この記事で書かれている事は、あくまで個人の妄言です
爆走兄弟レッツ&ゴー!!第26話にて
Vマグナムを庇い、ビークスパイダーに切り裂かれてしまって修復不能になったトライダガーX
第27話では
悲しむリョウ達のために
「出来る限りの手を尽くす」と約束した土屋博士はZMCという新素材を使って
ネオトライダガーという新マシンを試作
テスト走行では驚異的なスピードを見せるものの、ZMCの焼結が上手くいかずボディが砂になってしまいます
「別の素材じゃダメなんですか?」と提案する烈へ
「ネオトライダガーは、ZMCの強度を前提にしたボディ形状をしている」
と答え、土屋博士はZMCを作れる鉄心先生の所へ子供達を連れて行く事にしました
これがネオトライダガー開発の大まかな経緯ですが
ちょっと待てや!
トライダガーXが修復不可能なのはまだ分かる
けど、愛車を失って悲しむリョウへの新マシンに
作れるかどうかも分からない新素材を前提にしたマシンを開発するのは博打が過ぎるのではないか!?
土屋博士は言いました
「いつかは使ってみたいと思っていた新素材を使っている」
それはお前の都合でしかないだろう!!!
ここの博士、完全に子供への情ではなく研究者としての私欲を全面に出しています
確かにビークスパイダーに対抗する上ではZMCは有効でしょうが
そんな事よりも、リョウはマシンを失って悲しんでいるんだから新素材がどうこうよりももっと確実にトライダガーを復活させる方法を選ぶのが人情と言うものではないだろうか?
こう言うところが、土屋も大神と似た者同士なんですよねぇ……
まぁ、敢えてフォローするとすれば
土屋的には、スピンコブラの開発に関わった時に新素材の有用性を肌で感じて、ZMCの使用を決意
大神マシンに対抗するためにもゆくゆくはZMC強化を施した新マシンを子供達へ提供する計画を立てたのでしょう
そして、その第一弾ニューマシンの設計は既にある程度進んでいて
それとたまたまトライダガーXが壊れたタイミングが被ったので
せっかくだからそのままリョウのマシンとして開発を進める事にしたのかなと
だから、あくまで可能性がある限りはZMCでのトライダガーの開発にチャレンジして
仮にZMC開発が失敗したとしても
路線変更してZMCを前提にしない新トライダガーの開発をするつもりではいたのではないかなと
『ZMCの焼結が出来なければリョウはもう二度とマシンを持てない』
みたいな空気は子供達の早合点でしかなくて
土屋博士はそんな事は一言も言ってない(でも出来ればZMCは作りたかったから敢えて言わなかった汚い大人ではある)
さて、ZMCと言えばもうひとつ気になるのが
なんでネオトライダガーにしか採用してないの???
と言う点
せっかく開発できたんだからVマシンにもZMC強化施せば良いのに……となりますが
やはり、実際に作ってみて
コストと労力が割に合わない
となったんでしょうな
気まぐれな鉄心先生でしか作れず
しかも古いとは言え釜をぶっ壊すレベルの火力が必要で、一つ一つワンオフで作らないといけない
その鉄心ですら確実に成功すると言うわけではない
どう考えても量産性は最悪です
そこで土屋博士はZMCで全マシンを強化する計画を諦めて
出張先のフロリダで、量産性の高い強化素材の研究をしたのでしょう
その成果が、サイクロンマグナムに吹きかけたプラスチックの分子結合を高める強化剤で
それを更に発展させたのがZMCガンマではないかなと
そして、そこから更に妄想を発展させると……
フロリダでクスコと再開した時にガンブラスターを共同開発
量産ZMCの研究も兼ねて、ガンブラスターをZMC素材で製作したのでは
時系列的には筋が通っているはず