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ゼノエクスカリバーは、異様にロックが固くて、そして極端に遠心力がないレイヤーです
つまり、『バーストさせられにくい代わりに、持久戦に弱い』と言うとても分かりやすいピーキーなレイヤー
そして付属のマグナムディスクもその軽さ故に、バーストさせられづらさと持久力のなさに拍車をかけています

なので、ゼノエクスカリバーは『全力の攻撃をぶつけさえすれば相手を高確率でバーストさせられる。その代わりにバースト失敗しちゃうともうスピンフィニッシュで負けるしかない』ベイブレードなのです
逆に言えば、『バーストフィニッシュが運ではなくゼノエクスカリバーを使った時点でバーストフィニッシュを狙っている』と解釈することもできるのです
もちろん、ゼノエクスカリバー同士でのバーストは運が絡みますが……
運でたまたまバースト出来たり、攻撃しかけたのに自滅バースト……なんかはとてもつまらないものですが
自分で狙ってやったと思えればバーストフィニッシュはとても気持ちが良いです
失敗すれば絶対にスタミナ負けするというリスクもバースト成功の嬉しさを高めています

が、ゼノエクスカリバーの全力シュートを相手にぶつけるのはかなり至難
そもそも、攻撃タイプドライバーとの相性がすこぶる悪い
偏重心でバランスが悪く、軌道がブレやすい上に、バーストさせるためのパワーで撃ったら相手にぶつけるのが難しい
上手い事ラッシュシュートが出来ても、相手との接触で角度が変われば水泡
自滅の危険も高まります

だったら、スピードに乗って攻撃をぶつけるのではなく、純粋に回転力のみで攻撃すればいい
つまり、持久型の軸をつけちゃえばいいんです

これなら全力で撃っても、自滅の心配はないし、攻撃も当てやすい
攻撃を上手く当てれば、こちらがバーストされる事はほぼないので、バーストするのは相手側です

実際に試した動画

『遠心力の低いレイヤーほどロックを硬くする』と言うのは、初期からやって一貫してほしかったですね……