なんだよ、せっかくコータVSリョウのバトルで綺麗に締め括れると思ったのに最後に余計な事しやがって……!
と、観るまでは憤ってたのですが
いやはや、思ってたよりも素晴らしい最終回でテンション上がっちゃいました!
僕がホビーアニメで世界救う系が大嫌いなのって
実際のホビーとプレイ目的があまりにも乖離してるからってのが理由の一つで
世界を救う事自体は別にサブエピソードとかでやる分には良いんだけど、劇中でそれを主目的にしたシナリオを描いて欲しくないってのがあるんですよ
お前ら別にそう言う実利や義務感でホビーやってるわけじゃないだろってなるし
遊びや競技としてのホビーが下に見られてバカにされてる感が出てしまうんですよね
結局実利が絡まないとホビーやらんの?その程度の感性で描いてんの?
世界の危機みたいな緊張感が出て盛り上がるのが当たり前の要素に頼らないとお話を面白くできないの???
人が死なないと悲しいお話書けないの????
血飛沫と包丁持たせないとヤンデレ描けないの???
と、少々過激な感情が出てきてしまうのですが
しかし、ボトルマンの場合はデジタル対戦セットとかでそこらへんの違和感を消す下準備をされてたのと
まさかのブラストボスの回収で一気に盛り上がりました!
ブ、ラストボスとは想像付かなかった!
これはやられましたわ!!
確かにこいつを出すならボトルバトラー同士のバトルだけだと難しいわ……!(大会の一セクションとして出すって手段もあるけども)
コータとリョウが協力してダンジョンを攻略していくのも
『こう言うアトラクション楽しそう!』って思わせてくれるような描き方でしたし
あと、ゴッドキャップシリーズの伏線みたいな形でメタルキャップが登場したのも熱かった!
メタルキャップ自体は前作にも登場したからわざわざ出さんでも良い気はしたけど
これがあるから「ゴッドキャップシリーズはカオリが作ったんだな」って、アニメがなくともそう言う妄想補完が出来るのは見事です
それはともかく
結局AI要素って何だったんやって感じではあったけど
一応コータが「AIともボトルバトルできたのかな?」と惜しむようなセリフがあったので、そこで成仏出来たかなと
そして、世界を救い、命の危機に晒されながらも
それらを乗り越えて行き着いた先が
全キャラと前OPを背景にしたフリーバトルってのは
王道にして美しい最終回だったと思います!
1年間お疲れ様でした!!