スーパービーダマン ショートストロークシステムはほんとにショートストローク?

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スーパービーダマンのショートストロークシステムはご存知でしょうか?

スプレッドワイバーンをパーフェクトモードにするためのパーツで、トリガーとホルパーがギアで連動し
トリガーを押す事でホルパーが後ろへ下がるので、通常の半分のストロークで射出する事で連射性能を高めています

しかし、ここで聡明な方は矛盾に気付くでしょう

トリガーが前に出た分、ホルパーが後ろへ下がっていると言う事は
二つ合わせると結局ストローク量は変わってないんじゃないの!?

確かに、トリガーを動かす指のストロークだけを考えれば半分ですが、ビー玉はトリガーだけのストロークで射出されているわけではありません
肝心の、トリガーからホルパーに到達するまでのストローク距離には何ら変化はないのです!

では、なんでこれで連射速度が上がるのか?
答えは簡単です

例えば
ホールドパーツをA子ちゃん、トリガーをB君とします

A子ちゃんは千葉在住、B君は山口在住で遠距離恋愛をしています

普段はB君が4時間かけて千葉まで向かい、4時間かけて山口まで戻っていました
往復で8時間かかります

B君とA子ちゃんが合流するまでの時間がビー玉が発射される時間
B君とA子ちゃんがお互いの在住地に戻るのが、トリガーがビー玉発射待機位置に戻る時間と同じと思ってください

では今度は、中間地点である名古屋を集合場所にして、A子ちゃんとB君が同時に出発したとします
大雑把に、お互い2時間かけて合流し、そして2時間かけて住まいに戻ったとしましょう
これならお互いの往復時間は4時間ずつです
A子ちゃんとB君、二人合わせた移動距離は前者とほとんど変わりませんが
合流から帰宅までの所要時間は半分になっています

これがショートストロークシステムです

つまり、ストローク距離が短くなったのではなく
ストロークのための所要時間が短くなったわけです

ちなみに、後にE-unitで出た『クイックストロークシステム』は、トリガーとホルパを特殊な形状にする事で、発射するためのストローク距離そのものを短くしています

個人的に、ショートストロークシステムとクイックストロークシステムは、名称逆じゃないかなと思ってみたり

クロスファイトビーダマンで、スピードローダーマガジンが、クイックローダーマガジンと逆の名称に変更されたりもしたので
もしかしたら、今後のビーダマンシリーズで名称が変わる可能性が……?!

 



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