現在、円谷プロダクションの公式チャンネルで絶賛配信中の特撮ヒーロー番組『レッドマン』
この番組、とにかくヤバイ
一部では『赤い通り魔』『暴力摂取番組』などの通称で呼ばれているが
ヒーロー番組としてそんな通称が与えられるってどういうこと!?
『レッドマン』と言うアリがちなヒーロー名からは想像もつかない
とにかく、得体の知れないヤバさがあるのだ
・レッドマンとは
1972年に『おはよう!こどもショー』と言う番組内で放送された1話5分間の特撮ヒーロー番組名であり、主人公の名前
超人的な力を持つレッドマンが悪の怪獣を倒す王道ヒーロー番組なのである
・その実態は
ストーリーもへったくれもなく、ただただレッドマンが怪獣と戦っているだけの内容
『子供にとって特撮ヒーローのストーリーなどどうでもいい』と言うある種真理を突いた作品である
登場する怪獣は過去の特撮番組で使われてボロボロになった着ぐるみを再利用している
・レッドマンのここがヤバい
1.巨大ヒーローなのか等身大ヒーローなのか分からない
設定では身長42メートルなのだが、戦場がどう見てもただの野山で
戦い方も重量感がなく、等身大ヒーローにしか見えない
2.怪獣が特に悪い事をしていない
ただカットされているだけかもしれないが
登場する怪獣は特に害をなしているわけではないので、レッドマンが無邪気に遊んでいた怪獣へ一方的に戦いを挑んでるようにしかみえない
『赤い通り魔』と呼ばれる所以である
レッドファイッ!!
3.戦い方、トドメの刺し方が残虐
レッドマンの戦い方は基本的に接近戦
一方的にボコボコにした後、『レッドアロー』や『レッドナイフ』などの刃物を持ち出して、動けなくなった怪獣へめった刺しにしたり、首をはねたりしている
勝利後は愉悦に浸っているかのように空を仰ぐ
闘いではなく、もはや『暴力』である
4.エフェクトは無し
特撮と言えば、必殺技を使った時のかっこいいエフェクトが華だが
そんなものは一切なし
男らしい演出だ
5.SEが雑
手を加えている所と言えばSEだが、そのSEも『全て同じ音』
強く殴ろうが弱く殴ろうが、パンチだろうがチョップだろうが、全部『なんかリアルに痛そう』なSEなのがシュールである
6.引きから始まる物語
引きのアングルで怪獣とレッドマンが戦っている所から始まる事も割と多く
そのせいで『UMAのフェイク映像?』と錯覚してしまう
7.怪獣の鳴き声が雑
怪獣だからってとりあえずゴジラの鳴き声入れりゃ良いってもんじゃないぞ
・レッドマン裏話
『レッドマン』と言う名称は、元々ウルトラマンの企画段階に使われていた名前で
その後も、円谷プロが何か企画を立ち上げたときの仮称に使われることが多い
つまり、レッドマンとは『ウルトラマンになりそこねた何か』が『使い古された怪獣の着ぐるみを供養するため』に生まれた存在なのかもしれない……
そんな貴方には
グリーンマンとゴッドマンをオススメしておきます。
私の一押しは昔、東映が作ってしまった特撮のスパイダーマンですがね(^_^)
グリーンマンは名前だけは聞いたことありましたが、ゴッドマンは初耳です
レッドマンのようなヒーローがまだほかにもいたとは…!
スパイダーマッ!は一時期ニコニコネタとして流行ってた程度の知識しかないんですが、こいつもぶっ飛んでるんですかね
いつか公式配信されたら観ようと思いますw