仮面ライダー龍騎が特撮未視聴者にオススメな理由

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「特撮を見たこと無い人に最初に何を観せるべきか」

特撮番組ファンなら誰しもが一度は考えた事があるテーマでしょう

ここで挙げられるものといえば
ウルトラマンティガや仮面ライダークウガと言った、平成版第一号作品だったり
仮面ライダーWのような王道ヒーローもの
仮面ライダー電王で声優ファンを狙う

しかし、ユージンが真にオススメするべきだと思っているのはコレだ!!

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仮面ライダー龍騎
2002年放送
平成仮面ライダーシリーズ第三弾で、13人の仮面ライダーが殺し合いをするという異色作

いや、なんでだよ!!
邪道も邪道じゃねぇか!!
むしろ上級者向けじゃね!?
お前が好きなだけだろ!!!

などといった声が聞こえてくる気がします…
が、待ってください!
これにはちゃんと経験に基づいた確固たる理屈と理由があるのです!!!

そもそもですね、特撮ヒーローにそれまで興味を示さなかったような人ってのは
王道やお約束要素を敬遠してたからなわけです

どうせ、怪人が悪さして、それをヒーローが倒して終わりっていう話ばっかなんでしょ?
最終的にヒーローが勝つの分かりきってるし、観てもしゃーない

特撮ファンからすれば、そこに至るまでのシナリオやキャラの心情なんかが熱いのですが
興味ない人からすればそんな事は何も魅力に感じないのです

なので、王道な作品は却って逆効果

「やっぱり特撮なんてこんなもんじゃん」
と余計に侮られてしまうのがオチです

それに対する仮面ライダー龍騎は

戦うのは仮面ライダー同士
なので、どっちが勝つか分からない
もちろん、主人公が最後の方まで生き残ると言うのは決まりきってますが
それ以外のキャラはどう登場して、誰がどのように勝ったり脱落したりするか……

そして、仮面ライダーのシステムも面白く
どんな人間でもアイテムさえあれば変身できて
契約したモンスターの力を使って戦います
モンスターの身体を模した武器を召喚したり
必殺技はモンスターとの合体技です
聖獣召喚して必殺技を繰り出すベイブレードみたいなもんです!!

そんな仮面ライダー達が、多種多様に出演して入り乱れながら戦うのです!
こりゃ燃えないわけがない!

ヒーローものに抵抗がある人でも、メカバトル、ホビー競技ものが好きならばハマる!!!

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ストーリーはちょっと重くキツイところはありますが
ぶっちゃけ初心者にはそんな細かい事を気にさせず
龍騎のライダーバトルを楽しんでってください

僕は高校生までヒーローものに対して
「絶対倒せる怪人を倒す作業の過程を見るだけのもの」
みたいな偏見を持っていましたが
龍騎のテレビスペシャルを見てその考えを改め

「特撮ヒーローって実質ホビー競技アニメみたいなもんじゃん!!」

となって、平成ライダーにハマりました

正義も悪もなく、ライダーバトルがメインの作品は後にも先にも龍騎くらいなものでしたが
後にクライマックスヒーローやガンバライド、ガンバライジングなどのライダーバトルをメインにしたゲームが登場した事を考えると
僕が龍騎を初めて見たときに感じた評価は間違ってなかったんだなと思います

これはあくまで一例に過ぎないのですが

未視聴者に作品を勧める時は、作品の王道な要素をアピールするのではなく
勧められる人が感じる良さを察することが大切なわけです

 

 

CM

 

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