【閲覧注意】ミニ四駆は課金ゲー?

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超個人的な偏見による語りです
あくまで、あくまで個人的な考えです
特定の他者や特定のジャンルを否定して貶めてやろうとかそういった意図は一切ありません

ミニ四駆ファンの方は閲覧注意です
もし仮にこの記事を読んで不快になったとしても、それはこの記事を見てしまったあなたが悪いと言う事でどうか一つお願いします

 

 

 


 

 

 

では、いきます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふと、思ったんですが
実際の所ミニ四駆ってプレイバリュー微妙じゃないですかね?
ここでいうミニ四駆はレツゴ的なものではなく、公式で開催されている大会に準拠したものです

たしかに、長年の歴史がある故の商品の多さや品質の信頼性、生産が途切れない安心感は他のホビーにはない大きな強みです

しかし、しかしですよ……!
例えば、ビーダマンは残念ながら商品展開が途切れた時期が存在し、今もまさに途切れてるんですが
それでも、物さえ持っていれば楽しく遊べますよね

ベイブレードも、ベイバが始まる前でも物さえあれば十分バトル出来ました

BANG!もバトルダーツも、クラッシュギアもカブトボーグも

物さえあれば、いつまででも遊べるんですよね

では、ミニ四駆を同じ条件に引きずりおろしてみましょう

商品展開は無し
生産もされておらず、お店にも中古ショップ以外には一切ミニ四駆関連商品が置いてないとします
あるのは、手持ちにある使い古したマシンといくつかのパーツだけ

さぁ、この条件で公式と同じような遊び方をする縛りで、他のホビーと同様に楽しめるでしょうか?

・・・・・正直、僕は厳しいと思います。良くて、プラレール感覚で小さい子が喜ぶ止まりでしょう
ミニ四駆の楽しみは9割工作にあります。ぶっちゃけレース単品での面白さはほとんどないでしょう
完成品しかない状態、改造しようにもパーツの買い増しが出来ない状態ではすぐに底を尽きます

つまり、ミニ四駆は『買い増しが出来なければ全く面白くない玩具』なのです

しかし、それこそがミニ四駆が長年続いている一因でもあるのかなとも思ったりします

『買い増しできなきゃ面白くない』って事は、『面白くするためには買い増しが必要』と無意識にユーザーに刷り込みます
しかも、現在はターゲットを子供からお金のある大人を中心にして幅広い世代へ広めています

完全に小学生を対象にしていた頃と比べればブームの規模は小さいものの(あの頃は今と比べて物理玩具が強かった)
他の物理玩具と比べれば、安心と信頼の商品展開が続けられています

そう、カードゲームやソシャゲほど露骨ではないにせよ
ミニ四駆は、物理玩具界の課金ゲーに近いのです……!

もちろん課金だけじゃなく工作技術やアイディア力がなければどうしようもない部分が大きいのですが
技術やアイディア力を実現させるためにはそれなりの課金が必須。そして一度実現させても各パーツは消耗品だからすぐにまた課金しなければなりません
さらに、性能が高く、シビアな改造をすればするほど失敗率や消耗度や故障の危険度が高くなり、失敗したり消耗したり故障するたびに課金が必要になります

そもそも走行そのもののプレイバリューが低いって所もミソで
全く同じマシンが同じコースを何度走らせても、ほぼ同じ走りしかしません(多少の乱数はありますが、たかが知れてます)
誰と対戦しようが同じです
そこを変えるためには、パーツを買い足し、セッティングを変えたり改造しなければなりません

もちろんマシンを手に入れるためには課金が必要ってのは他のホビーだって同じです。最低条件です
しかし、一度愛機を手にしてしまえばあとは特定のメーカーに頼らずとも個人で改造したり修理したり、自分の腕を磨いたりすればいいが故に商品展開がなくとも楽しみ続けられる他のホビーと違い

ミニ四駆は、課金し続ける事が楽しみ続ける事の絶対条件なのです

 

これこそが、ミニ四駆の強み……!
商売として展開し続ける事を考えれば、このやり方は強いのです……!

つまり、やっぱりタミヤは凄い!!と言う事に行き着きます(ここが終着点

・おまけ

逆に、僕の理想としてる物理競技玩具物語の世界は商売するって意味では非常に、非効率的なんですよね……
理想を実現させるためには、メーカー主導な展開のさせ方は相性が悪い
物を売ってお金が入るのではなく、プレイしてくれる事によってお金が入ればいいんですが

 

【閲覧注意】ミニ四駆は課金ゲー?」への4件のフィードバック

  1. 確かに今のミニ四駆は金がかかり面白くないと思う。
    私は初代ミニ四駆ブーム時代ですがあの頃が金銭的にも常識的だったと思ってます。大会を見に行くと誘われますがミニ四駆にまでそんなに金はかけられません。それにあんなにごちゃごちゃした車は魅力無し!今度、金も掛けずにほぼノーマルで優勝を狙ってやろうかなぁ。

    返信
    1. ユージン 投稿作成者

      一度買えばずっと遊べていろんな楽しみ方が出来る家庭用ゲームに対するゲームセンターみたいなもので
      遊ぶたびに金がかかり過ぎちゃう面は大きい気がしますね
      もちろん、娯楽提供してくれてる側に金を払うのは至極当然なのですが

      金払ってマシンを手に入れる→走らせる→違う走りにするためにはまた金を掛けなきゃいけない→何度か走らせただけで消耗パーツを買い替えないといけない
       
      という具合に、ほか玩具と比べて消費のペースが早いかなーって言う感じがしてました

      というわけで僕はノーマルマシンだけで改造せずにいろいろと遊びつくせないか模索してますw

      返信
  2. 通りすがり

    こんにちは
    また復帰しようかと悩んでいます
    そうしたらこの記事を偶然拝見しました
    記事の内容に怒るどころかハッとさせられました
    構造は課金ゲームと全く同じ事に!
    冷静になりましたし、考え直します
    スケールモデルを作る方が余程有意義ではないかと
    ミニ四駆は敷居が低いぶんだけ中毒性がありそうです
    でも記事自体は面白かったです
    では失礼します

    返信
    1. ユージン 投稿作成者

      1年以上前の記事にわざわざありがとうございます!
      個人的に、商売する上では課金ゲーになるのはむしろ正しいと思いますけどね
      「イベントや商品展開がこれからもずっと続いてくれるだろう」と言う信頼感がタミヤとミニ四駆最大の強みで
      「イベントや商品展開が終わったとしてもずっと楽しみ続けられる」と言うのが他の玩具の強みなんですよね
       
      低コストで、モノさえあればずっと遊び続けられるものとして
      僕がオリジナルで展開してるおはじき工作玩具企画、「フリックス・アレイ」などいかがでしょう!?(宣伝)
      http://www.neoujin.com/?page_id=5775

      返信

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