現在のビーダマンは、対面した状態でビー玉とビー玉が直接ぶつかり合う事がNGとされています。
アニメでも『相手が撃ってきたビー玉を、より強いショット、及び連射で食い止める』と言う、ビーダマンの物語作品ではお約束とされてきた描写が排除されています
かと言って、ターゲットを上手く撃った得点だけを競うような間接的競技だけかと言うとそうではなく
ブロックを間に挟む事で、ビー玉同士のぶつかり合いを避けたブレイクボンバーとその発展型のブレイクボンバー7
回転式ターゲットに設置された玉を撃ちあうブレイクボール
向きを直角にする事で、疑似的にバトルホッケーを可能としたメテオボンバー
など
制限されているからこそ、そこを掻い潜ってさまざまな対戦型競技を生み出してくるWBMAには頭が下がるばかりです
そんな素晴らしい作品の数々を見せられては、こっちも思考を刺激されるというのがファン魂と言うもの
ユージンも、『ビー玉同士が対面でぶつかり合わない』と言う制限に基づいた競技を一つ考えました
その名も『シーソープッシュ』
二人のビーダーは横並びになり
シーソーを横にしたような棒型ターゲットの端を狙います
最終的に押し込んだ方が勝利と言う
バトビー時代にもあった『パワーウォール』の非対面版です
まぁ、パワーウォール自体が今の制限的に問題ないだろうから、パワーウォールやれよって話かもしれませんがw
この競技、ポイントなのは『狙う位置によって、威力が大きく変わる事』があります
シーソーなので、端を狙えば狙うほど大きな効果を得られますが
押し込めば押し込むほど狙いにくくなり、尚且つ力も逃げてしまいます
押し込めば押し込むほど、狙いづらくなって、なかなかトドメをさせない。って言うのはバトルホッケーでもそうですね
押し込まれた時は、巻き返すためのパワーが必要で
押し込んで、トドメを刺す時は、高いコントロール性能を必要とする
バトルの状況によって必要な能力が変わってくるのが面白いんじゃないかなと思っています