レッツ&ゴー!! ファイターのシャイニングスコーピオンは本当にZMC製なのか?

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シャイニングスコーピオン……
アニメ「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」において

フルカウルミニ四駆の生みの親である岡田鉄心が10年前にデザインしたマシンで

あまりにも洗練されたデザインのため
「10年先を行くマシン」と言う理由で正式発表はしなかったものの
「ZMCも完成する事だし、試作品作っちゃおうかなぁ」と言って、密かに試作品を製作

完成した試作品は、SGJCで敗退した小学生時代のファイターへと手渡されます
 
そして、そのシャイニングスコーピオンはZMC製ボディらしく軽量で軽快な走りを披露するのですが……
 
ちょっと待って!
 
爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP編にて
鉄心は、ファイターへシャイニングスコーピオンを渡した後
ミニ四駆の研究を辞めて陶芸家になるために中国の大三元の所で修業をし

そこでZMCの製法を身に着けてシャイニングスコーピオンの完成版第一号を製作し、ホワァンにプレゼントしています
 
あれれれ~?おっかしいぞ~!
 
ホワァンに渡した完成第一号モデルがZMC製法で作った最初のマシンだとすると
その前に作った試作のシャイニングスコーピオンはZMC製じゃないと言う事に
 
と言う事は、ファイターの「やけに軽かったなぁ」などの発言は全て気のせい!?
 
いやいやいや!
でも、試作品作る前に「ZMCも完成する事だし」と発言してるし!
ZMC素材を試す事がお蔵入りにするはずだったシャイスコの試作品を作ろうと言う原動力にもなったわけで
これでプラ製だったら話がおかしくなる
ZMCで作れなかったら、やっぱりお蔵入りにするでしょ

でもでも、ZMCを完成させたのは、その後の中国での話だから……!
 
あああああああ!!!!
 

と、頭を悩ませていたら
一つの仮説を思いつきました
 
中国で鉄心が身に着けた技術は
「ZMC成分を作る事」ではなく

「ZMC成分に釉薬を塗ってから焼き上げる」と言うものだけだったのではないだろうかと
 
つまり、試作シャイニングスコーピオンを作った段階では
「釉薬無しのZMC」しか作れなかったのではないか
 
土屋博士が「釉薬の無いZMC」までは作れたのは(素材の成分を知っていた)
その段階では鉄心の弟子だったから教わっていた可能性が高い
 
しかし、鉄心がZMCに釉薬を塗ると言う発想を得たのは、土屋から離れた後だったから
ZMCに釉薬を塗ると言う発想を土屋は知らなかった
 
そう考えれば
ファイターのシャイスコも、ホワァンのシャイスコも、ZMC素材で間違いはないかもしれません
 
でもちょっと待って
そんな未完成なZMCでなんでファイターのシャイニングスコーピオンは壊れないの?
 
と言う疑問も浮かびそうですが
ZMCの強度(恐らく理論値)を前提として設計したネオトライダガーのボディ形状と違って
シャイニングスコーピオンは、別に素材強度を前提としてるわけじゃありません

そして、釉薬無しとは言え
そこら辺のスチロール樹脂なんかよりも強度面や軽量性は高いのでしょう
そもそも軽さに関しては、成分が同じならば釉薬塗ろうが塗るまいが変わらないでしょうし
ファイターのシャイニングスコーピオンは軽さについての言及はあっても素材強度について言及された事はありません

 

・余談
 
WGP編で、ZMCガンマなる素材が登場しました
これは強度を若干落とす代わりに量産化に成功したZMCなのですが
 
ガンマって事は、その前にアルファやベータがあるのでは?
 
と考えるのが自然です

もしかしたら
釉薬無しの状態がZMCアルファ
ネオトライダガーやホワァンシャイスコに使われているのがZMCベータ
 
なのかもしれません

CM

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