バンダイから発売されたバトルホビー『クラッシュギア』を題材にしたアニメ
激闘!クラッシュギアT
ホビーアニメらしく大袈裟な表現が楽しいこの作品ですが
その中でも一際目立っているのが
『鎧輝の開発費用800億円』
手のアニメにありがちなハッタリと言ってしまえばそれまでですが
あの当時前人未到だったVTシャーシを搭載していたとは言え、その設計に800億円もかけたと言うのはいささかオーバーではなかろうか?
一体何にそこまで費用を使ったのか……
VTシャーシについて
鎧輝開発で切っても切れない存在がVTシャーシ
この機構はあの当時のギアマスター達にとっては夢のメカであり
開発は不可能だと思われていました
理由はバッテリーボックスをスライドさせる事によって得られるパワーに機体強度が耐え切れないと言うものでしたが
鎧輝はこれを『素材の力』で強引に解決しているのです
設定集などにも書かれていますが
鎧輝に使われている素材は『マンガニウム合金』と呼ばれる未知の金属
さすがサンライズ!
と言った感じの名称ですが
この金属は月面で精製されるようなのです
ちなみにスペースシャトルを飛ばす費用は500億円
はい、交通費の時点で6割以上使っちゃってます
800億円掛かったと言うのも納得です
しかしそれだけの莫大な費用をかけて作ったVTシャーシも
後にキョウスケに開発され、更にその後はギアゴッドがより簡単に作れる設計図を公開
全世界でVTギアブームが巻き起こりました
これによって
「800億円は無駄になった」とキョウスケに皮肉られもしましたが
鎧輝にとって1番金かかってるのは素材の方なので
「万願寺グループにとっては微々たる損失」
と不敵な態度を崩さなかった万願寺にも合点が行きます
事実、VTシャーシを搭載した他のギアに対しても圧倒的な力を発揮していたのはこの点が大きいのでしょう
いくら流行ってるとはいえ、クラッシュギア一機作るためだけに800億円もかけた理由
実は鎧輝プロジェクトってクラッシュギアのためだけのプロジェクトではないのでは
劇場版では鎧輝のフォルムをした水上バイクが登場
最終回の後日談では鎧輝フォルムのスペースシャトルに万願寺が宇宙飛行士として選ばれたと言う描写があります
つまり鎧輝プロジェクトとは、マンガニウム合金を使ったこれらの鎧輝型メカの開発及びそれらを使った様々な事業をひっくるめていたのではないかなと
CM