新フリックス小説「フリップメーカーズ」設定叩き上げ

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概要

フリックスを題材にした小説
フリッカーではなくフリックスのメカニックとして店を構える男の子が主人公で
大会を勝ち抜くような大きな目標があるわけではなく、店に来る客や彼を取り巻く人間関係を中心としたストーリー
あまり連続ドラマ的にはしない

感覚的には、ごちうさのチノを男に置き換えたような
ハーレムラブコメものを若干意識

あらすじ

舞台は千葉県のいすみ鉄道沿いのどこか
商店街の中にある小さなフリックス専門店
あらゆるフリックスのパーツを取り揃え、さらにオーダーメイドで機体製作や機体修理、個別アドバイスなんかのサービスもやっている
そこでは、不登校の中学一年生の少年八街カイマが職人兼実質店長として経営していた(名義は親の店)
そんな彼の前に現れたのは、一つ年上のいとこ、上総すみれ
大手ラーメン店、なりたけに務める両親がフランス支部へ栄転したため、親戚である八街家が預かることになったのだ
久しぶりに再会した従姉弟
すみれは、一人で店を経営するカイマに感心しつつも
不登校になっている状態やその心に宿った寂しさを気にかける

キャラクター

八街カイマ
身長160cm
根は優しいがぶっきらぼうで、孤独体質
とある事件がきっかけで中学を不登校になってる
フリックス職人としての腕は格別で、店の経営は順調なようだ
小学生の頃は明るく素直な性格で、従姉のすみれに懐いていた

クールでハードボイルドな男がかっこいいと思い込んでおり、無理してそう振舞おうとしているが
基本的に詰めが甘い上にお調子者なので、褒められたりすると嬉しさを隠し切れなくなる
年頃の男の子らしくノンケなので、ベタベタ甘えてくるすみれに対しても悪い気はしていないのだが
弱みを見せたら負けだと思っているので、すみれに対しては頑張って我慢して冷たく対応している
本気でウザく思う時も多い
割とメンタル弱いので、狼狽えるとセリフ噛むし、からかい過ぎると泣く

名前の由来は千葉県八街市と魔改造

「ここのパーツは……もう少し強度を上げた方が良さそうだな……あとは重量レギュの問題をどうするかだな」
「いらっしゃいませぇ……なんだ、客じゃないのか。冷やかしなら帰ってくれ」
「余計なお世話だ。僕はここで上手くやってんだ。あんたに心配される筋合いはない」
「僕は、あいつらを認めないし。僕にとって必要ない!だからもう関わる事はしない。それでいいだろっ」
「ちっ、やっちまったな」
「え、凄い……?そ、そりゃ、まぁ当然だな!なんたって僕は、天才メカニックだしな!このくらいは楽勝さ!凄いってほどのもんじゃ、ないぜ?へへへ。ほんと、普通だぜ?このくらい。でも確かに僕じゃなきゃ出来ないかもしれないよなぁ、ふひひ」
「ふ、ふん、くくだらんな。そ、そんな脂肪の塊に価値にゃ、など、ない!!その程度の事でこの僕をかい、かい……かい、やわ?えっと……あ、アレ出来ると思ったら大間違いだ!どっかいけっ!しっしっ!」
「なっ!視てない!視てないもん!!興味ないって言ってるのにぃ……うぅぅ……ぐすっ……!」

上総すみれ
身長152cm
カイマの一つ上のいとこ
穏やかながらも明るく前向きで行動力があり
ちょっと天然だが、人の情緒には機敏な優しい女の子
お姉ちゃんぶるのが大好きで、幼い頃カイマに懐かれていたのを嬉しく思っている

可愛い系の美人で、そこそこスタイルも良いので異性からの人気が高く
自身も割と自分の容姿の良さは自覚しているのだが
カイマにお姉ちゃんとして好かれる事にしか興味がなく
どんなに冷たくされてもカイマに好かれるためなら色仕掛けでも何でもする、ある意味でタフガイな所がある

妄想癖があり、よく一人で変な笑い方する

名前の由来は、千葉県の上総といすみ鉄道から

「カイ君に会うの久しぶりだなぁ…ふふふ、あの頃のカイ君、私にべったりだったし、顔見た瞬間抱き着いてこられちゃうかも……ぐふふふ、うぇっへへへ……おっといけない、悪い癖が」
「も、もしかして君……カイ君?うわぁ、大きくなったねぇ!私の事覚えてるかな?……って忘れるのはやっ!お姉ちゃんだよ!すみれお姉ちゃん!!」
「うふふ、カイ君かわいい~~!ぎゅ~~……って、なんで押し退けるのぉ!?」
「でも、学校での友達とかも大事だと思うけどな。勉強が出来て、仕事ができるだけじゃなくて、他にも大切な事はいっぱいあるんだよ」
「えへへ~、実はこの料理は私が作ったのでしたぁ!美味しいって言った?今美味しいって言ったよね?はい、もう遅いでーす!カイ君はお姉ちゃんの料理がおいしいって言いました~!毎日食べたいって言いましたー!(←そこまでは言ってない)」
「もうカイ君冷たい~。……でも、なんだかんだ言いながらしっかり視てるよね。このエッチ」
「カイ君って基本可愛いけど、そういう所はちょっとうっとおしいよね」

八街良蔵

カイマの父親。ブラック大企業に勤めるブラックエリートサラリーマン。
年収1000万を超えるほどのやり手だが、勤めてる企業がブラック体制のためにほとんど休みが無く
たまの休みも眠りこけている
幼くして母親を亡くしたカイマを男手一つで何不自由なく育て上げたタフマンだが、精神的な面で寂しい思いをさせている事に負い目を感じており
少しでもカイマのためになればと、カイマが自分の力を発揮するための店舗を買い与えた
親戚の一人娘を家で預かる事を了承したのも、半分はカイマのためを考えての事らしい

名前の由来は、改良+改造

「ふぁ~あ……朝飯は作り置きのがあるから、それチンして食ってくれ。んじゃ、行ってきます」
「カイマには、ずっと寂しい思いをさせちまってるからな。すみれちゃんには申し訳ないが、カイマの事をよろしく頼む。男親だけじゃ、どうしてもうまくいかん事も多くてな」

安房湊

カイマのクラスメイト。
少し内気な女の子で、カイマが不登校になった原因の事件で自分が何も出来なかったことに責任を感じている。

名前の由来は、安房鴨川と上総湊から

「あ、あの八街君……プリント、持ってきたけど……」
「うん、ごめんね。でも、皆待ってるから」
「あ、あわわ!私はそういうんじゃないです!ただクラスメイトとして、心配で」
「そんな、告白なんてしないですよ!」
「八街君は、臆病だよ!確かに私達が悪かったけど、でも今逃げてるのは八街君の方じゃない!」

佐原奈津美

すみれのクラスメイト
所謂サバサバ系女子で、結構人をからかって楽しむタイプ
最初はすみれの過剰なカイマ推しに最初は突っ込んでいたが、反応が面白いカイマを観てすみれと一緒にちょっかい出したりするようになる
フリッカーの弟がいて、カイマの店の常連

名前の由良は、千葉県佐原市と、千葉県の名物ピーナッツから

「はぁ、またそのカイ君か。ほんと好きだねぇ」
「へぇ、確かにすみれの言う通り、ちょっと可愛い子じゃん」
「ほ~ら、お姉さんの太ももだぞ~。あっはっは!何赤くなってんのおっかし~!!」
「あ、やば、本気で睨んでる……ごめんすみれ」
神室ゆかり

クラスメイト1とは真逆で物腰柔らかな大和撫子
バトルはしないが、コンテストの常連でよく賞を取っているタイプのフリッカー

名前の由来は、千葉県佐倉市のゆるキャラ「カムロ」ちゃんと、佐倉市ユーカリが丘から

大まかな設定しか思いついてない

CM

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