この世には二つの派閥の対立がいくつも存在します
ネコ派VSイヌ派
ごはん派VSパン派
赤いきつねVS緑のたぬき
FFVSDQ
巨人VS阪神
きのこVSたけのこ
その中の一つに
このブログとは切っても切れない派閥争いがあります
それが
コロコロコミック派VSコミックボンボン派です
ご存知の通り二つとも小学生男子を対象にしたホビー展開をメインとしたコミック誌で
90年代〜00年代において人気を二分していた雑誌でした
ミニ四駆、ヨーヨー、ポケモンといった具合に能動的に対戦するホビーを重視するコロコロに対して
ガンプラなどの観賞用ホビーを重視するボンボンは、コロコロと比べるとややオタク向けな印象を受けるため
ほとんどの場合は
コロコロ派=活動的
ボンボン派=根暗
と評されており
実際売り上げも圧倒的にコロコロ>ボンボンと言う現実に
争いと言うにはあまりにも可哀想なくらいにボンボン派が劣勢でした
そもそも男児向け雑誌としての老舗であり、常に新陳代謝を怠らずにブームを巻き起こし続けるコロコロへ対等に戦うと言うのが無理な話でしょう
しかし、派閥争いというのは往々にして互角なもの同士の戦いよりも、力の差が歴然なもの同士で行われることが多いです
巨人VS阪神
きのこVSたけのこ
現実的な人気や実力では両者には決着がついてます
それでもなお争いが終わらないのは
人間は劣勢に立たされば立たされるほど力を発揮し、愛を深める生き物だからでは無いでしょうか
出来の悪い子ほど可愛いと言いますか
少数派だからこそ、一人一人に自覚が生まれて思わぬ力を発揮するのです
まぁ、その結果過激な行動に出る人間もいますが……
争いとは劣勢な層が優勢な層へ噛み付くことで発生するのかもしれません
とまぁそれはそれとして
この永遠に続くと思われたコロコロVSボンボン戦争に関しては、もう終わりが見えてるのかなと思います
だってボンボンは廃刊してますしね
ボンボンTVと言うYoutubeチャンネルとして名前だけ復活しましたが
コンテンツ内容はコミックボンボンと無関係なので、あれを見てコミックボンボンを思い出す人は少数派でしょう
廃刊したのは2007年
あの当時対象年齢10歳だった少年はもう22歳です
さすがに彼らが30代になる頃にはこの話題はでてこなくなるんじゃないかなと思います
ちなみにユージンはコロコロ派ですが
クラッシュギア展開当時はボンボンも買ってました
クラッシュギアに関してはコロコロじゃなくボンボンだからこそ成功したと思わされる稀有なホビーだと思います
あのちょっと背伸びした重厚ストーリーのアニメ
完全に子供よりもお父さん狙いと割り切っていたホビー展開
コロコロではなかなか出来ないのかなと
CM