フリックス界にカンブリア大爆発を巻き起こす起爆剤となった機体
おはじき玩具の常識を超えた機能と性能の誕生により
超越を目指すもの
対策を講じるもの
それぞれの形で進化と発展をもたらした
その過程で生まれた様々な派生機
バネを強くするもの、リーチを伸ばすもの、力の方向を変えるもの……
そして、技術も発想も円熟してきた今だからこそ
再び原点に立ち返り、バンキッシュドライバーの強さを徹底的に分析し
最適化を図ったのがこの機体だ!
一見シンプルなこのフォルムの随所に初代バンキッシュドライバーのDNAが刻み込まれている
では、徹底分析の結果から導き出された最適化の答えを一つ一つ見ていこう
[4本並列スプリング]
初代バンキの強さは
『高火力でありながら低反動、小型である事』
に尽きる
しかし、火力を出すためにはどうしてもバネを強くしてストロークを長くする必要があるのだが
そうするとどうしても大型化は免れず、反動も大きくなる
反動を抑えるためにダンパーをつければ更に機体は大型化し、自滅のリスクが増えてしまう
しかし、ストロークが短いままならバネを強くしても反動はさほど増えない
そこで伸ばすのではなく並列させる事で火力を高める事に
[ストロークレール]
ここが1番のミソ
バンキの派生として作られた機体は、初代バンキにあった『レール』を省略して作られている事が多い
一見するとこのレールは不要に思え、無くした方が構造が簡略化出来ると考えられがちだったのだが
それが大きな落とし穴だった
レールがない事によって、アームがグラつき
そのせいで力のロスが増え、反動もより大きくなっていたのだ
レールがある事によってさほどバネを強くしなくても力を効率よく伝える事ができる
同じモーターパワーでも駆動系のロスが大きいからどうかによってスピードが変わるように
大事なのはバネの強さではなく力を伝える効率だったのだ
[リアウェイト&ブレーキ]
リアには変形させて、機体の後ろにウェイトとブレーキを配するアームを装備
バネギミック機体はトリガー部分を敵機にぶつけないといけないため直進性が命
シュートポイントに対して後ろ側にウェイトとブレーキがあると、まるでリアカーを牽引するように直進性が増すのだ
[分解機構]
バネギミック機は故障が多くなりがちなのでメンテナンスや修理がしやすいようにフロントパーツを分解可能に
これによって、相手に合わせてバネの本数を調整したり出来る
重い相手には本数を増やし、軽い相手には本数を減らして発動率を高めるのが有効
バネを無くせば小型の掬い上げ機体にも変貌
多種多様な戦い方に対応出来る!
ギミック発動動画
火力もさることながら
直進性と発動率、そして発動後の安定性は抜群
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