイックさ、プレイング内容を他人に強要したり

そんな人が魅力的に映るでしょうか?
一緒に遊びたいと思うでしょうか?
上位の選手がそんな人ばかりな競技を新規勢がやりたいと思うでしょうか?

いくら勝ち上がったとしても、これじゃその勝利に価値は無いです
仲間を集めてわいわい緩く遊んでる人達の方がよっぽど強い

真の勝者とは、他選手に勝つ事ではなく
好きな競技の価値を上げる事が出来る選手の事を言うのではないかなと

少なくとも競技の価値を下げてしまう人は、どれだけ強くても、どれだけ大会で勝ち上がっても、無価値な敗者ではないかなと僕は思います

 

 

 


CM

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