ベイブレードバーストオリジナルルール「リバーストバトル」

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ベイブレードバーストにおける「バースト機能」とは、言ってみれば「負けるための機能」なわけですが
しかし逆にこれを「勝つための機能」として扱った場合はどうなるか……?

つまり、「相手をバーストさせた方が勝ち」なのではなく「自分が相手よりも先にバーストした方が勝ち」とした場合は競技バランスが従来とは大きく変わったものになるのではないか?
と言う事を思いついたので、このルールを考えてみました

従来と違う所は
バーストフィニッシュの勝敗を逆転させて、自分のベイがバーストしたら1ポイント
オーバーやスピンフィニッシュは従来通りだが、得られるポイントを2ポイントとします

バーストの勝敗
バーストとオーバー、スピンフィニッシュの得点を逆転させてみました
さしずめ「リバーストバトル」と言ったところでしょうか

「自分はバーストさせられやすく、尚且つ相手よりも長く回るレイヤーが圧倒的に有利」になるので
ロックが緩くて持久力もあるカオスレイヤーが有利で
ロックが固くて持久力皆無なゼノエクスカリバーがゴミになるかと思われましたが

使い込んだレイヤーならデスサイザーだろうがゼノエクスカリバーだろうが、皆ロックが緩いので
新品時のロックの硬さは関係なく、純粋な形状や重心の勝負となるのです

そして何よりも
「使い古して試合では役立たずになったレイヤーを再起させることが出来る」どころか
「何度も使い込んでバーストしやすくなったレイヤーはむしろ鍛えて性能を強化した」とも取れるのです
相棒と一緒に歴戦を戦えば戦うほど強くなる!ヴァリアブル以上にベイを育成させるルールと言えるのではないでしょうか!?

競技バランス的にも
相手をバーストさせる行為よりも自分がわざとバーストする行為の方が運よりもテクニックが絡んできます
先にバーストしたければ積極的に壁や相手にガンガンあたりに行かなければなりませんが、ミスればオーバーの危険性がありますし、バースト失敗してスタミナを消費してスピンフィニッシュになれば2ポイント取られます
とは言え、緩いレイヤーを使ってガンガンバーストしていく行為はリスクが大きいだけで言うほど難しくはないんですが、結局1ポイントしか取れません

逆に、スタミナ勝負に持ち込めば確実化と言うとそうでもなくて、相手が勝手にバーストされてしまったらもうどうする事も出来ません
ここら辺は駆け引きですね

相手をバーストさせないようにしないといけないため、従来と比べてスピンやオーバーフィニッシュが難しくなっているので2ポイントと高得点を与えられると言うのも面白さに貢献しています
スピンフィニッシュが高得点と言う事は、持久戦になっても、試合が間延びせずにテンポよく進行すると言う事ですから

あと、「相手をバーストさせる」と言う行為は自分の得点にはなりませんが
持久戦でスピンフィニッシュを喰らいそうになった時に「スピンフィニッシュで2ポイント取られるくらいなら……!」と起死回生で相手をバーストさせれば、1ポイントしか相手に取られないので
そういう意味で「相手をバーストさせる」と言う行為は全く無駄なものとは限りません

また、公式では推奨していませんが
メタベイなどとの異種戦を行った場合
従来のルールでは、バースト機能がついてる時点でベイバは不利でしたが
「バーストすれば逆に勝ち」としてしまえば、一気に形勢は逆転です
メタベイはベイバをバーストさせないように場外や持久勝ちしないといけないため、コマとしての性能では圧倒しても厳しい戦いを強いられます
例えて言うなら、中途半端な攻撃を与えると自爆するモンスターと対峙している感じでしょうか
一撃で倒したり、爆破しないようにちょっとずつ弱らせれば処理できるが、倒し切れなければすぐ自爆されてしまう恐怖……!
ベイブレードバーストは、実はそんな凄まじい強さを持ったベイブレードなのかもしれません

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