昨年の同じくらいの時期に、ベイバ史上初の左回転ベイとして鮮烈な登場を果たし
凄まじい攻撃と低速バーストと言う新たな戦術によって話題となったロストロンギヌス
その進化形がついに登場!
・パッケージ
・レイヤー ナイトメアロンギヌス
今回のロンギヌス最大の特徴は、ディスクとレイヤーが一体化していると言う所
てっきり、外側の龍と、青いフレーム部分がディスクに相当する部分なのかと思ってたら
ディスクに相当する部分で露出しているのは外側の龍のみで
外側の白い羽根と青い枠もレイヤーだった
なので、ドライバーにセットする時は、龍を抑えながら、青いフレームを回さないといけないんだけど
これが結構やりづらい……
ディスクと一体になってるので、レイヤーの分厚さは歴代最大
まるでハンバーガー!!(コロコロ的煽り)
ディスクと一体になっているってのを抜きにしてもかなりの重さ
最重量とまではいかないものの、攻撃型として運用する上で十二分な重さです
・ドライバー デストロイ
スパイラルの軸の周りにホールドのような回転するガードがあり
劣化ホールドかな?と思いきや、これがなかなか強い!
ホールドと違って固定された軸によってそれなりの安定した機動力を確保してるかと思ったら
勢いつきすぎてスタジアム外周に行くと、フリー回転するガードがいい感じにスタジアムの溝を蹴って、真フラッシュシュートのような加速をしたと思ったら
その加速を維持したままスタジアムの中央へ戻ってくれます
コロコロでの説明通りの動きで
角度とか考えずに全力で撃っても、いい感じに真ん中のベイに攻撃がヒットします
もしかしたら、レイヤーの重さのおかげ?
・完成
これが通常状態
クリックが進むごとに形態が変化して攻撃力が上がると言う設定
ぶっちゃけ、この形状変化による攻撃力増加と言うよりも
ロックの硬さの方に秘密がありました
このナイトメアロンギヌスのロック
序盤はめっちゃゆるゆるなんですが、最後の1山だけ異様に硬いのです!
しかも、最後の1山までクリックを進めた頃には、バトルも終盤でお互いに回転力が下がっているので
あと一歩!って所で全然バーストしません
極端な話、ナイトメアロンギヌスは序盤のロックは無いものとして考えていいです
例え、最後までクリック進んで追い込まれたとしても『むしろその状態がデフォ』と考えられます
・フレーム
そこまで大きな性能変化を見込めるかは未知数ですが
とりあえず付けられるので、レジェンドスプリガンから愛用しているCフレームを装着
色合い的にはしっくりくるかな?
・戦ってみて
早速バトルしたのですが
めっちゃ強い!
いや、でもそれはいい意味で面白い強さです
とにかく攻撃力が凄まじいのはあるんですが
何よりも、『全力で撃っても自滅しない』『全力で撃っても攻撃が当たりやすい』
これが大きいです
まるでメタルファイトベイブレードをやっているかのような感覚でした
クリックの感覚が他のベイよりも特殊なので、全力で撃ってもバーストしないだけじゃなく
なんと、オーバーフィニッシュからの復帰逆転という展開が多く観られました
ナイトメアロンギヌスオーバー→壁にぶつかってバウンドして復帰、その反動で相手ベイが逆にオーバー
みたいな
逆転劇がめっちゃ起こる!
なんでだろう?と思って、スタジアムの穴を確認してみた所……
ナイトメアロンギヌスは穴に対して大きい!
引っ掛かってんじゃん!
あ、これもしかしてあのガルーダと同じ現象起きてねぇ!?
うぅ~ん、こりゃオーバーフィニッシュしないわけだわ……
ってか、完全円形なガルーダと違って、ナイトメアロンギヌスの方が凹凸がある分壁にぶつかった反動で戻ってきやすいんだよなぁ
この効果か、これまでの鉄板ベイブレードであるガーディアンケルベウスやMガルーダも軽々とスッ飛ばせるように
これ、環境変わるレベルじゃね……?
とは言え、素の持久力では他のスタミナタイプベイにはわずかに負けるので使えば絶対無敵と言うわけじゃないのと
攻撃型なので、こいつが強い分にはベイブレード界は絶対に面白くなる
キャラ的にも、見た目的にも、こいつが大会で蔓延っててもなんか許せる
そして何よりも
『ディスクをつけられない』
って、実は今の環境的に大きなメリットなんじゃないかなと
より具体的に言えば
ナイトメアロンギヌスが大会でよく使われるベイになってくれれば
アウターディスクが不要になるのではないかなと……
さすがに3on3ではアウター使った方が良い場面は無くなりませんが
それでも、良い環境へ向かうための大きな一歩だと思います
大会で勝ち抜くのに絶対必要なパーツがレアものばかり
と言う環境を一気に変えてくれるんじゃないか
ナイトメアロンギヌスは、そんな希望を抱かせてくれるベイブレードでした
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