平成仮面ライダーの主人公って、無職ばっかだよなwwwww

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平成仮面ライダーの主人公は、無職が多い……と言う話は割とよく聞きます
 
確かに、仮面ライダーは組織として動くスーパー戦隊やウルトラマン、その他メタルヒーローなどとは違い
完全な個人活動な場合が多いです

仮面ライダーである事が職になる事もありますが、ほとんどが慈善活動と言えるでしょう
だからこそ、義務ではない真のヒーロー性が描かれるとも言えるのですが

しかし、仮面ライダーが職業ではない=無職とするのはいささか早計ではないか

そこで、仮面ライダークウガ~仮面ライダーエグゼイドまでの全18作品の主人公の職業をまとめてみました
 
第1作品『仮面ライダークウガ』(2000年~2001年放送)
主人公「五代雄介」

職業「冒険家」
まぁ、収入源が謎な職業ではありますが
現実にも存在します
主には、旅で得た経験をもとに、本を出したり、ブロガーだったり、講演なんかを開いてるようですね
ただ、クウガとしてグロンギと戦っている時期は冒険家としての活動は休業
たまに知り合いの喫茶店「ポレポレ」の手伝いもしています

第2作品『仮面ライダーアギト』(2001年~2002年放送)
主人公「津上翔一」

職業「専業主夫」(物語開始時)「調理師学校の学生」(物語以前)「レストラン店長」(最終回後)
居候になっている美杉家の家事全般を担っています
記憶を失う前の沢木哲也時代は調理師学校の学生でした
最終回以降ではレストランアギトの店長に

第3作品『仮面ライダー龍騎』(2002年~2003年放送)
主人公「城戸真司」

職業「ジャーナリスト」
ネット記事を配信しているOREジャーナルの新米社員
ライダーとしての活動のせいで仕事が疎かになり、減給された事もありました

第4作品『仮面ライダー555』(2003年~2004年放送)
主人公「乾巧」

職業「クリーニング屋バイト」
元はいろいろなバイトを転々としていたフリーターだが、啓太郎の家で居候するにあたって家業のクリーニング屋を手伝っています

第5作品『仮面ライダー剣』(2004年~2005年放送)
主人公「剣崎一真」

職業「BOARD研究員(仮面ライダー)」
人類基盤史研究所と言う施設に所属している仮面ライダー。
仮面ライダーと言う存在そのものが職業となっていましたが、第1話で早々と施設が壊滅
給料が支払われていると言う描写はあったものの、職業感は一切ありませんでした

第6作品『仮面ライダー響鬼』(2005年~2006年放送)
主人公「日高仁志」

職業「TAKESHI団員」
表向きはオリエンテーリングを主催するNPO団体、「TAKESHI」の団員
実際は魔化魍と戦う鬼を管理する組織「猛士」に所属する鬼
猛士は甘味処「たちばな」も経営しており、その手伝いもしています

第7作品『仮面ライダーカブト』(2006年~2007年放送)
主人公「天道総司」

職業「完璧超人ニート」「ZECTの団員」(一時期)
自他ともに認めるニート。しかし、祖母の残した遺産で悠々自適に生活。
家事全般も完ぺきにこなしているので専業主夫と言っても良い
一時期ZECTに所属した事もありました

第8作品『仮面ライダー電王』(2007年~2008年放送)
主人公「野上良太郎」

職業「喫茶店バイト」
姉の経営する喫茶店「ミルクディッパー」の手伝いをしていました
でも学生っぽくもないのに、仕事が姉の手伝いのみって大丈夫か……

第9作品『仮面ライダーキバ』(2008年~2009年放送)
主人公「紅渡」

職業「バイオリン職人」
物語前半では、理想のバイオリンを製作するために変な材料ばかり探していました

第10作品『仮面ライダーディケイド』(2009年放送)
主人公「門矢士」

職業「カメラマン」
腕は悪いが、一応金を取ってるようなのでプロのカメラマン
居候している光写真館の手伝いもしているらしいです(その様子が劇中で描かれた事はない

第11作品『仮面ライダーW』(2009年~2010年放送)
主人公「左翔太郎&フィリップ」

職業「探偵」
鳴海探偵事務所に所属する探偵

第12作品『仮面ライダーオーズ』(2010~2011年放送)
主人公「火野映司」

職業「バトルおにいさん」
ポケモンバトルのイロハを子供たちに伝授する怪しいお兄さん

違う

職業「フリーター」
日雇いのバイトで、その日暮らせる賃金を稼ぎながら世界各地を放浪していたが
オーズになって以降は、下宿先のレストラン「クスクシエ」でアルバイトをしています

第13作品『仮面ライダーフォーゼ』(2011年~2012年放送)
主人公「如月弦太郎」

職業「高校生」→「高校教師」
職業と言うか、学生と言うか
卒業後は母校の教師になっています

第14作品『仮面ライダーウィザード』(2012年~2013年放送)
主人公「操真晴人」

職業「無職(魔法使い)」「プロサッカー選手志望」(物語開始以前)
こいつは一体何なんだ……居候先の骨董品屋「面影堂」を手伝う事もせずに、協力を得ながら魔法使い活動に専念してます
居候先が協力的だから、良いのかな
魔法使いになる前はプロサッカー選手を目指してチームに所属してました

第15作品『仮面ライダー鎧武』(2013年~2014年放送)
主人公「葛葉紘汰」

職業「フリーター」「神」
よくクビになったり、面接に落ちてばかりの時期もありましたが、フルーツパーラー『ドルーパーズ』で雇ってもらう事に
最終的に、神になって新世界を統治しています

第16作品『仮面ライダードライブ』(2014年~2015年放送)
主人公「泊進ノ介」

職業「特状課巡査」
警察署に務める公務員。まっとうな職業の中で一番動かしやすい職業だが、実は主人公が警察なのは今作が初めて

第17作品『仮面ライダーゴースト』(2015年~2016年放送)
主人公「天空寺タケル」

職業「修行僧」
ゴーストハンター目指して寺で修行していたところ、眼魔に襲われて幽霊に

第18作品『仮面ライダーエグゼイド』(2016年~2017年放送)
主人公「宝生永夢」

職業「研修医」
聖都大学附属病院に所属している研修医。見習いとは言え医者なので、歴代平成ライダーの職業と照らし合わせるとかなりのエリート?

と言うわけで物語開始から最終回まで「完全な無職」は一人もいませんでした
ではなぜ、「平成ライダーは無職」と言う俗説が蔓延してしまったのか?

・無職ではないとはいえ……
平成ライダーの職業の傾向として挙げられるのは「自営業」だったり「フリーター」だったりと
『企業の正社員』と言う立場がほとんどありません
いつ現れるか分からない怪人と戦わなければならない都合上、時間の束縛が厳しいサラリーマンが仮面ライダー活動を兼業するのは難しいと言う事でしょう
そして、一般的な職業のイメージは「会社勤めのサラリーマン」となるので
自由度の高い活動をしている成人男性は「無職」に見えてしまうのでしょう

・職業と仮面ライダーが関わってるか否か
平成ライダーには、フリーターや自営業だけじゃなく企業に雇われている正社員ももちろん存在しますが
ほぼすべて「職業とライダー活動に密接なつながり」があります

「仮面ライダーが職業」ともいえるブレイドや響鬼はもちろんの事
仮面ライダーダブルも、仮面ライダーの力を探偵業に活かしてますし
仮面ライダードライブや仮面ライダーエグゼイドは、勤め先の業務として仮面ライダーに選ばれました

「正社員と仮面ライダー活動を兼業」している例がほぼないのです!

唯一OREジャーナルに務める真司が正社員兼業ライダーとも言えますが
ジャーナリストはほとんど外回りで、決められた業務と言うものが無いので、自営業と同等の自由度の高さがありますね(それでも減給されましたが

 




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