劇中世間での立ち位置
弾突バトル超Ｘ劇中におけるフリックス・アレイの世間での扱いは『世界的に有名なゲーム』と言った感じ
千葉を中心に世界中でファンやプレイヤーが多く存在し
トッププレイヤー達による大会が定期的に開催されており、プロ組織も存在してはいるものの
あくまで『市民権を得たサブカルチャー』レベルで
公的な学校等での活動に採用される事は稀
フリックスに興味がなかったり知らない人もそれなりにはいるような世界
競技外での武力について
劇中におけるフリックスのシュート威力は、ごく一部のパワー重視フリッカーが攻撃重視の機体で木をへし折る事が出来る程度で
一般フリッカーのシュートは現実とほぼ変わらない
この事から、比較的安全な威力の玩具である
しかし、アクチュアルモードになると
物理的な威力が、質量1000倍の速度10倍となるだけでなく
更にダメージとなる攻撃を決めれば、ビートヒットや場外は1ダメージにつき10tの衝撃、マインヒットは1ダメージにつき500℃の熱、フリップホールは1ダメージにつき-10℃の冷気、スパークリフレクトは1ダメージにつき1万ボルトの電撃、ブラックホールやグラビティストンプは1ダメージにつき10Gの圧力を攻撃対象に加わえられる
また、人間やその他生物に対してダメージをキャンセルするセーフ機能もあるので不殺で相手の武力のみを無力化可能
防御面は、素材強度は通常の1000倍となり、多少破損してもシャーシが無事なら機能停止せず
アクチュアルバトルのシステムに則ってHPを0にしない限り戦闘不能にならない
機動面は、シュートにおける速度や移動距離は通常時の10倍
多少の凹凸なら平面とほぼ変わらない補正機能あり
アクチュアルモード起動中、フリッカーは幽体とほぼ同じ状態で次元的に隔離されるのであらゆる攻撃が通じず、どんな環境にも耐えられる
また、フリックスは多種多様な機体やバトルスタイルが存在するため対応力も無限に高い
ただし、これらを実際に実利として使えるのはフリップゴッドやバン達資格を持ったトッププロフリッカーのみであり
一般フリッカーは緊急事態を除いてバーチャル世界か限られた施設内での使用しかできない
実績
これだけ都合良く高い武力性能があるので、当然それなりに実績もあり
環境汚染等の影響で突然変異してモンスター化した猛獣が人里に現れた時の駆除
隕石や竜巻や津波などの撃破
災害発生時の人命救助
各国の紛争が過激化し、戦争になりかけた時は
圧倒的武力で軍を無力化して鎮静
そして
「あくまでフリックスはフリッカー同士の競技をするためものなのに、お前らの力はそんな遊びにすら劣るほど矮小でくだらんもの」
と力を誇示しつつ煽り、各種武力組織を鎮圧
実際フリックスは、ただ使うだけでは強くなれず
フリックスを楽しみ、自分に合った愛機と絆を結びフリッカーとして強くなければ力を発揮できないため
競技として繁栄を続ける事が結果として安全な抑止力となり
一応劇中内では戦争等がなくなり平和な世界になっている
ただし、万が一の悪用を防ぐためにこれらの成果は一部の関係者を除いて公には隠蔽されている
なので活動は大体ゲリラ的で常用しない
とは言え、フリッカーはフリックスに関連する事以外の野望がない変わり者の集まりなので、競技に関連する事以外でフリックスの力を悪用するものはまず存在し得ない
悪者以上の力を持つものがフリックスバトルジャンキーしかいないので、フリックスと無関係な悪い事する奴との戦いはあんまり起こらない
また、競技運営によって力を誇示して、それを抑止力としているのでその象徴たるフリップゴッドの存在は意外と重要
その他社会貢献について
フリックスバトルで発生したエネルギーが発電に役立てられたり
大会運営の収益の一部が募金されたり
土産物をフリックスにする事で地域活性化に役立てられたり
フリックスで使われた技術が他のメカの技術に流用されたり
他の仕事で使う技術のテストとしてまずフリックスで試したり
乗り物にフリックスを接続するとフリックスの機動性能が乗り物にプラスされて燃費が微妙に良くなるようなテクノロジーが開発されたり
などと言った形で社会貢献される事もあるがそこまで一般的に注目されるほどではない
まとめると
フリックスが繁栄していればこの世界は大体平和
ただし、それが世間に知れ渡ると悪用される危険があるので隠蔽している
あくまで世間ではそれなりに有名な楽しい遊び競技としての立場を確立
競技以外の実利としてフリックスを活用するのもトッププロフリッカーの仕事だが現状平和なのでその機会は少ない
これらの設定は物語の本筋に絡む事はないので
登場人物達は余計な事を気にせず純粋にフリッカーとして戦い、楽しみ、悩み、成長していく事が出来る