フリックスは基本ターン制なので、相手のターン時には何もできません
フリップアウトが非常に簡単に出来ちゃうようなフィールド(摩擦力が低くて、そこまで広くなく、障害物を設置しようにも良いものが無い)だとすぐに決着がついて面白みに欠けます
そこで今回開発したのが
『誰でも同じものが用意できて』
『持ち運びが非常に楽な』
『防御ターン時に手動でフィールドの好きな場所に設置できるフェンス』
こんな風にフリスクケースをL字に開いて、蓋側を壁として使用します
持てる場所は、ケースの半分から後ろ部分だけ
画像では真ん中持ってますが、基本的には側面のみを持つ形だとちょうどいいと思われます
このままだとグラグラで壁としての能力は持たないため
フィールドの側面やフィールド外の路面に押し付ける事で壁として固定します
押し付ける力が弱いと壁はすぐに倒れてしまいます
フリップバリケードをつかったPK戦動画
原則として、フィールド内に設置するのは禁止
相手がシュートするまで、バリケードで機体に触れるのは禁止
攻撃側は防御側がバリケードを用意するまで待ってあげる(紳士)
自機よりも敵機のシャーシが近くなる位置にバリケードを構える事は出来ない
攻撃側は防御側の身体に触れてはならない(ポジションまず防御側が決める)
防御側の手が自機や、バリケード(ケースの蓋部分)に触れた場合もフリップアウトとしてみなす
最大2枚まで使用可能
これによって、すぐフリップアウト出来ちゃうようなフィールドでも白熱したバトルが出来ます!
また、防御側に出来る事が増えたため
どんなピンチな状況になっても相手のミスを期待せずに自分の力で打開するチャンスが生まれます!
通常のフリックスバトルでは、HPが2以下でフリップアウトされやすい位置で相手のターンが来た時は、自滅を願う事以外に逆転のチャンスはありませんでした
しかし、相手のミスを願うのはスポーツマンシップに欠けます
ですが、自発的に防御が出来るのであれば、自滅を願う必要はありません
防御失敗して負けたとしても、最後の最後まで自分の力が結果に影響するので、面白さが残ります
しかし懸念されるのが
「壁を用意したらいつまでも決着がつかないのではないか」
って事です
しかし、フリップバリケードによる防御は割と難易度高めです
なんせケース横幅3㎝程度の壁で、敵機の動きから飛ばされる自機の軌道を読んで瞬時に設置しなければならない上に
壁の固定力は相当弱く、かなり強く側面や地面に押さえつけていないとすぐに力負けして壁が倒れてしまいます
そして逆に言えば、だからこそ飛ばされる自機の軌道を読む力や予測が間違っていた時に即座に反応できる反射神経、力負けしないための筋力……と言った新たに必要な能力が増えるので
これまでのバトルでは弱かったフリッカーが新たな長所を見つけて能力開花するかもしれません
それにマインヒットがあるのでフリップアウトが難しくなっても決着はつけられます
ただ、あくまでこれは『フィールドツール』
『バトルを面白くするためにフィールドに障害物を設置する』のと同じ感覚のツールなので
『このフィールドなら必要ないな』と判断すれば無理に使う必要はありません
・注意
ケースの蓋部分は一部角ばっているため、思わぬケガに繋がる可能性があります
ヤスリなどで削る事を推奨します
・グリップ延長
どうしても、フィールドとプレイヤーの距離が近くなってしまうので
「防御中に自機が手に当ったかどうかの判定が難しい」
「飛んできた機体にぶつかって危ない」
などの問題点が増えます
そういった事が気になる場合は、グリップ部分の延長を推奨
詳しくはこちらを
グリップの延長の仕方によってバリケードの性能が若干変わりますが
対戦相手同士同じバリケードを使いまわせば競技的には問題ありません