スーパー戦隊シリーズで女性主人公(レッド)がいない理由~ジェンダーフリーとマーケティングは別問題


注意・あくまで個人的な考え方の話です

 

 

 

 

 

今週のHAGっと!プリキュア第19話「ワクワク!憧れのランウェイデビュー!?」の一幕にて

「女の子だってヒーローになれる!」
「男の子だってお姫様になれる」

と言ったシーンがありました(ザックリ要約)
 
個人的な感想としては、素直に感心したというか
前者は90年代から物語作品などでよく描かれるようになっていったものの
後者に関してはまだまだ発展途上と言うか
男の娘と言うジャンルは認知されてきたものの「女の子に守られるお姫様ポジションの男キャラ」と言う立ち位置のものは非常にマイナーで
よくそこまで切り込んだなぁと

が、しかし同時に嫌な予感もしてました
こういうジェンダーフリー系のネタが話題になると、必ず出て来るのが

『逆ステレオタイプ』な人間です

古臭いジェンダー感を、「他者へ強要する人間」が害悪なのは当然の事ですが
逆に、ジェンダーフリー感を「他者へ強要し、そこから外れてるものを批判する人間」も同じくらいに害悪なのです

具体的に例を出すと
「スーパー戦隊や仮面ライダーシリーズは女性主人公がいない」
と言う点を突いて批判するような感じですね
 
スーパー戦隊や仮面ライダーは男児向けの作品なので、彼らが好むような作風や登場人物設定をしているのですが
もちろん、それらが好きな女性は一定数います

そこで「女の子の癖に戦隊が好きなのはおかしい!」と否定するのは害悪でしかないのですが
「戦隊が好きな女の子がいるんだから、戦隊の主役を女性にしろ!」って言うのは、願望としてならアリですが
批判や強制するのは的外れなのです

「プリキュア好きのおじさんのためにエロい回を作れ!」が通じないのと同じです
 
そもそも企業は「商売をする事」が最優先であり
そのためにターゲットを絞ってマーケティングするのは当然のことで
ジェンダーフリーを掲げる輩を満足させるために作品を作ってるわけではなく
ターゲットにした層の多くにウケるために作品を作ってるんですね

男女の話にするから拗れやすいんですが
例えば
香川県で商売するにあたって、一番県民に好かれやすいうどん屋を経営したとします
しかし、「香川県民だって蕎麦が好きな人はいる!」と主張する少数の人間が
「蕎麦好きの香川県民を差別するな!うどん屋を潰して蕎麦屋に変えろ!」と言いだしても通るわけがないんです
もし、少数派の意見を尊重しすぎて、それで商売が成り立たなくなっても、困るのは少数派の消費者ではなく経営者だけあり、権利主張した彼らは一切責任を取らないのですから

もちろん、商売としての裾野を広げるために、少数派の蕎麦好き香川県民のための展開をする事もあるでしょうが
それはあくまでサブでありメインにする事はありえません
 
逆に言えば
香川県民の大半が蕎麦好きになるか
もしくは少数派の人間が経済的に責任を取ってくれるのであれば、香川県のうどん屋の大半を潰して蕎麦屋に変えるという願望は実現可能です
 
同じようにスーパー戦隊で女性を主人公にしてほしいなら
「ターゲットである男児の大半が女性主人公を求める」か「女性主人公を求める層の大半がスーパー戦隊を好きになる」か「東映やらバンダイやらに投資して金の力で実現させる」か「趣味で作る」
くらいしかないんです

少数の嗜好を否定するべきではないのと同時に
商売では多数の嗜好が優先されるという現実も認識する必要があります

 

個人的なジェンダー感としては、別に女の子がヒーローになろうが、男の子がお姫様になろうが
本人が良ければそれでいいんじゃねって思うし
 
僕自身は、男としてやるからには好きなものを貫き強くなりたい、極めて成功したいという古臭い男らしさを求める気持ちと
可愛くて女の子らしいお姉ちゃんに好かれたいって願望があり
プリキュア内で称賛された思想とは大幅に外れた嗜好を持っているんですが

でも、それは誰にも否定される筋合いはないし
同時に、僕が誰かの思想や嗜好を否定する権利は一切ないという事も十分に自覚しています
 
 
ジェンダーフリーは、決して間違った思想ではないし、誰も否定してはいけないのと同時に
すべてにおいて絶対的に正しい思想とは限らないという事も認識しなければ 
真のジェンダーフリーは実現しないのではないかなと言うのが個人的な考えです

 

 

 


CM

スーパー戦隊シリーズで女性主人公(レッド)がいない理由~ジェンダーフリーとマーケティングは別問題」への2件のフィードバック

  1. 花月

    主役ではないですけど、そう考えるとシンケンジャーに出てきた
    姫シンケンレッドはかなり珍しいレッド戦士と実感しますね。
    物語終盤に登場したので出番こそ多くはなかったですけど
    殿であったシンケンレッドが実は影武者で、
    本物の主君が姫の方だったのは衝撃展開で、
    主役じゃなくても、重要な役どころでもう1人のレッド戦士枠という貴重なキャラ、
    そう考えるとレッド戦士だけで考えると
    姫シンケンレッドは貴重な女性レッド戦士と再確認させられます。

    返信
    1. ユージン 投稿作成者

      そうなんですよねぇ
      シンケンレッド(姫)の存在はスーパー戦隊シリーズ史上かなり重要な地位にいるキャラだと思います
       
      が、ジェンダーフリー掲げる人らはその存在を把握した上で、それだけだと満足しないんですよ
      「継続して主人公としてリーダーとしてのレッドを女性にする事」までやらないと納得しないようで……

      返信

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