オリジナルビーダマン物語 第59話

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爆砕ショット!ビースピリッツ!!



第59話「日本選抜戦開催!」







 東京都千代田区、日比谷公園。
 そこにビーダマンワールドチャンピオンシップ日本選抜戦の会場が特設されていた。
『皆!日比谷公園へようこそ!
今日はここで、ビーダマンワールドチャンピオンシップへ出場する日本代表選手が決まる!
予選を勝ち抜いた32名が、2つのブロックに分かれてトーナメントを行う。
各ブロックで勝ち抜いた2人のビーダーが日本代表選手としてワールドチャンピオンシップに出場できるぞ!』
 ビーダマスタージンがいつものように特設ステージに上がってアナウンスしている。
「っひゃ~、すっげぇ人が集まってんなぁ」
 仲良しファイトクラブのメンバー達も全員この日比谷公園にいた。
「そりゃ、日本代表を決める大会だからな。しかし、この人数が予選で一気に16人に絞られるのか……」
 今回は日本全国から人が集まっているため、県大会だったヒンメルカップや関東予選とは比べ物にならない人数が参加している。
「あたし、シード選手でよかった……」
 いくら実力があっても、この人数で戦った後に更にトーナメントも勝ち上がらないといけないとなると結構キツい。
 ジャパンビーダマンカップ上位者のシード制度はかなりのアドバンテージになる。
「俺はこいつら全員と戦いたかったなぁ。どんなバトルだろうが、勝ちゃぁ問題ないし!」
「それで運悪く予選落ちしたり、トーナメントで力出し切れなかったら元も子もないだろ。今は素直にアドバンテージを有難がっておけ」
「へーい」
 タケルに窘められて、シュウはしぶしぶ返事をした。
「お、俺達はこんな大人数の中戦うのか……」
 仲良しファイトクラブのシュウと琴音以外の出場者は当然予選から戦う事になる。
 皆緊張した面持ちだ。
「大丈夫だって!普段の練習通りやれば、お前らなら十分戦える!」
「うん、そうだね。これまで皆凄く頑張ってきたし、上達もしている。今日はその成果を試す場だと思って、いつも通りやれば結果はついてくるよ」
 シュウと彩音が皆を励ます。
「でも、優勝するのはもちろんシュウ先輩ですよねっ!」
「はいはい、あんたは余計な事言わないの」
 割って入るようにリカが言うと、間髪入れずに琴音が突っ込んだ。
 
 そんないつも通りの会話をしている間にもビーダマスタージンは進行を続ける。
『それでは予選の内容を説明しよう!今回参加してくれたビーダーはなんと一万人を超える!!
その膨大な数から、測定系の競技をやっている暇などない!一気にバトルしてもらい、一気に篩にかけちゃうぞ!』
 参加ビーダーの数を知ってシュウ達は驚愕した。
「い、一万人……!」
「多いとは思っていたが、半端じゃないな」
 そもそも日比谷公園に収まりきるのだろうか?
 
『競技内容は、フィールド内に設置されたターゲットを撃破していき、先に100ポイントゲットした順に予選通過選手が決まっていく!
ターゲットは、大中小の三種類あり、大のターゲットは10ポイント 中は5ポイント 小は1ポイントとなる!
当然、大のターゲットを狙っていきたい所だが、ポイントが高いターゲットは倒しづらい上に数も少なく、比較的難しい場所に設置してある!
難易度の高いターゲットに挑戦して高得点を狙うか、着実にポイントを稼ぐか、戦略が重要だ!
バトルフィールドとなる舞台は、ここ日比谷公園と北の丸公園を含む皇居!そして永田町を通って、赤坂外苑、新宿御苑、日本庭園……全てがバトルフィールドだ!
まさに日本を代表する選手を決めるに相応しい舞台だ!』
 
「どんだけの規模だよ……」
「一万人選手がいるなら当然の大きさなのかも」
 彩音はなんとなく納得した。
 
『ただし、ただターゲットを狙うだけではない!選手には全員、お馴染みのシャドウボムを付けてもらう!こいつに一撃でもビー玉を喰らったら、その時点でリタイヤだ!!』
 
「広大なフィールドの上に、シャドウボムを守りながらターゲットを狙う……予選からかなり過酷だな」
「しかもそのあと続けてトーナメントでしょ。体力的にキツそう……」
 ますますシード選手のアドバンテージはデカい。
 
『それでは、そろそろバトルを開始しよう!選手の皆は、スタート位置についてくれ!!』
 
「じゃ、じゃあ行ってきます!」
「おう、頑張ってこいよ!」
 シュウ達は出場するメンバー達を見送った。
『皆、準備はできたな!いくぜ、レディ、ビー・ファイトォ!!』
 
 ワーーーーーー!!
 と一斉に皆が駆け出す。
 
『さぁ、バトルの火花が切って落とされた!東京、赤坂、新宿と3ヶ所のスタート地点から同時にビーダー達が駆けめぐる!これぞまさに、現代のビーダー合戦!
この戦いに勝利するのは一体どのビーダーなのか!?』
 
 参加しない選手は特設された巨大モニターで、フィールドの様子は観戦できる。
 
『さぁ、目立った活躍をしている選手は……おおっと!早くもターゲットをゲットした選手がいるぞ!!』
 
「分身の術でござるよ、ニンニン!!」
 シュバババババ!!!!!
 藩屏がストライクショット、『分身弾』を連射して大量のターゲットをゲットしていく。
『藩屏君のインビジハリアー!手裏剣のようなフォルムによる怒涛の連射にストライクショットの分身弾を交えての大量発射!
これぞまさしく、分身の術だ!!』
 
「あ、あいつの連射すげぇ……!」
 近くで見ていたモブビーダー達は藩屏の連射に圧倒される。
「けっ、でもこのバトルはターゲットを狙うだけじゃないぜ!」
 チャキィ……!
 モブビーダー達が藩屏のシャドウボムに狙いを定めた。
 が、その直後。
 ババーーーーン!!!
 モブビーダー達のシャドウボムが、音もなく撃破された。
 
『のおっと!早くもリタイヤ者が続出!!し、しかし、いつの間に攻撃されたんだぁ!?』
 
「う、うそだろ……なんで俺のシャドウボムが……」
「何も聞こえなかったし、何も見えなかったぞ!」
「ふん、たわいもない。私のステルス弾を使えば、奇襲など造作もない」
 忍は、ただでさえ音のしないインビジライヤのショットに目に見えないストライクショット『ステルス弾』の特製を加える事で奇襲力を更に高めているようだ。
「はぁぁぁぁ!!!!」
 玄摩も凱旋刃で大のターゲットを倒していく。
『玄摩君は、ターゲットを撃たずに斬っている!しかし、一応ビーダマンから発射されたビー玉なのでショット扱いだぞ!』
 ショットの勢いにプラスして、腕を振る勢いがあるので、玄摩の攻撃は射程は短いものの威力はかなりある。
 どんなに重いターゲットだろうが関係ないだろう。
 
『チーム風林火山大健闘!しかし、他のビーダーもどんどんポイントが加算されていくぞ!!』
 
「赤鈴!絶対にお兄ちゃんが守るからね!」
「あぁもう、今回はチーム戦じゃなくて個人戦でしょうが!兄貴は兄貴の戦いをしなさい!!」
「やれやれ……」
 チームマイスイートシスターズは相変わらずの不仲だが、それでも順調にターゲットを撃破していく。
 が、得意の合体戦術を使えないのは痛いのか、他のビーダーと比べて得点は伸び悩んでいた。
 
『ここで、トップに出ているのは、前田誠君だ!堅実な戦いで、着実にターゲットを撃破しているぞ!!』
 
「よし、いいぞゼンダグラップラー!!」
 誠は、ノーマルショットとドライブショットを状況によって使い分けて確実にターゲットをゲットしていく。
「隙あり!!」
 が、誠のシャドウボム目掛けて誰かのショットが飛んできた。
「っ!」
 誠は咄嗟にそれを躱す。
「君は……!」
 撃ったのは、ハヤミだった。
「お前確か、関東予選個人戦準決勝でシュウと戦ってたやつだよな」
「う、うん……君も、シュウ君を知ってるのかい?」
「ああ!俺こそはシュウの真のライバル!早川ハヤミ様だ!この予選に勝ち抜いて、必ずシュウの奴ともう一度戦う。そのために、ここでお前を倒す!」
「そうか。良いよ!」
 ハヤミと誠の激突だ。
「いっけぇ!」
「うおおおお!!ボルトマグナス!最大ショット!!」
 二人の最大パワーでのショットが激突する。
 が、わずかに誠のショットが勝っており、ハヤミのショットを弾き飛ばし、ハヤミのシャドウボムを撃破した。
「ぐわああああ!!!」
『おおっと!なかなかの得点だったハヤミ君がここで無念のリタイヤ!上位を狙える位置だっただけに、これは悔しい!!』
「ちっ、負けちまった……」
「悪いね。僕もここで負けたくはないんだ!だけど、僕を無視していれば君だって予選通過を狙えたはずなのに」
「……逃げで得た勝利に意味は無い。あいつとのバトルでそれを知ったからな」
 ハヤミの言葉を聞いて、誠は全てを理解した。
「そっか」
「さぁ、行けよ」
「うん!」
 誠は次なるターゲットを目指して駆けだした。
「赤鈴~!」
「ちょっ、だからまとわりつくなってバカ兄貴……!」
 バーーーーン!!
 気持ちバラバラなチームマイスイートシスターズのシャドウボムが2つとも撃破された。
「えっ!」
「油断しているからサー!」
 アツトが、アミュレットシーサーで藍人と赤鈴のシャドウボムを撃破したのだ。
「そんなぁ……」
「うぅ、赤鈴……」
 バーーーン!!
 と、その直後、アツトのシャドウボムが爆破した。
「いぃ!?」
「油断しているのは君の方でしたね。悪いですが、仲間をやられてはさすがの私も黙ってはいません」
 縁だった。いつもの穏やかな表情ではあるが、その瞳の奥には怒りが浮かんでいる。
 ズババババ!!
 そんな縁の所へ、物凄い連射が襲い掛かってきた。
「っ!」
 咄嗟によける縁。そこに現れたのは、2丁流のビーダー辨助だった。
「よぉ、なかなか強いなお前」
「今の私は気が立っています。無理に戦うよりは無視した方が賢明だと思いますが?」
「いや、後々厄介になりそうな奴は早めに潰しておくのが俺のポリシーだ」
 ジャキィ……!
 
「縁、これを!」
「僕達の分まで!!」
 赤鈴と藍人が縁にビーダマンを渡す。
「その想い、確かに受け取りました!」
 縁は、3体のビーダマンを合体させて、ジェムオリファルコンを完成させた。
「ほぉ、合体か……ならばっ!」
 辨助も、2丁のビーダマンを前後に連結させる。
「ストリームランサー・トランスフォーム!ロックアックス・エンゲージ!フュージョン・アバランチハルバード!!」
「あなたも合体を……!」
「余剰パーツ無しの合体は一味違うぜ?」
 ジェムオリファルコンは3体合体とはいえ、余剰パーツは多い。
 だが、アバランチハルバードは2体合体だが、余剰パーツは無い。
 どちらが勝つのか……!
「はぁぁぁ!!!」
「うおおおお!!」
 ズドドドド!!
 ジェムオリファルコンからの連射、アバランチハルバードからのパワーショットが激突する。
 その力は拮抗し、弾かれた2つのビー玉が同時にシャドウボムを撃破してしまった。
「うっ!」
「ちぃ、相撃ちか……!」
「仕方ないですね。悔しいですが、これでリタイヤです。すみません、二人とも……」
 縁は藍人と赤鈴に頭を下げた。
「ううん、縁はよく頑張ったよ」
「ああ!また頑張ればいいさ。ねっ、赤鈴!」
「二人とも……」
 そんなシスターズの様子を見ながら、辨助は舌打ちしながら去って行った。
「ちっ、俺も甘くなったもんだ……」
『さぁ、上位者が次々とリタイヤしてく過酷なバトル展開となってきた!
果たして、この中からとびぬけるのは……おおっと!物凄い勢いで得点を稼いでいるビーダーがいるぞ!!』
 
 モニターにその人物の名前が表示された。
 それを見て、シュウ達は驚愕した。
「あ、あいつ……!」
 そいつの名前は、大原タクマだった。
「タクマ……!」
「やはり参加してきたか」
「ジャパンビーダマンカップは眼中にないって言ってたけど、始めからワールドチャンピオンシップに狙いを定めていたんだな……」
「でも、ジャパンビーダマンカップだって優勝さえ出来ればワールドチャンピオンシップへの出場権は得られるし、
いくら実力があっても運が悪ければ予選落ちしてしまうような大会に出るのは危険なんじゃ?」
 彩音が疑問を口にすると、琴音が答えた。
「それは、コンフターティスドライグの完成が間に合わなかったからだと思う。それに、きっとどんな競技内容でも確実に勝ち上がる秘策があるんだよ……」
 シュウ達はモニターに注目した。
 タクマの周りには、大勢の源氏派ビーダー達が囲っていた。
「タクマ様っ!大型ターゲットを発見しました!!」
「分かった」
 下っ端が見つけたターゲットをタクマが狙って得点した。
 ドギュッ!!
 その時、他のビーダーからの攻撃がタクマに目掛けて飛んできた。
「危ない!」
 咄嗟に他のメンバーがタクマのシャドウボムを守ってリタイヤした。
「タクマ様、俺の分まで頑張ってください……!」
「あぁ。その魂、背負ってやる」
 そして、タクマは狙ってきたビーダーへ視線を合わせた。
「貴様……覚悟は出来ているな?」
「う、うぅ……!」
 ドンッ!!
 コンフターティスドライグが火を噴き、そのビーダーのビーダマンを破壊してしまった。
「うわああああああ!!!」
 
『タクマ君は、組織プレイ!大勢の護衛を引き連れて、安全に得点している!しかも、タクマ君自身も凄いパワーだ!他を寄せ付けない!!』
 
 その様子を見ているシュウ達。
「なんだよあいつ!仲間に守られて、卑怯な奴だな!」
「だが、良い戦略だ。奴らにとって、タクマさえ優勝してしまえば良いんだとすれば、他のビーダーは喜んで捨石を買って出るだろう。
個人戦とはいえ、協力してはいけないって決まりはないからな」
「これが、確実に勝てるって言う裏付けだったのね……」
 
『さぁ、トップはタクマ君がブッちぎりだ!!早くも90点!』
 
「タクマ様!あの大型ターゲットを狙えば予選突破です!」
 再び下っ端がターゲットを見つけた。
「ああ」
 タクマはターゲットへ照準を合わせた。
 周りに他のライバルはいない。これで、決まりだ。
 と、思ったが、どこからか音もなくビー玉が飛んできて、ターゲットを撃破してしまった。
「なに……?」
「油断したな」
 撃ったのは忍だった。
 シュンッシュンッ!
 更に大量のビー玉が襲い掛かり、下っ端のシャドウボムを次々と撃破していった。
「拙者もいるでござるよ、ニンニン!」
 下っ端の残り数がかなり減らされてしまった。
「これでもう姑息な真似は出来ないな。源氏派のビーダーよ」
「お主を世界選手権に出場させるわけにはいかないでござるよ、ニンニン」
 チーム風林火山も源氏派と対立した事のあるビーダーだ。
 奴らの危険性は理解しているからこそ、ここで潰そうとしているのだ。
「ザコどもが、小賢しい」
「タクマ様!」
 下っ端たちが二人の忍者ビーダーへ照準を合わせる。
「お前たちは下がっていろ。こいつらは我が引導を渡す」
 三人がビーダマンを構えた。
 そして……。
 
「「うわああああ」」
 決着は、一瞬でついた。
 忍者ビーダー二人のシャドウボムが一瞬で破壊されたのだ。
「ば、ばかな……!」
「拙者達の攻撃が全然効かないでござる……!」
 そして、タクマは無表情のまま、インビジハリアーとジライヤへ照準を合わせた。
 バーーーーン!!!
 インビジハリアーとジライヤはあっけなく破壊されてしまった。
「うぅ……」
「拙者のビーダマンが……!」
 
「ふん、他愛もない。いくぞ」
「は、はい!」
 タクマは、膝をつく二人の忍者ビーダーを意に介さずに先を進んだ。
 そして、再び大型ターゲットを発見する。
 が、既に他の侍風のビーダーが狙っていた。
 タクマはそのビーダーのシャドウボムに向かって攻撃を仕掛けた。
「甘いっ!」
 侍ビーダーは瞬時に振り向いて、向かってきたショットをビーダマンに付いている刀で弾き飛ばした。
「むっ」
「某に奇襲は通用せん。仲間の仇、ここで討たせてもらうぞ」
 玄摩だった。
 既に狼煙によって忍者ビーダー二人がタクマにやられた事を知ったのだろう。
 玄摩はタクマへ恨みの籠った視線をぶつけた。
「ふん」
 タクマはドライグを玄摩のシャドウボムへ向けた。
「はぁぁ!!」
 ドンッ!!
 パワーショットを放つ。
 ガキンッ!
 が、玄摩の薙によってそれは返された。
「ちっ」
 間一髪で返されたショットを躱す。
「ビー玉を撃つのではなく、打ち返すビーダマンか……」
「某に斬れぬものはない」
「ならば、これはどうだ?」
 ズドドドド!!!
 今度は片手撃ちモードにして連射を放った。
「燕返し!!!」
 しかし、弦摩は秘技の燕返しによってそれを全て弾き返してしまった。
「某の前には強発射も連射も、同じ事だ」
「なるほど、ならば……」
 ガクガクガク!!
 ドライグのヘッドが振動し、そこからエアロチューブが発生。
「コントロールショットはどうだ?」
「く、空気の筒……!?」
「ドラゴニックブレス!!」
 ドンッ!!
 エアロチューブ内を、ドライグのショットが進んでいく。
「ふん、このようなコケ脅し!」
 弦摩はチューブ内のショットを弾き返そうとビーダマンを薙いだ。
 しかし……。
「ふっ」
 クンッ!タクマはドライグの角度をズラした。
 するとエアロチューブの向きも変わり、その中を通っていたビー玉はそれに沿うように軌道を変えた。
「なにぃ!?ビー玉が途中で向きを変えた……!」
 バーーーーン!!!
 さすがに対応しきれず、シャドウボムは撃破されてしまった。
「バカな……!」
「その程度か」
 タクマは、凱旋刃を無情にも破壊した。
「ぐっ……某の完敗だ……!」
 愛機を破壊されてしまい、玄摩は膝をついた。
 
「これで、決まりだ」
 ライバルのいなくなったタクマは、悠々と最後のターゲットを撃破した。
『トップ通過者が決まった!!タクマ君が圧倒的な早さで予選を通過だぁぁ!!』
 それを見ていたシュウ達。
「あ、圧倒的過ぎる……!」
「大原タクマ。世界選手権に出てきたら、かなりの強敵になるな……!」
「けっ、上等だぜ!勝ち上がるなら勝ち上がってこいってんだ!俺がブッ倒してやる!!」
 
     つづく
 
 次回予告
 
「予選通過者も決まり、いよいよトーナメントのスタートだ!
最初の対戦カードは、なんと琴音VSヒロト!実質的な、ジャパンビーダマンカップの三位決定戦だ!
 
 次回!『憧れへの挑戦!』
 
熱き魂で、ビー・ファイトォ!!」

 



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