やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 最終話

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原作11巻の後半のエピソード
11巻はページ数が少ないから、比較的カットされてる部分が少なくて好印象

・クッキーのん

本音では八幡を巡る三角関係になってるはずなのに、互いに遠慮してそれにすら発展しないギクシャクした雰囲気

結衣に遠慮してせっかく用意した八幡用のクッキーを出せずにいたけど、その結衣に促されて妥協案として皿の上に出したクッキーを渡す

原作だと八幡視点で語られるから『本当は八幡用に梱包したクッキーを用意していた』ってのは明かされてないんですよね
アニメだとカバンの中に梱包されたクッキーが入ってるのを結衣が見つけてる
ここは第三者視点で観られるアニメならでは

・姉のん襲来

またこの姉はいらんところで現れる上に、今度は一緒に住むとか爆弾発言
一緒に住んだら息詰まりそう

『雪乃ちゃんはいっつも自由にさせられてきたもんね』
姉のん若干嫉妬入ってる?
ゆきのん以上に姉のんは家に対してフラストレーション溜まってそうだしなぁ
自分よりも自由なくせに、自分の後を追い続けて、なんでも自分に影響されてきた妹……
文化祭編では、『雪乃を成長させるためにあえて悪役になっている』って八幡は推測してましたが、それ以上に歪んだ感情や目的がありそうなんだよなぁ

『今まで喧嘩なんて事ないんだから』
一方的にボコボコにする事は喧嘩とは言わないからな

・由比ヶ浜家

由比ヶ浜マ超可愛い
なんでおかんって子供が友達連れて来るとテンション上がるんだろうね
結衣はおかんに八幡の事無意識にのろけてそう

・コピペ通話

原作でも印象的だったシーン
原作だと八幡は気づかなかったけど、アニメだと八幡も気づいてるっぽい表情してる

雪乃は文化祭後から八幡に対してイエスマンなんだよなぁ

・葛西臨海公園三人デート

「ここなら雪も関係ないし!」
原作だと、水族園に入る前に言ってるから『なんで葛西臨海公園だと雪関係ないんだ?芝生広場とか遊びにくくね?』って思っちゃったけど
アニメだと水族園のエスカレーターに乗りながら言ってるから説得力増し増し
久々にアニメの良改変を観た気がする

・ハンマーヘッドシャーク

漢のロマンだよな
フリックスでも二機ほどこいつのモチーフがいるくらいロマン
八幡の細かい写真指定はカットしてほしくなかったな

・挿入歌

由比ヶ浜結衣ソロの第一期EDきたああああ!!!!

・寄る辺が無くとも

八幡「寄る辺が無くとも立ち続ける、そんな雪ノ下雪乃に憧れていた」はかつて八幡が押し付けていた理想
そして今の雪乃は「寄る辺が無ければ、自分の居場所も見つけられない」

・三人で観れて良かった

クラゲを……じゃなく、花火を
夏休みの時、結衣は三人で花火を観たかったんだろうな
あの時も雪乃は家のしがらみで会えなかった

・観覧車

『さすが、俺の千葉だな』
をなぜカットしたああああああ!!!!
一番笑えたセリフなのに!!!

・あの時のお礼

第1話の伏線をここで!
もう11巻読んで知ってるけど、こんなん見せられたら泣いてしまうわ

「ただのお礼」
そこに込められていた想いや答えが変わる事もあるはずだ
かつて、由比ヶ浜が八幡と親しくしていたのは、負い目を感じていたからだと勘違いし、突き放した事がある
『自分に親しくしてくれた事が十分な礼になる』だからこそ『このクッキーをただの礼として受け取りたくない』
好意があるんじゃないかって少し期待しちゃってますね。もう期待なんてしないって前に言ってたのに

でも、由比ヶ浜は『今までしてきたことは礼ではなく好意からくるもの』って自覚があるから、渡したクッキーは『あくまでも礼』と言い切った
それは今までの自分の行動はあの時の礼儀からくるものではないから

・由比ヶ浜が雪ノ下と八幡へ与えた試練

「嘘でもいいから奉仕部で仲良く過ごしたい」そう言って雪ノ下を試すように依頼をする由比ヶ浜
結果的に、八幡がその提案を却下し、由比ヶ浜もその言葉に満足しますが

由比ヶ浜は、本物だけじゃなく、嘘の関係も望んでいたのかな
本物が手に入らないなら嘘でも良いから欲しいと

・雪ノ下の未来を誰かにゆだねていいはずがない

「いつか、私を助けてね」
この言葉は、雪ノ下が心を開いたプラスの言葉ってわけじゃないんだろうな
『助けを求めず、自分自身の力で解決する』それは奉仕部の理念でもあった

・最後の依頼

まだ残ってる八幡の依頼『本物が欲しい』
そして、雪ノ下の依頼とは……

とはならず、完!

原作のストックが無いので、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 これにて終了です!
スタッフの皆様、楽しいアニメをありがとうございました!!

12巻の内容は劇場版かな?来年やるかな?

って、そりゃないぜ……

第一期の最終回は、一応キリよくまとまってただろう(涙

俺ガイル続を総評すると『原作のエピソードを限られた尺で淡々と消化しただけ』ってなっちゃうんですよね

第一期も尺の関係で原作エピソードかなりカットされてますが
それでも、カットしつつも最低限話の内容は分かるようにして、カットした内容も『一期中では解消されないような伏線』や『そのまんまやったら明らかにグダる』って内容が多かったように思います
例えば、『戸部が海老名さんを気にしてる発言』や『愛してるぜ川崎!』は一期単体では話に影響しない無駄な伏線ですし

第6話の、陽乃との遭遇や由比ヶ浜との再会を一つのイベントでまとめたのは自然な流れですし

遊戯部VS材木座のエピソードも、面白いっちゃ面白いけど限られた尺を使うほど重要ではない
って感じに、『一つのアニメとして』の完成度は高かったと思うんですよね……
そして最後はキリよく文化祭編で終了(体育祭はおまけ)

それに対して2期はアニメ作品と言うよりも、原作のPVを観てるような、そんな印象でした
作画キレイだし、声優さんの演技は素晴らしいしで、それはそれで楽しかったですけどね

まぁともかく、来年の劇場版を期待しましょう!

 

 




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