ミニ四駆世界グランプリ
アメリカ代表NAアストロレンジャーズのマシン
バックブレーダー
NASAの宇宙開発技術がふんだんに使われており
アクティブサスペンションによる走破性
人工衛星と連動する事によるデータ収集能力
そして、レース終盤に余ったバッテリーを全て使い切る事でラストスパートをかけるパワーブースター
など高性能な機能を多数備えており
リーグ成績トップにもなったほどのマシン
オーストラリア代表ARブーメランズのマシン
ネイティブサン
最大と特徴は太陽光を利用する事でバッテリー交換無しでの長時間走行を可能にし耐久レースに優れるが
それ以外の部分でパッとした優位性が無いため、成績は芳しくなかった。
と、全く共通点のなさそうな二台だが
もしかしたらこの二台、兄弟機だったのでは?という仮説がふいに浮かびました
もちろん、根拠もあります
【マシン機能の共通点】
・アクティブサスペンション
NASA開発の高性能マシンと太陽光を使った耐久マシン……一見すると関わりがなさそうに思えますが
実は、ネイティブのフロントはバックブレーダー同様にアクティブサスペンションを搭載しているのです
それは、五カ国対抗選抜レースやWGPガイドブックにもその事が記載されています
リアに無いのは、ソーラーパネルを搭載したからスペースがなくなったのでしょう
そう考えるとこの二台はどことなくシルエットも似ています
・終盤でバッテリーを使い切る走行
ネイティブサンはソーラー電池だけでなく普通のバッテリーも搭載しており
レース終盤で両方のバッテリーの力で加速する気では?と言う推測がリョウの口から語られました
実際は加速には使わなかったものの、パワーブースターのような使い方も可能でしょう
・永久機関による走行
ネイティブサンの特徴はご存知の通りソーラー電池による長時間の走行ですが
何を隠そうバックブレーダーも原作の方では走行するたびにバッテリーを充電して走っている永久機関マシンでした
さすがに無理があるのでアニメでは採用されなかったものの
設計思想の中に、バッテリー交換なしで走り続けられるマシンと言うアイディアはあったのかもしれません
結果として永続走行を選んで進化したのがネイティブサン
レース内で効率よくバッテリーを使い切る事を選んだのがバックブレーダー
という分岐なのかも?
そしてそれを裏付けるかのようにWGP2でバックブレーダーは人工衛星からバッテリーを充電するサテライトエネルギーチャージャーという機能を搭載します
ネイティブサンが太陽なら
バックブレーダーは衛星からエネルギーを得ます
どちらも天気が悪いと使えないという所が共通してます
・共同開発したモーター
世界グランプリ中盤にて、ドイツ、アメリカ、オーストラリアの三国が共同開発したサンシャインモーターが登場します
ドイツ、アメリカは技術面での利害の一致と言う事で分かりますが何故オーストラリア??
もしかしたら、アスレンとブーメランズのレーサーは仲が良いのかもしれません
【アスレンとブーメランズの仲の良さ】
・ファイナルステージでの会話
新型のサンシャインモーター開発についてブレットとジムが仲良く話しています
もう一つの共同開発国であるドイツは無視ですかそうですか
やはりアストロレンジャーズ的にはブーメランズと交友が深そうです
・ジムとブレットに接点なんてあったか??
劇中では描かれていませんでしたが
実は、ブーメランズのリーダー、ジムアレキサンダーはアメリカのレーサーと非常に接点があるのです
そう、ジム・アレキサンダーはアメリカで開催されたグレートUSAの公式チャンピオンなのです!
Rに敗れたものの、公式大会の記録としてはジムはアメリカで優秀なレーサーとして讃えられているはず
だとしたらアメリカ代表で世界グランプリに出場するアストロレンジャーズと交友が深くても何も不思議ではないのです
そして、同じ原型マシンからそれぞれネイティブサンとバックブレーダーに発展させたとしても何もおかしくはないでしょう
CM