爆走兄弟レッツ&ゴー‼︎第5話「再対決!トライダガーX 地下水路の戦い!」

Pocket

藤吉「なるほど、とりあえずワテの標的はマグナムセイバーでゲスな」

番組開始のあらすじナレーションの最後に新規シーンを差し込んで新キャラ登場させるのちょっと珍しいね

普通だったら前回の最後に藤吉を登場させて引きで終わらせそうなもんだけど(と言うか前回でこう言うシーンがあったように錯覚してしまう)

 大会の帰り道 

100秒ハンデで勝利した事に納得がいかない豪
烈、ジュンと歩いて帰ってるけど

佐上のおっちゃん車で送ってあげなかったのか?

あれか、一応出店の片付けがあるからジュンは先に烈豪と一緒に帰るってなったのか

前回、出店影も形もなかったけどな

そんな3人の前に現れるおぼっちゃま君、三国藤吉
お得意のオベッカで豪を煽てて調子に乗らせます

豪「顔は変だが、いい奴じゃねぇか」
ジュン「えぇ!?全部変よ!!」

それは言いすぎやろww

その後、豪はイラつきながら河原で水切りをするんだけど
しっかり伏線になってます

 土屋博士とファイター 

大会後にファイターの自家用車で移動してんの土屋博士!?

ここでスピンアックスと三国藤吉の話題が出たり
土屋博士が子供達をモニターとしてマシンを託す意図を説明したり
そしてセイバー市販化の話が出たり

こういう、大人同士の雑談混じりなノリでのビジネス会話
良いなぁ

キッズアニメでありながら、最初に夢を叶えるのは大人である土屋博士ってのも面白いんですよね

 リョウへ再挑戦するために鷹羽山へ 

山を彷徨って腹を空かせた豪は、魚を焼いている鷹羽兄弟の拠点に遭遇
これが昼飯だとしたら、マウンテンダウンヒルレースって午前中しかやらなかったって事か
ジュンは早朝練習した後に会場に来てたって事を考えると
あれだけ大規模な大会なのに会場使ったのほんの2〜3時間って事か
贅沢だなぁ……!

空腹に倒れる豪へ焼き魚を分けてあげるリョウは本当に面倒見がいいな

それにしてもレツゴの食事シーンは本当に美味しそう
作画も良いけど、SEが良いんだよね

 地下水路の戦い 

豪の再挑戦を受けたリョウは勝負の場所としてまだ水の流れてない地下水路へ案内

普通に自分とこのコース使えば良かったのに……!

けど、こう言う場所でミニ四駆走らせるのはワクワクしますね!
良い子は絶対に真似しちゃダメ

豪を調子付かせてリョウへ再挑戦するように仕向けた藤吉が彦左と一緒にドローン(ラジコンヘリ)を使って偵察してるシーンも並行で描いてるのも面白い!

ラジコンヘリってかなり音うるさいんだけど良くバレなかったな?

レースの方は、マグナムがスタートで前に出るもすぐにトライダダガーが抜き返す
と言う描写が細かい
この頃はまだマグナムの方が加速重視でトライダガーが最高速重視なんだよね(後に逆転する)

 豪を探す烈とジュン 

「この間のコースにはいなかったしなぁ」
「ジュン、帰らなくて大丈夫か?おっちゃん心配するぜ」

初期レツゴのツッコミどころの殆どって『原作要素を取り入りた結果』発生してるものばかりなんですが(こした先生の漫画は基本的に勢いだけだから整合性皆無)
烈やジュンの細かいアニオリセリフがいい感じにそれをフォローしてるんですよね

あと、工事現場のおっちゃん達の何気ない会話とか
豪について尋ねる烈の態度とか
さりげなくリアリティが効いてて好き

「そろそろ水を流すか。用水路の中に残ってるものはいないな?」
「いません、大丈夫です」
「よし、行こう」

↑こことか
原作だと軽く「いませ〜ん!」って感じでいかにも漫画っぽいんだけど
アニメだとほんとに現場のおっちゃん達がリアルに話してるみたいになってる

でも休憩後に水流すならもう一回確認しなきゃダメだよ!

ここから、出口に向かう二郎丸に会って烈がこれまで聞いた断片的なセリフから状況を把握するまでの流れがキレイだし
烈の様子に気付いて急ブレーキかける二郎丸にぶつかるオチまでつけて、シリアスとギャグのバランスが良い

 壁走り登場! 

レースは終始トライダガー優勢になると思いきや
水が溜まってる場所だと軽くてダウンフォースの効いてないマグナムの方が路面のデバフを受けづらいってのが面白い

そして、それを回避するためにトライダガーの必殺技、壁走りが初登場!
理屈としては強力なダウンフォースで壁に張り付きながら走るだけだから
一定以上のダウンフォースさえあればどんなマシンでも出来る技だけど
やっぱりトライダガーならではってイメージが強い

 迫り来る水 

水が流れ出したのを見て、モニター越しに
「豪君逃げるでゲス!!」
って叫んじゃう藤吉
ただのお調子者で腹黒い奴じゃなく、ちゃんと根は良い子なんですよね
黒沢と同じで、キャラのヘイト管理が上手い

水よりも速く走るトライダガーに対して、マグナムと豪は水に飲まれてしまう
諦めかける豪の頭を小突いて、タイヤの回転で豪へ意思を伝えるマグナム

マシンが初めて、レーサーの想いを超えてやる気を伝えた!!!
これこそがレツゴ!!!
意志を持たない機械の意志を汲み取る事の出来る感性と愛情こそが競技玩具アニメのエモさなのです!!

板を発射台にしてマグナムを水面にジャンプさせて、水切りさせる事で水流の勢いを使って加速してトライダガーに追いつき同着!

河原で水切りしたシーンがここの伏線になってるのです!!!

演出の熱さとしっかりした理屈によってもたらせる説得力のある結果!

意外な事に、マグナムとソニックが同着する事ってあんまり無いけど
マグナムとトライダガーはちょいちょい同着ゴールするんですよね

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

JPEG,PNG,GIF形式の画像を投稿できます(投稿時はコメント入力必須)