ネオトライダガーZMCはなぜフルカウルミニ四駆として成り立つのか?考察

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爆走兄弟レッツ&ゴー!!に登場する鷹羽リョウが使うマシンの中で最も人気が高いのがネオトライダガーZMCだと思います
このマシン不思議な形状をしてますよね?

【フルカウルミニ四駆】と言う分類でありながら、フロントタイヤの上部がほぼ剥き出しになっています
申し分程度にフロントにカウルはあるものの、あってないようなもんですw

そもそもフルカウルミニ四駆とは、タイヤをカウルで覆う事で空力を大きく改善し、性能を高めたマシンを指します
ネオトライダガーのフロントカウルは、とてもじゃないがフルカウルしてるようには見えません……

レツゴ世代のレーサーなら、一度はこの疑問を考えたことがあるんじゃないでしょうか?
でも実は、この疑問を解決するセリフが劇中にちゃぁんとありました

無印第14話「驚異の最強マシン 大神博士の野望」にて

土屋「そこまでタイヤが見えてしまってはもうフルカウルとは言えないだろう?」
助手A「そうですね」
助手B「確かに」
助手C「難しい所ですね」
土屋「だけど、理論的にはちゃぁんと説明がついていたのさ」

ハッキリ言って、この会話謎です
大神博士の所へ連れられた烈と豪を心配した良江が土屋博士へ連絡する直前の会話なのですが
一見すると、『なんとなく研究者っぽい会話を意味もなく入れただけ』とも取れるのですが

よくよく考えるとこれ、密かな伏線だったんじゃないかなと
 
この時点で土屋博士はセイバーの後継機としてVマシンを製作していましたが
更にその先の構想としてネオトライダガーの原型となる構造のアイディアもあったのではないかなと(トライダガーの後継にするつもりはなく、あくまで空力マシンの進化として)

その証拠に、先ほどの会話では
「そこまでタイヤが見えてしまってはフルカウルとは言えない」けれど「理論的にはちゃんと説明がついていた」
 
つまり「フルカウルとは思えないほどタイヤが露出しても、理論的にフルカウルだと説明が出来る」
と要約できるのではないでしょうか

 
まとめると
見た目的にフルカウルとしては微妙なデザインだとしても
空力効果として同等の物が出来れば、それはフルカウルと言える

その答えが、ネオトライダガーのフロントカウル

恐らく、申し分程度に備え付けられたフロントカウルが空気を跳ね上げてるので、タイヤ全体を覆う必要がなくなった
それによって、全体的に無駄がなくなり、よりブラッシュアップされたボディ形状が可能になったのでは

その証拠に、土屋デザインじゃないとはいえ
ネオトライダガー以降のマシンは、タイヤのフロントだけを覆って、後ろ側を覆わないようなマシンが増えましたよね(サイクロンマグナムやハリケーンソニックなど)

この事から、ネオトライダガーZMCは立派なフルカウルミニ四駆なのです

CM

  




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