2020年10月〜12月末まで放送されていた1クールアニメ
『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』
女子高生が学校の名を背負ってアイドル活動をする『スクールアイドル』を題材とした謂わゆる『部活もの』のアニメなのですが
そこに登場するヒロインの一人
【中須かすみ】がめちゃくちゃ可愛かったので
好き勝手語ります
○はじめに断っておくと
僕のラブライブ知識は無印のアニメを全話観たのと、スクフェスをチョロっとやってる程度なんで
ドが付くほどのにわか野郎です
ライブとかにも行った事はないですし、楽曲もスクフェスやアニメで出たやつくらいしか分かりませんし
中の人が出てくるコンテンツも全くみてませんし中の人ネタも分かりません
そんな奴がなんでニジガク見てんだってなるんですが
「アニメのストーリーだけじゃなく、中の人コンテンツや歴史も全部ひっくるめて評価し好きになるもの」
みたいな空気をどことなく感じるこれまでの二作と違って
ニジガクは『アニメ単体がストーリー作品としてちゃんと纏まってて完成している』
って部分がとても入りやすかったのです
普通にストーリー作品を楽しみたいだけなのです
○実質主人公の中須かすみ
このよく出来たストーリーの中で一際目立っていたのが中須かすみでした
設定上の主人公は高咲侑と上原歩夢
そして準主人公は優木せつ菜なのだろうとは思いますが
狂言回し的なポジションの侑
性格上積極的に動けない歩夢
熱い性格に見せかけてメンタルがザコいせつ菜と比べて
強い信念と行動力を持ってどんな困難にも挫けずに立ち向かい、ギャグもこなしながら物語を牽引する中須かすみのキャラは非常に好感の持てるものでした
他のキャラのファンからすれば『贔屓されている』と感じる部分も出るとは思いますが
特に推しのいないニュートラルな状態で観た場合
面白いストーリーをしっかり牽引してくれるキャラと言うのはそれだけで魅力的に映るものです
○どんな所に惹かれたか
誤解を恐れずに一言で言うと『少年っぽさ』が彼女の魅力の大部分を占めると思っています
見た目が中性的と言うのもありますがそこは置いといて
中須かすみの表面的なキャラは
『しつこく可愛いアピールをするぶりっ子』なのでどちらかと言うと少年っぽさからは遠いようにも思えるものですが
その『可愛さアピール』の手段が非常に『少年チック』なのです
『ぶりっ子キャラ』ではあるものの、誰かに媚びへつらったりするのではなく
誰彼構わずただひたすらに馬鹿の一つ覚えのように可愛いアピールをしまくると言う
女子らしい計算もへったくれもあったもんじゃ無い、まさに男の子!!って感じのやり方なのです
『可愛い』を『かっ飛び』に変換するだけであっという間に星馬豪です
「熱いとかじゃなくてかすみんは可愛い感じでやりたいんです!!」
「何がチームランニングだ!かっ飛びのどこが悪いってんだ!!」
「かすみんほどじゃないですけど、歩夢先輩も結構可愛いですから」
「俺ほどじゃねぇけど、お前も結構速いじゃねぇか!」
「世界で一番可愛いのはかすみんですからね!」
「まっ、世界で一番速いのはこの俺だけどな!」
同じ同じ
しかもこれらのセリフを無駄に熱血っぽく言ったり、男らしくカッコよく言うのではなく
自信満々で偉そうに言うところが『少年っぽい』のです
そうやって考えると
普段優等生だけど内に秘めた熱さがあって、でも責任感の強さが仇になってザコメンタルを発揮する優木せつ菜は烈ポジションでしたね
○言ってる事とやってる事が競技玩具アニメの主人公
廃部になった同好会を復活させるためにたった一人で奮闘することを決意し
生徒会からプレートを取り戻して新しいメンバーを集めるために奔走する
手作りパンなどで気を引いたり
時には独りよがりな行動で仲間を傷つけた事を反省したり……
真理野コウヤじゃん!!!
さすがサンライズ
パン作りが得意でそれを勧誘の手段に使うってとこまで共通するとは……
○あと去勢された雄猫みたいで可愛い
イタズラ好きだったり
すぐ調子乗ったり
目を離すとすぐどっか行ったり
所構わず可愛いアピールしたり
気に入った相手にはすぐマーキングしたり
目下に対しては面倒見良かったり
22点でにゃんにゃん♪だったり
これはもう世界一可愛い生命体
『去勢された雄猫』そのものですね
可愛くて当然です
CM