世にも奇妙な物語2016年春の特別編 感想

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・美人税
 
佐々木希の演ずる主人公が「美人でちやほやされるが故に高い税金を払わされることになる」と言うストーリー
美人だと経済的にも得なのか……
そういえば俺ガイルでも「リア充税を導入すべき」って言ってたな
 
しかし、個人的な好みが関与する見た目で税を取るって、基準大変そうだけど
公平な基準が出来れば
明確に美人が公的に数値化されるわけだから、承認欲求満たされるし
承認欲求満たしたい人が数値アップを目指せば目指すほど国は潤う
そして、不細工な人は余計な金銭的に優位だしで案外良いかもしれないw
 
最終的に結婚して仕事せず、金使わない人生歩めば良いし(買い物は子供に行かせる)
 
あぁ、でも美人税が所属してる組織や配偶者にも負担かけるとしたら、美人のメリットほとんどなくなるな
 
でも、美人税測定器で数値が上がるなら、その時だけ不細工なれば良い
ってガバガバだなww
測定するときだけ変装する奴続出だろww
 
と思ったらやっぱり、脱税の判定は厳しいのね
 
「美しさは罪」と言う言葉はあるけど、文字通り逮捕される展開
 
2年後、心を磨いて娑婆に出た主人公だけど、その時には美人の基準が変わってた 
「流行によって美人は移り変わるもの」と言うオチ
やっぱり公平な基準は無理だ
  
 
・夢みる機械
 
諸星大二郎のSF大作「夢みる機械」が原作のエピソード
売れない漫画家志望の男性が主人公
知らず知らずのうちに、周りにいる人間がロボットに入れ替わっているという恐ろしいシナリオ
 
諸悪の根源は、「夢の中で幸せに生きる人間の代わりにそっくりなロボットに社会活動をさせ、その社会の支配者になる」と言う目的の会社
しかし、その社長もすでにロボで、本物も夢を見ているというオチ
 
マトリックスみたいなものか!
あと、そらのおとしものもこんな感じのストーリーだったな
メンテとか電力配給を、ロボ自身が自給自足できるなら不可能じゃない、のか?
実際自己増殖、修繕機能をもったメカは開発されてるらしいしね
 
でも、ちょっと突き飛ばしただけで機能停止するようなロボじゃダメだろ!
 
理事長役の山路和弘さんは仮面ライダーブレイドの烏丸所長役でしたね!
 
恐ろしいシナリオではあるけど、結構使い古されたネタで、オチも読めたからあんま怖いと思わあかったな
恋人役を目覚めさせた時に「なんで起こしたのよ」って言われたシーンはちょっとゾクッときた
 
 
・通いの軍隊
 
世界的な納豆ブームを受けて『ニュー・イバラキ』が独立国家として政府軍と戦っており
サラリーマンとして軍事活動に参加しているという、戦争にも関わらずライトな雰囲気
軍事活動がサラリーマン化したら
「ライフルに不具合が発生したから前線に行って謝ってきてくれ」だの
「流れ弾に当たるかもよw」なんて軽口が飛び出すのか……?
 
バイト感覚で軍隊に参加出来ても、絶対ブラックだろ……!
時給良くてもやらないわ
 
『通いの軍隊』として、戦争の自覚はなく「ただ、仕事だから」「雇われているから」で軍事活動をしていた主人公ですが
サラリーマンでも戦争は戦争、命を奪われる時は容赦なく奪われるし、自分達も奪ってきた
物事にはすべて因果関係があるので、無責任ではいられない 
  
それにしても、茨城なんかより千葉の方がよっぽど国家として独立できそうだけどな!!
 
・クイズのおっさん
 
クイズ番組の商品が「クイズ1年分」
「クイズのおっさん」が所かまわず現れて、クイズを仕掛けてきます
 
最初は嫌気がさしてたものの、交流を深めるうちに友情が芽生え、同居することに
 
でも、何しててもクイズ出してくるからストレスたまりそうだな……
 
クイズは就活の役に立たない
けど、クイズが得意って事は普通に物知りって事なんだから、そこを活かしてアピールできないもんかな
 
1年経ってクイズのおっさんとお別れ
最後のクイズの答えは「友達」
 
しかし、クイズのおっさんはあくまでクイズのおっさん
あのクイズ番組でまた優勝者が出れば、その人の所へクイズのおっさんは行くのでした
そのことへの嫉妬を感じながら物語は終了
 
 
・エンディング
 
今回の主人公たちは皆「ユートピアのロボットだった」と言うオチで締めくくり
 
なんかドラマのメイキングっぽくて面白かったw
 




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