OSギアに合わせて進化を遂げたビーダマンだが
それでは、OSギアの形状から逸脱した発展は不可能
そこで辿り着いた答えは
OSギアの互換性や強度をビーダマンそのものに持たせると言うもの
その発想はまさに、甲殻類から脊椎動物への進化そのもの
外骨格ではなく内骨格にする事で、肉体は更に大型化する事ができる
ビーダマンと生物の進化には共通点が多いのです
その結果生まれたのがPIシステム
バトルフェニックス!
デルタシステムは、上爪にローラーがついて強化
そして、最大の特徴は肩についているキャノンサスだろう
巨大なバネが常にホールドパーツを締め付けると言うもの
この発想は、性能、見栄え、共に素晴らしく
以降フェニックスの代名詞的なギミックとなる
実際はバネによる性能強化はさほど高くはないが
単純にホールドパーツに物を詰めてパワー強化するよりも
バネによるパワー強化はホールドパーツへの負担が少ないと言う利点がある
個人的なPIシステムの印象は
オモチャだけどオモチャじゃない
ビーダマンを本格的なメカへ昇華させたシステムと言うものがあります
その理由は多々ありますが
OSギア以前のビーダマンはパーツの取り付けがスナップフィットかボスの摩擦によるものでした
これだと取り付け取り外しの方向が単一の直線上なので
ちょっとした負荷や衝撃ですぐにパーツが外れてしまいます
すぐパーツがポロポロ外れるようなメカがあるでしょうか?
しかしPIシステムは
マガジンとトリガーは、ボディ背後のスライドレールによって行われ
さらに、ヘッドやアームはネジ止めを採用
これによって、PIシステムは破損しない限り分解しないメカとなったのです
ただ分解と組み立てを繰り返してカチャカチャするだけでも本格メカを扱ってる気分になり
男の子ゴコロをめっちゃ擽ります
CM