オリジナルビーダマン物語 第94話

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爆砕ショット!ビースピリッツ!!


第94話「勝ち負けを超えたバトル!」




 ヒンメルとの試合終了後。
 シュウは呆然自失の表情で控え室へ戻るための廊下をフラフラと歩いていた。
「……」
 そんなシュウの前に人影が現れた。
「これで、分かりましたか?」
 シュウは立ち止まりその人物を見上げる。
 そこには、メアシが優しげな表情で立っていた。
「メアシ……」
「あなたは、ビーダマンは楽しいものだから、辛い事や悲しい事があっても幸せだと主張した。そして、実際にそれを自分のバトルで証明し続けてきた」
「……」
「しかし、彼は……ヒンメルはどうでしょう?」
「っ!」
 シュウの顔が歪む。
「ヒンメルは、楽しむ事によって不幸になった。あなたが主張を通そうとすればするほど、ヒンメルやその周りは傷つく事でしょう」
「それは……!」
「やはり人々はビーダマンから解放されるべきです。これはもう揺るぎ無い事実」
「……」
 否定したいのに、シュウには反論することが出来なかった。
 そんなシュウに、メアシがそっと囁いてきた。
「どうです?この大会が終わった後、私と一緒に来ませんか?」
「え……?」
 思いがけない誘いだった。
「私と共に、ビーダマンの無い理想郷を作るのです。今のあなたとなら、良い関係が築けそうだ」
「じょ、冗談じゃない!」
 流されそうになるのを必死で振り払ってシュウは叫んだ。
「今すぐにとは言いません。返事はいつでも構いません」
 そう言って、シュウの手に名刺のようなカードを握らせた。
「私の連絡先です。では、待っていますよ」
 それだけ言うと、メアシはシュウの反応を見ずに歩いて行った。
「ぐぐ……!」
 シュウは悔しげに拳を握りしめた。
 その翌日。仲良しファイトクラブ。
 シュウは次の試合に向けて、いつものように練習していた。
 しかし、あからさまに覇気がない。
 
「……」
 ショットにいつものパワーが無い上に、ターゲットにヒットしない。
 それを遠目で見ていたタケル達は心配そうに話している。
「シュウの奴、心ここにあらずって感じだな……」
「仕方ないよ。シュウ君にとって一番の目標だったヒンメル君にあんな秘密があったなんて……。今までの努力を全部否定されたようなものだもんね」
「まぁな……」
 タケルはゆっくりと、気の抜けた表情で練習しているシュウへ歩み寄った。
 
「シュウ、どうだ調子は?」
「タケル」
 肩を叩かれ、シュウはタケルの方を向いた。
「身が入ってないようだな。まだヒンメルの事引きずってるのか?」
 タケルはシュウを刺激しないように優しげに話し掛けた。
「……」
 シュウは少し黙ったのちに口を開いた。
「あのさ、タケル」
「ん?」
 躊躇いがちに、シュウは言葉を紡いだ。
「俺、世界選手権を辞退しようと思うんだ」
「なにっ!?」
 ゆっくりとした口調で発せられたその言葉に、タケルは目を見開いた。
「ずっと考えてたんだ。俺、別に大会でいい成績残したくて戦ってきたわけじゃないし。もう大会でヒンメルと戦える機会もないしさ。これ以上戦ったって……」
 ガッ!
 シュウが言い切る前に、タケルがシュウの胸ぐらを掴んだ。
「ふざけるなよ……!そんな勝手が許されると思ってるのか!!お前はクラブの代表のようなものだ!お前一人の戦いじゃないんだぞ!!」
「俺はっ……!タケルのために戦ってるわけじゃない!」
 首を圧迫されながらも、シュウは叫んだ。
「じゃあ、今まで戦ってきた奴らはどうなる!!」
「っ!」
「お前は、これまで戦ってきた奴らを乗り越えてあの場にいるんだ!乗り越えられた奴らの事を考えたのか!?」
「そ、それは……!」
 これまでのバトルの事を思いだし、シュウは顔をそむけた。
「勝てとは言わない。だが、逃げるような真似はするな!戦えないと言うなら、その無様な姿を最後まで晒せ!それが負けて言った奴らへのせめてもの手向けだ」
「……分かったよ」
 シュウはしぶしぶながら頷いた。
 これで元に戻ったというわけではないが、試合に出ないという事はないだろう。
 
 試合当日。
 今回の会場は、アフリカのサバンナだ。
 野生動物の住処であるこの雄大な土地に、サーカスのようなテントが設置され、その中がバトルフィールドとなる。
 
『後半戦に突入し、ますます盛り上がりを見せるビーダマン世界選手権本戦リーグ!
今回の舞台は、アフリカのサバンナだ!野生動物に負けないワイルドなバトルを期待しているぜ!!
そんじゃ、早速第1試合の対戦カードの発表だ!』
 ステージのモニターに、マサーイ・マーサイとシュウの顔が映し出された。
 
『最初に戦うのは、シュウ君VSマサーイ・マーサイ君だ!!10分以内にスタート位置についてくれ!!』
 
 シュウの控え室。
「いきなりシュウの試合か……」
 シュウは相変わらず意気消沈している。
「シュウ先輩、大丈夫ですかぁ……?」
 リカが心配そうに話し掛ける。
「あぁ、まぁな」
 シュウは力無く答えた。
「シャキッとしなさいよ、シュウ」
「分かってるよ」
 琴音に促され、シュウはゆっくりと立ち上がり、よろよろと歩き出した。
「む、無理しないでね。シュウ君」
 彩音が優しく声をかけると、シュウは振り向いて弱弱しく笑った。
「大丈夫、ありがと」
 そして、ゆっくりと扉を開いて外に出て行った。
 パタン……と静かに扉が閉まる。
「……無様だな」
 ヒロトが腕組みをしながらポソッと呟いた。
 シュウの前で言わなかったのは彼のちょっとした優しさだろうか。
「タケル君。やっぱりこの試合は休ませてあげた方がよかったんじゃ……」
「体調が悪いわけじゃない。どんなに気持ちが沈んでいようと、戦えるのなら舞台に立たさないと。逃げ癖がつく」
「それは、そうだけど……」
「大丈夫。あいつもビーダーだ。バトルをすれば自分が何をすればいいのか分かるはずだ」
 タケルは強い眼差しで、会場を映すテレビを見つめた。 
 
『さぁ、会場にシュウ君とマサーイ・マーサイ君が姿を現したぞ!』
 
「……」
 俯きがちなシュウに対して、マサーイはスキップしながらシュウの前に現れた。
「あなたがシュウさんデスネ!今日はよろしくデース!!」
 ニコニコしながらシュウに握手を求める。
「あ、あぁ……」
 その元気さに少し押されながらも、シュウは握手を返した。
「ん~、なんだか元気がありませんネ?お腹でもいたいデスカ?」
 マサーイ・マーサイが心配そうにシュウの顔を覗きこむ。
「いや、大丈夫だ。バトルは出来る」
「そうデスカ……」
 
『そんじゃ、二人ともそもそもスタート位置についてくれ!』
「イエース!今日もバトル楽しみデース!!」
 マサーイ・マーサイはウキウキしながらスタート位置へ向かっていった。
「……」
 シュウもトボトボとスタート位置に着く。
 
『それでは、おっぱじめるぜ!レディ、ビー・ファイトォ!!』
 
「いっきマース!!」
 マサーイは、元気よく駆けだした。
「はぁ……くそっ!」
 シュウは、一応気合いを入れ直して駆けだした。それでもいつもの勢いはない。
 若干シュウのスタート地点寄りだが、フィールド中央で二人が対峙する。
 
『さぁ、二人のビーダーがフィールド中央で対面!ここから熱き戦いが始まるのか!?』
 
「いえーい!!」
 ズバババババ!!
 マサーイのショットが襲い掛かる。が、威力は弱く、連射量も大したことは無い。
「……」
 シュウは難なくそのショットを撃ち落とした。
「オー!!さっすがデース!でも、ボクも負けないデース!!」
 バッ!
 マサーイは物凄いジャンプ力でシュウを飛び越えて背後を取った。
「っ!」
『おおっと!スゴイジャンプ力だ!さすがはマサイ族の戦士!!』
 
 背後からシュウのボムへショットを当てる。
 が、威力が弱いので大したダメージにならない。
「楽しいデス!楽しいデース!ここサバンナはボクの故郷!この空気、動物達の息吹……こんな場所で戦えるんなんて嬉しいデース!!」
「……」
 シュウはゆっくりと振り返って、マサーイのボムへ攻撃をブチ込んだ。
 
 バーーーン!!
『シュウ君もようやく反撃!!マサーイ君へ大ダメージだ!!』
 
「ワオッ!スゴイ威力デス!!こんな強いビーダーと戦えるなんてボク、トテモトテーモ嬉しいデス!!」
 シュウのパワーショットを見て、なおもはしゃぎまくるマサーイにたいして、シュウは怪訝な顔をした。
「お前、なんでそんな楽しそうなんだよ?」
「え?どういう意味デスか?」
「お前の成績、ベルセルクの不戦勝以外、全敗じゃねぇか……。仮に俺に勝ったって、もう上位入賞は出来っこない。こんなバトルして、意味あんのかよ」
「そんな事ないデス!」
 マサーイは真摯な表情で強く訴えた。
「ボク、あなたと戦えるの、凄く楽しくて嬉しいデス!ボクの村はビーダマンがあまり流行ってないので、強いビーダーと戦える事はありませんデシタ。
でも、この大会でスゴイ強いビーダー達と戦えるのが凄く楽しくて嬉しいデス!僕は弱いから勝てないけど、バトル出来るだけで、満足デス!」
「勝てなくても、バトル出来るだけで、楽しい……?」
 シュウは噛みしめるように呟いた。
「シュウはビーダマン楽しくないデスか?」
「俺は、ビーダマンは、楽しいと思う……けど、今は分からねぇ……分からなくなっちまった……」
 俯き、苦渋の表情で言葉を絞り出す。
「ビーダマンは楽しいデス!一緒に、楽しみまショウ!!」
 そう言って、マサーイはバッ!と地面を掘って潜った。
「っ!」
 
 バザァァ!!!
 地中からシュウの目の前にマサーイが飛び出す。
「うわぁぁ!」
「あはははは!!!楽しいデース!!」
 ドギュドギュ!!
 ビックリしている隙にシュウのボムへ攻撃を加え、マサーイは再び地中へ潜った。
「いっつつつ……!」
 
『これは凄い!マサーイ君は身体能力を駆使して地中から攻める作戦だ!しかし、意表は付けるものの、シュウ君には大したダメージにはなっていないぞ!!』
 
「ってぇ……」
 バザァァ!!!
「いえーい!!」
 マサーイは、今度は地中から飛び出した勢いでシュウの肩を踏み台にして大ジャンプし、クルクル回転して着地した。
 
『マサーイ君!地中からの見事な空中技!……って、これとビーダマンと何が関係あるんだぁ?!』
「はぁ、はぁ、さすがにちょっと疲れてしまいマーシタ」
 息を乱しながら、マサーイははにかむように笑った。
「な、なんで、そんな意味のない事を……」
「楽しいからデス!」
 マサーイは断言した。
「……」
 シュウがあっけにとられていると、マサーイは一瞬で間を詰めてきて、そして……。
「バァァ!!!」
 両手で頬の肉をひっぱって変顔を作り出した。
「おわぁ!!」
 ビックリして尻餅をつくシュウのボムへ何発かショットを当てる。
「あははははは!!!」
「こ、この野郎……!」
 バババババ!!
 シュウは頭にきて、地面へショットを放つ事で土をマサーイの顔にブッかけた。
「うわわわ!!!」
 マサーイの顔が土まみれになる。
「あっはっは!!黒い顔がもっと黒くなっちまった~!!」
 シュウはマサーイの顔を指差してバカにするように腹を抱えて大笑いした。
「むむっ!やりましたねぇ!!」
 マサーイも負けじと、シュウと同じことをする。
「おおっと!当たるかよ!」
 シュウは土を躱す。
「だったら、これはどうですか!?」
 ザザザッ!
 マサーイは再び地面に潜った。
「あ、ズルいぞ!」
 バーーーン!!!
 突如、シュウのボムがフッ飛ぶ。
 地中から撃たれたのだ。
「げぇ!」
 そして、シュウの足元からマサーイが飛び出し、シュウは尻餅をついてしまった。
「あっはっはっはっは!!」
「く、くっそぉ……!」
 シュウは目の前で仁王立ちして笑うマサーイを睨み付けたが、顔を見合わせた二人はプッと吹き出し、笑い始めた。
「「はっはっはっはっは!!!」」
「やっぱお前変な顔~!」
「シュウこそ、すぐ驚いてカッコ悪いデース!」
 互いの事をからかいながら笑い合う。まるで昔からの親友がじゃれているようだった。
「へへ……そっか。勝っても負けても楽しいか。そういや、俺もそうだったんだよな。最初は勝ち負けとか、どうでもよかったんだ」
 初めてビーダマンを手にしたあの日。
 ビーダマンを撃てるって事がひたすら楽しくて。
 友達と遊べるのがたまらなく嬉しくて。
 日が暮れるまで、ビーダマンを撃ち続けていた。
 勝ち負けなんて、意識しなかった。
「そうだよ。そうだったんだ。これが、ビーダマンなんだ」
 シュウは独り言をつぶやいたのち、マサーイへ向き直った。
「マサーイ!このバトル、楽しく遊ぼうぜ!!」
「もちろんデース!!」
 
『な、なんだか妙なバトルになってきたぞ!
お互い、激しく動き回ってはいるものの、土を掛け合ったり、相手を踏み台にしてジャンプしたり……ビーダマンの戦術とは全く関係なさそうな事ばかりしている。
これは、バトルと言うか、友達と遊んでいるだけみたいだ!!』
 
 ビーダマスターの言うとおり。
 シュウとマサーイのバトルは、戦略も何もあったものじゃない。
 ただビーダマンを使ってじゃれているだけだ。
 世界レベルの大会でやるような内容じゃない。
 それでも、二人の楽しそうな笑顔に対して文句を言うものはなかった。
 控え室。
「なんだ、あのバトルは……?」
 ヒロトが難色を示す。
「でも、シュウ先輩楽しそうです」
「えぇ。シュウ君、吹っ切ったみたいね」
「ほんと、単純よね」
「だが、あれでこそシュウらしい。いや、ビーダーの原点と言えるな」
「そうね。ビーダマンは、今でこそ勝ち負けが重要視されるようになったけど。元々は、ただビー玉を発射するだけの玩具だった。ただそれだけで楽しいものだったんだよね」
 
『さぁ、二人のバトルは互角……と言ってもいいのか分からないが、互いのHPがそろそろ少なくなってきた!
いよいよ終盤戦に突入だ!!』
 
「そうだ。ビーダマンは楽しいものなんだ。例えそれで傷ついたって、楽しいんだ!!それを止める必要なんてないんだ!!」
 シュウはヒンメルの顔を思い浮かべた。
「何が起こったって俺は、真向から受け止めてやる!!」
 そして、マサーイの顔を見つめた。
「マサーイ!楽しいな!」
「楽しいデス!楽しいデース!!」
 ドギュッ!ドギュッ!!
 二人とも、効率なんか関係なく、ただ快感に身を委ねるためだけにビー玉を乱射している。
「だけどさ、マサーイ!ビーダマンは勝っても負けても楽しいけど、やっぱり負けると悔しいもんだぜ」
「え……?」
 それは、ヒンメルから教わった事。
 全く歯が立たなくて、ビーダマンをしてから初めて経験した敗北。そして初めて感じた、つまらないバトル。
 勝っても負けても楽しいけど。やっぱりそれは、勝てたら嬉しいからこそ、楽しいんだ!負けたくないから楽しいんだ!
 
「勝ったら滅茶苦茶嬉しくて、負けたら滅茶苦茶悔しいんだ!だから俺達は全力で勝とうとする。お互いに勝ちたいと思いながら戦うから、勝っても負けても楽しいんだ!!」
「シュウ……」
「だから、こっからは真剣勝負だ!全力で勝ちにいこうぜ!!」
 シュウの提案に、マサーイは大きく頷いた。
「分かりマシタ……。ボクなんかがシュウに勝てるとは思わないけど。勝ちたいデス!」
「違うだろ!勝ちたいじゃない、勝つんだよ!俺だってお前に勝つ!本気でそう思え!!」
「ハイ!勝ちます!ボクはシュウに勝ちます!!」
「おう!手加減しないぜ!!」
 シュウとマサーイが向き合い、本気のショットの構えをとった。
『おおっと!さきほどまで楽しく笑っていた二人の様子が一辺!今度は、まるで荒野の決闘のような静けさが辺りを包み込む!これが最後の勝負となるのか!?』
 
「うおおおおおおお!!!!!」
「いきマス!!!」
 バゴオオオオオオオ!!!!!
 互いの全力ショットがビーダマンから放たれた。
 
 ガキンッ!
 しかし、やはりシュウの方が威力が上だった。
 シュウのショットがマサーイのショットを弾き落とし、ボムを撃破した。
 
『決まったぁ!!勝ったのはシュウ君だ!楽しいバトルの末に、見事な勝利を手にしたぞ!!』
 
「おっしゃぁぁぁ!!!」
 シュウは拳を振り上げて、本気で喜びを表現した。
「シュウ……」
 そんなシュウへマサーイが近づく。
「ありがとうございマース。トテモトテーモ、楽しかったデース!」
「あぁ、俺もだ!」
 二人は、ガシッと握手をする。
「とても、楽しかった……デス。でも……」
 マサーイの手が震える。
「マサーイ?」
 見ると、マサーイの瞳から涙があふれ、頬を伝っていた。
「うぅ……悔しいです……!楽しかったのに、涙が、止まりまセン……!こんな気持ち、初めてデス……!!」
「マサーイ……」
 涙が足元に落ちて、地面を濡らす。
「これが、本当のビーダマンなのデスネ……。悔しいけど、悔しいのも、悪くないデス」
「ああ。それがバトルだぜ!」
「でも次は、嬉しくなりたいデス!だから……」
「あぁ、またバトルしような!」
「おねがしマス!!」
 シュウとマサーイは、握手している腕を天高く掲げ、再戦を誓い合った。
 
 
 
 
 
         つづく
 
 次回予告
「マサーイとのバトルで、やっぱり思った!ビーダマンは楽しいんだ。この気持ちが間違ってるとは思えない!例えそのせいで何かあったとしても、真っ向から戦ってやる!!
そう誓った俺は、ある人物とコンタクトを取った。あいつに、この気持ちを伝えるんだ……!
 
 次回!『真実の救い 理想の慈愛』
 
熱き魂で、ビー・ファイトォ!!』
 
 
 



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