ベイブレードの強さ談義をする時によく使われる言葉と言えば
「〇〇強い!」「〇〇は弱い」
ですが、この〇〇には、具体的なパーツ組み合わせを言わずに大まかな機体名だけを入れる場合が多いですよね
特に爆転世代のベイブレードだと顕著です
例えば
「ウルボーグ強い!」
「デスガーゴイルMS強い!」
「トライグル弱い!」
「トライピオ最弱www」
この機体名の定義とは一体どこになるのか?気になる事はないでしょうか
メタベイやベイバにおいては、「上部リングパーツ」が明確に本体として扱われているので分かりやすいのですが
爆転ベイは、アタックリングとブレードベース、どちらも等しく本体として扱われています
ウルボーグが強いのは、アタックリングではなく主にベアリングベースの力によるもので
アタックリングをガルオンなどに変えられたものが主流であっても「ウルボーグが強い」と言う印象が強くなりますし
トライグルはブレードベースは自滅率が高いもののアタックリングはかなり優秀なパーツです
それでも「トライグルは弱い」と言う印象が
反対に、トライピオは、ブレードベースは汎用性のあるものですがアタックリングのせいで「弱い」と言う印象が付いてます
果たして、アタックリングとブレードベース、どこに本体があるのか……?
と、難しく語りましたが、答えは簡単です
ようは「その機体の正規の組み合わせとして売られている製品でしか手に入らないパーツ」が全て本体になるんです
たまに出る特別な組み合わせ違いによる製品は省きます(福箱やらランダムブースターやら色違いの特別品やら)
あくまでそのパーツと正規の組み合わせで発表されたものに限ります(分かりやすく言えばアニメキャラが使ってる組み合わせですが、例外もあります)
例えば
トライピオは、アタックリングはトライピオの製品にしか入っていませんが
SGシャープベースは他の製品にも入っています
なので、この場合はアタックリングのみがトライピオの本体として扱われます
ウルボーグは、アタックリングもブレードベースも、どちらもウルボーグにしか入っていないので
どちらを使ってもウルボーグ本体として扱われますし
トライグルにおいても同じ
となると、「どちらも本体」として認識されてしまうパーツの組み合わせも可能になるのですが
そうなった場合は
勝利の貢献度、敗因の大きさとなったパーツによって、感覚で何が強いのかが分かれます
例えば
タイガーディフェンサーにSGジャンプベースを組み合わせて自滅ジャンプして負けたとしても
その敗因は明らかにタイガーディフェンサーではなくジャンプベースにあるので
「ドライガー弱いww」ではなく「トライグル弱いwww」となるのです
ウォーライオンにSGベアリングベースを組み合わせて持久勝ちしたとしても
その貢献度はやはりSGベアリングベースの方が大きく感じ、ウォーライオンはあくまでSGベアリングベースの邪魔をしないという意味で相性が良かったとして扱われるから
「ガルオン強い!」じゃなく「ウルボーグ強い!」と言う印象が強い
もしくは、大会などの使用頻度にも影響します
ウォーライオンもベアリングベースもどっちも強いのですが
ベアリングベースの場合は、ウォーライオン以外のアタックリングを組み合わせる事も多いですが
ウォーライオンは別のベースを組み合わせる事は少ない
だからあくまで「相性のいい付属品」として扱われる
なのでやっぱりウルボーグ強い!になっちゃうんですよね
とは言えここら辺はあくまで感覚は感覚
なので、この場で明確化する事は出来ません
もし仮に、ウルボーグ以外でもSGベアリングベースがいろんな商品に正規組み合わせと言う体で付属したとしたら
「ウルボーグ強い!」ではなく「SGベアリングベースが強い」となっていた可能性はあります
CM