爆転シュートベイブレード
メタルファイトベイブレード
ベイブレードバースト
と、3世代に渡って大人気を博してきた競技玩具『ベイブレード』
この玩具の面白い所は
攻撃タイプ、防御タイプ、持久タイプ、バランスタイプの4つのタイプが存在し
それぞれパーツを組み替える事によって自分好みのカスタマイズが出来る所にある
それによって、さまざまな組み合わせのベイブレードが大会で鎬を削っている……と言う場面はほとんどなく
爆転シュートベイブレード時代は、ベアリングベースに小型で丸っこいアタックリングを組み合わせたもの
メタルファイトベイブレード時代は、丸くて重いメタルウィールに背が低いトラック、もしくは背が思いっきり高いトラックに、ディフェンスボトムの組み合わせ
ベイブレードバーストは、丸くて重くてバーストしづらいレイヤーに、フリー回転する軸を有するドライバーの組み合わせ
……まぁつまり、なるべく相手と干渉せずに相手よりも長く回り続ける事が出来るカスタマイズが大体強いです
歴史は繰り返してます
しかし、公式的にこれはあまり嬉しくないのか
あの手この手で崩そうとしてます
例えば
爆転時代だと、マグネシステムで強引にベイの軌道を変化させたり
メタベイ時代は、スタジアム自体がグワングワン揺れ動くZEROGスタジアムを開発したり
ベイバのバーストシステムも持久勝ちだらけにならないようにするために考えられたシステムでした
しかし、結局は持久勝ち一強を崩すほどの効果は得られませんでした
そこで、ユージン的に
どんな商品展開してたら、持久勝ち一強ではなくなるのか？
ちょっと考察してみました
その1 『持久勝ちする上で有利になる商品を出すのは自重しよう』
あからさまに持久型に偏った環境を嫌っているそぶりを見せながら
毎回毎回毎回毎回、チート性能な持久パーツを出しちゃうのがベイブレードなのです
『そんなんだしたら皆それ使って持久戦するに決まってるじゃん！！』って分かり切ってるようなものをなぜか出しちゃいます
丸くて重い外装パーツは絶対に出しちゃダメ！！！
その2 『スタジアムを工夫しよう』
結局、攻撃型が扱いにくい一番の原因は「真ん中にいる持久型ベイに攻撃を当てにくい」って所にあるのです
攻撃型でも斜め撃ちすれば中央へ動かす事は出来ますが、斜めに撃った分回転のロスは大きいし
回転力を上げれば上げるほど中央へ向かわなくなるので、強烈な攻撃を相手に与える事が出来ません
更に、回転力を上げれば上げるほど自滅する確率も上がる……これじゃ絶対に負けられない大会で攻撃型を使えって方が無茶な相談です
なので、攻撃型ベイを思いっきり撃っても自滅せずに回転力を維持したまま中央へ向かうようなスタジアムにするか
もしくは、中央に留まる事が大きなデメリットに繋がるようなスタジアムをデフォルトにするといいでしょう
ZEROGスタジアムなんかは割と理想に近いものではありましたが
あのグワングワン安定性なく動くのはデフォルトにするにはちょっと奇抜すぎるし、運ゲー感がどうしても強くなってしまうのがネック
その3 『出す軸の種類でバランス調整してみては』
攻撃型の最大の魅力を引き出すのは軸です
外装パーツやウェイトパーツが何であれ、軸によって高速で動き回るベイ同士がぶつかり合えば激しく迫力あるバトルになるんです
って事で、軸の種類をコントロール出来れば、他はどうあれ激しく動き回るベイ同士のバトルにならざるを得なくなるのでは
さすがに攻撃型の軸ばかり出すのもあれなので、持久型、防御型の軸も少しは出すべきだとは思いますが
問題なのは「持久力もあって倒れにくい軸」を出しちゃうところなんですよ
そんなの出したら絶対皆それ使うに決まってるでしょ！ってことです
攻撃型軸は、従来通りにいろんな種類を出して
持久型軸は、細くて倒れやすい物だけに絞る。ワイドディフェンス軸とかは出さない！
防御型軸は、摩擦の強い素材のものだけに絞る。持久力は皆無！あくまで攻撃に耐えるための軸
これなら綺麗に攻撃、防御、持久の3すくみが出来上がるんじゃないかなと
CM