爆走兄弟レッツ&ゴー!! ボディ形状による性能の差異について考察

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リアルな話、ミニ四駆の走行性能の大半を占めているのがシャーシ及びそれらに取り付けられるパーツによるものです
そして、それらのパーツは自由にいくらでも組み替えられるので、マシン性能は自在に変化しますよね
そこがミニ四駆の面白さです
 
しかしそうなってくると
マシンによって「高速重視」や「コーナリング重視」などと言った区別は付けられませんよね
全てのマシンが、パーツの組み換えであらゆる性能に変化させられるわけですから
 
しかし、レツゴにおいてはボディが及ぼす性能の比重はかなり大きく
同じシャーシでもボディが変化するだけで全く違う性能になりますし
パーツを変えても、ある程度ボディが持つ得意な性能は維持されます

では、どういう形状のボディだと、どんな性能になるのか?
そこに法則性はあるのか?
考察してみたいと思います
 
・高速重視
 
代表的なマシンは
マグナムシリーズ、トライダガーシリーズ、ブロッケンG、ベルクカイザー、ガンブラスター、ホワイトナイト(青)、マックスブレイカー
ですね
 
空気抵抗の軽減
スピードを出すためには空気の抵抗を減らせる必要があります
その証拠に、マグナムはウイングを寝かせています

鋭く直線的な形状
これは、VマグナムとVソニックの違いを観れば分かりやすいのですが
フロントカウルが角ばっているマグナムに対してVソニックは丸みを帯びています
こここそが、性能の違いを顕著に表してるのかなと
直進安定性を高める効果があるのだと思われます
そして、上記で挙げたマシンはあまり丸みを帯びていませんね
また、フィンを付ける事で直進性を高めるマシンもあります

重心
一般的に、フロント重心だとコーナリング重視、リア重心だと加速重視となります
そして前後のバランスを整えると直進性が高くなるかと思います
ガンブラスターなどは全体的な重心バランスは整ってそうですよね
 
ダウンフォース
空気抵抗軽減とダウンフォース増加は反比例するものです
しかし、モーターのパワーが上がるとタイヤが空転してしまうので、高速域で更にスピードを上げるためにはある程度のダウンフォースが必要になります
なので高速域になった時にダウンフォースが発生するような形状が理想です
全体的に低角度で、長い斜面だと、そうなるのかなと思います
ネオトライダガーやサイクロンマグナム、マックスブレイカーなどは、ウィングやボディ形状自体の角度は緩いですが、全体が緩やかで長い斜面となっています

・コーナリング重視

代表的なマシンは
ソニックシリーズ、スピンシリーズ、ビークスパイダー、スティンガーシリーズなど
 
丸みを帯びたボディ
コーナリングマシンに共通しているのは前後短めの丸みを帯びたボディです
特にスピン系が顕著ですよね
これは、ただ空気抵抗を軽減してるのではなく、「向きを変える時の」空気抵抗を軽減するためのものなのかなと
 
ダウンフォース
コーナーマシンと言えばやはりこれが必要不可欠
多少空気抵抗が増えたとしても、これを確保してコーナリング時の安定性を高めた方が良いので
ウイングの角度は急角度で、低速域でもダウンフォースを発生させられるようにしてるのかなと
これはソニックが代表的ですね

重心
フロント重心にすればリアを滑らせて鋭くコーナリングすることが出来ます
ブロッケンGはボディ形状は高速マシンではあるものの、フロントモーターにする事でコーナリング性能もカバーしてますね
そして、ハリケーンソニックはフロントにウイングを取り付ける事でフロント側に強力なダウンフォースを発生させることでコーナリング時にフロント重心になって鋭くドリフトします
バスターソニックはフロントダンパーの重みでフロント重心になり、尚且つコーナリング時にはボディ全体を急角度なウイングにしていますね
 
また、左右のバランスをズラせば、その方向への旋回性能は上がります
スピンコブラのバリアブルサイドウイングは、可動式で左右の空力バランスを変化させることで鋭いコーナリングを可能にしています

・加速重視

代表的なマシンは特に語られていないものの
ネオトライダガー、ブレイジングマックスは「高速重視でありながら加速力も補っている」と言う風に描かれていました

重量
軽さは正義!
最高速アップにもつながりますが、それ以上に軽量化は加速力の向上が大きい

エアインテーク
鋭い加速は、それだけモーターへの負担も大きい
と言う事で冷却用の穴が空いていると有利
また、レツゴの場合は空気を後ろへ噴出するジェット効果も追加されるのかなと
空気抵抗が増大するから最高速アップはさほど望めない物の、その分素早く加速が出来る
ナックルブレイカーはフロントにインテークを設ける事で弱点だった加速力を補いましたし
サイクロンマグナムが空気砲を取り付けた理由も最高速アップではなく加速力アップのためでした
また、ゲキドライヴではありますが
加速力重視のマシンとして登場したナイトクーガーはボディに複数のインテークが取り付けられています

重心
実車でもそうですが、リア重心が大正解
大きなトラクションが得られます
ほとんどのレツゴマシンはリアモーターなので実感はあまりないです
しかしダッシュ四駆郎では、FMマシンとの対決の時に
「ホライゾンの血を受け継いだマシンはリア重心による鋭い加速が武器」と言う事に気づきました

まとめ
マシンの性能を決定する要因は様々ですが
今回は、マシンの顔であり簡単に変更の出来ないボディに注目して考察してみました

ただし、これはあくまで僕の妄想です
実際の理論と食い違っている可能性が高いのはもちろん
レツゴ設定的にも正解と言うわけではないので、ご了承ください
 




CM

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